日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
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本会記事 (31巻1号)

平成17年度 第4回常任評議員会議事録


平成18年度 日本農薬学会賞受賞者の決定


平成17年度 第1回将来計画委員会議事録



平成17年度 第4回常任評議員会議事録


 日 時:平成17年12月11日(土) 12:30〜15:45
 場 所:女子栄養大学 第1会議室
 出席者:常評出席者14名、オブザーバー1名(31回大会組織委員長)

 議 事:
 I. 経過報告

 1. 常任編集委員会:(平成17年11月12日)::投稿論文数は前年並であり,編集作業は順調に推移しており,電子ジャーナルの全文PDFのアクセス数が前年に比べ大幅に増加していることが報告された。なお,ICPC2006の特別号を計画していることも報告された。また,編集委員としてCraig E. Wheelock博士(現京都大学化学研究所)を新たに追加することを決定した。
 2. 農薬学会31回大会:大会日程,会場,シンポジウムタイトル,OHPでの発表方法,参加登録費,組織委員会の構成について報告があり,これを承認した。
 3. IUPAC2006:これまでの準備の経過,登録状況,ランチョン,商業展示の予約状況,予算見通し,併設開催予定の残留農薬分析セミナー2006の準備状況,企業への特別参加費の依頼について報告された。また,日本農薬学会IUPAC基金の使途計画について報告があり,これを承認した。
 4. 賞選考委員会:平成17年10月8日に開催された授賞選考委員会において,業績賞(研究)1件,業績賞(技術)2件,受賞講演時の座長,論文賞が決定されたことが報告された。また評議員の投票により各授賞が承認されたことが報告された。
 5. 環境委員会:残留農薬分析セミナーの開催日と参加状況,今後の予定が報告された。分析法解説冊子の改訂版は12月13日に完成予定である。
 6. ホームページ (HP) 委員会:HPリニューアル版の構成を決定し,作成支援業者を選定作業中であることが報告された。小委員会の英文紹介文とHP委員会活動指針が配布され,確認した。
 7. 財務報告:平成17年度決算見込みと平成18年度予算案についての報告があった。健全な財務状態で推移していることが確認された。次回常評で最終案を承認することを確認した。
 8. その他:インターネットを利用した学会費のカード決済,会員名簿の管理,電子メイルによる連絡システムの構築について状況説明があった。他学会の状況を確認後,適用の方向で検討することを確認した。

 III. 議案

 1. 入退会の承認(平成17年9月7日,平成17年12月5日):(1)入会 正会員23名,学生会員4名,(2)退会 正会員22名,学生会員2名であることが報告された。また正会員1名の逝去が報告された。会費未納者リストの確認を行い,慰留が可能な退会者,未納者については常任評議員が連絡を取ることを確認した。

 IV. 会議終了後、将来計画委員会との懇談会を行った.



平成18年度 日本農薬学会賞受賞者の決定


 日本農薬学会賞選考委員会で選考された学会賞候補者および編集委員会より推薦され学会賞選考委員会で選考された論文賞候補者について,評議員(会長,副会長を含む)による無記名投票の結果,以下の通り平成18年度日本農薬学会賞受賞者を決定した。

奨励賞
 該当なし
業績賞(研究)
 1. 安藤 哲(東京農工大学)
 昆虫行動制御物質に関する研究
業績賞(技術)
 1. 柳 幹夫・塚本芳久・渡部哲夫・川岸秋義(日本化薬・三共アグロ)
 殺虫剤クロマフェノジドの開発
 2.津幡健治・黒田 潔・山本好伸・八十川伯朗(日本農薬)
 抵抗性誘導型殺菌剤チアジニルの開発
論文賞
 1. 藤澤卓生・片木敏行(住友化学)
 論文名:Oxidative Activation and Degradation of Organophosphorus Pesticides Mediated by Iron Porphyrins.
 Vol. 30, No.2, 103〜110 (2005)



平成17年度 第1回将来計画委員会議事録


 日 時:平成17年12月10日(土) 15:45〜17:00
 場 所:女子栄養大学 第1会議室
 出席者:梅津憲治会長,松本宏副会長,中村幸二副会長,上山功夫副会長,安部 浩,石田三雄,上路雅子,江藤守総,大川秀郎,鴨下克三,佐々木満,正野俊夫,藤田稔夫,松中昭一,宮川 恒,山口 勇,山本 出,米山弘一(将来計画委員会委員),赤松美紀,浅見忠男,遠藤正造,塩月孝博,夏目雅裕,二口欣也(常任評議員),高山千代蔵(代理)

 今回は常任評議員を加えた拡大将来計画委員会として開催された。梅津会長から学会の現状と展開についての全般的な説明が行われた後,IUPAC2006(国際農薬化学会議)の組織委員会,会議内容と準備状況,農薬学会としての取り組み・施策,小集会活動,農薬残留分析セミナー,学会誌,ホームページなどの現状と課題についての説明に基づいて討議した。


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