第12回農薬レギュラトリーサイエンス研究会 開催案内


主催 : 日本農薬学会・農薬レギュラトリーサイエンス研究会
日時 : 平成16年12月16日(木)午後より17日(金)午後4時までを予定
場所厚生年金の宿;ウェルサンピア埼玉おごせ
   TEL:049-292-6111、 http://www.kjp.or.jp/hp_42/
      埼玉県入間郡越生町大字古池700
      (池袋駅から越生駅まで東武鉄道で約1時間、越生駅から車で約10分)

テーマ : マイナー作物、輸入食品、食糧生産などから食の安全・安心を考える

概要

食品の品質が問われる問題が発生して以来、食の安全・安心確保が大きな課題となっています。食品の安全確保を図る行政機関として食品安全基本法の下に食品安全委員会が設立され、さらに農薬取締法及び食品衛生法が改正されました。現在、マイナー作物を生産するための農薬登録を整備する必要性や輸入食品の品質について議論されていますが、一方では日本のカロリーベース食糧自給率が40%という状況です。国民の食の安全・安心は食品の質と量の両方を確保することによってこそもたらされるという視点で、農産物の国内生産、輸入等を総合的に考えていくときに至っていると考えられます。このような観点から、食の安全・安心に係る行政機関、農産物生産者、消費者、識者、学会関係者、農薬業界などが将来を見据えた議論を行い、より良い考え方や方策を探る目的でシンポジウムを開催します。

プログラム
12月16日(木) 13:30〜17:10

 13:30-14:20 食品中の残留農薬
        永山敏廣(東京都健康安全研究センター)
 14:20-15:10 食の安全と安心を求めて〜農薬をめぐる諸問題〜
        瀬古博子(食品科学広報センター)
 15:30-16:20 伝統野菜「ぼうふう」の生産と野菜
        守谷賢一(川口市農業委員会長、前武州軟化蔬菜出荷組合長)
 16:20-17:10 子供のChemical Sensitivityから考えた農薬(化学物質)のリスク
        林由季子(環境過敏の子供を持つ親の会・けむしの会)

12月17日(金) 8:50〜16:00
  8:50- 9:40 消費者と顔の見える野菜産地の構築 (JAふかや安全・安心野菜システムの取り組み)
        生形藤一(JAふかや・営農指導センター)
  9:40-10:30 農薬による健康被害と問題点
        辻万千子(反農薬東京グループ)
 10:45-11:35 食品健康影響評価と食料供給
        木下光明 (食品安全委員会)
 11:35-12:05 マイナー作物対策について
        横田敏恭(農林水産省・農薬対策室)

 特別講演
 13:00-14:00 農業とエコ・エコノミー
        陽 捷行((独)農業環境技術研究所)

 14:10-16:00 総合討論


参加費 : 学会員 20,000円(参加費5,000円、宿泊費12,000円、懇親会費3,000円)
     非学会員23,000円(参加費8,000円、宿泊費12,000円、懇親会費3,000円)

       当日の支払いでお願いします。

申込先・問合せ先 : なるべくFAXでお願いします。
   バイエルクロップサイエンス(株)、登録センター部、星野敏明
   FAX:03-3280-9904、TEL:03-3280-9377、
   e-mail:toshiaki.hoshino@bayercropscience.com
   申込みに際しては氏名、所属、住所、TEL、FAX、e-mailアドレスをご連絡下さい。
   参加申込みを受理した連絡をお送りします。

参加申込締切 : 平成16年12月3日
参加費 : 当日の支払いでお願いします。


(2004/09/09 掲載) (2004/11/26 更新)




日本農薬学会

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