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本会記事 (35巻2号)

平成21年度 第5回常任評議員会 議事録



平成21年度 第5回常任評議員会 議事録

 日 時 :平成22年2月13日(土) 12:40〜16:30
 場 所 :日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:常評出席者11名、欠席者3名

 議 事 :
   I.  平成21年度第4回常評議事録の確認
   II. 経過報告および議案

1. 財務関係
 ・ H21年度決算報告および財務諸表
 「収支計算書」に基づき,収支が順調に推移した旨報告された.3月に会計監査を受ける予定である.
 ・ H22年度予算案
 「収支予算案」に基づいて予算案が説明された.本年度は「試験研究補助金」,「選挙関連費」を設定した.「学会賞関連費支出」を増額した.IUPAC開催にともない,「国際学術交流費支出」を増額した.このため「特定資金」を取り崩す.特に,「寄付基金」のうちIUPAC用指定正味財産を目的使用する.
 環境委員会関係(セミナーの開催年度の関係,残留分析セミナー資料のカラー印刷費の件)について支出として予算化する.
 2012年度の環太平洋農薬科学会議の準備にかかる費用を「国際学術交流費」から支出する.
 ・ 汎用的なクレジット決済機能について 海外等の非会員が別刷り代,研究会等を決裁する際に利用できる可能性があるので,進めることで予算計上する.内容や運用の詳細は今後検討する.
 ・ 海外渡航助成申請について
  1件(北米)について,20万円を補助することを承認した.今後参加費は自己負担を原則とする.
 ・ IUPAC2010渡航補助について
 応募案内を農薬誌35(1)赤ページに記載した旨報告された.
2. 編集関係
 ・ 学会誌編集状況報告
 171回常任編集委員会の報告に基づいて35巻の編集状況が説明された.英文66篇の投稿があり,採択率は40%余りであった.日本人の投稿が減少傾向.投稿受付から約40日以内に審査結果を返している状態.36(1)掲載予定のIUPAC特集記事の執筆者を今後検討する.
 ・ JST Journal @rchiveの進行状況
  書誌情報の電子化の際に対応できない第二水準に無い漢字について,ゲタ文字としていただく旨,JSTに返答することにした.
3. 日本農学会評議員会および日本農学賞選考会報告
 日本農学会会長,副会長の選出結果が報告された.日本農薬学会から推薦した安部浩氏に日本農学賞および読売農学賞が授与されることが決定した旨報告された.4月5日に授与式,講演,祝賀会が開催される.
4. 環境委員会
 ・ 活動報告:残留分析セミナー2009を2009年12月16日(東京)および2010年1月29日(名古屋)で開催した.合計18名の農薬学会入会者があった.
 ・ 残留分析セミナー
 今後の開催方法等について2月27日に開催する環境委員会で検討する.
 ・ 平成22年度農薬環境研究補助金応募状況について
 2件の応募があり,2月27日に開催する環境委員会で採択の可否を決定する.
5. HP委員会関連 活動報告
 情報をHPに掲載して欲しい旨の依頼があった場合,過去に掲載例があった場合は常評での審議なしで掲載することが承認された.
6. 将来計画委員会
 2月13日に第5回委員会を開催した.答申書は,次回常評で提出予定.
7. 技術士推進委員会について
  技術士(農業部門・植物保護)育成の積極的な推進への協力が要請された.「試験対策セミナー」を平成23年度大会(玉川大)の際に開催する方向.「資格取得のお勧め」を農薬誌35(2)およびHPに掲載する.
8. 大会関係
 ・ 第35回大会(北海道大学)状況
 評議員会および総会のタイムスケジュールを次回常評で諮る.
 ・ 総会資料の確認
 総会資料の最終確認を次回常評で行う.
 ・ 常評,編集,評議員会の開催時間について
 開催時間が決定された.
9. 国際会議関連
 ・ IUPAC 2010について
 準備状況が説明された.
 ・ 環太平洋農薬科学会議(2012)について
 つくば国際会議場で行う.組織委員会を近日中に立ち上げる予定.
 ・ 国際植物保護科学会議東アジア運営委員会への学会選出の委員について
 上山功夫氏を委員として承認した.
 ・ 日中韓農薬科学ワークショップ2011について
 2011年9月頃に京都で開催.宮川 恒氏が委員長を務める予定.
10. 農薬製剤・施用法研究会からのサーバー利用に関する依頼に対する対応について
 既設サーバーの利用が可能であることを確認した.
11. 応動昆・殺虫剤作用機構談話会への協賛について
 協賛を承認した.
12. 構造活性フォーラム2010への協賛について
  協賛を承認した.
13. 日本リスク研究学会 第23回シンポジウムへの協賛について
 協賛を承認した.
14. 「規定」の表記について
 「規定(規程のそれぞれの項目の意)」を「規程(規定のひとまとまりの意)」に変更することについて検討し,次回常評で改定案を諮ることとした.
15. 入退会の報告
  入会,退会を承認した.
16. 会則第7条2項による終身会員の推薦について
  10年以上の会員歴があり,3月31日までに満75歳以上になる正会員を4月以降の終身会員として推薦することとする.今回は対象者がおらず,推薦を行わない.
17. その他
 ・ 学術会議における昆虫連合の担当者として塩月孝博氏,安藤 哲氏を承認した.
 ・ 次回(平成22年度第1回)常任評議員会は,4月24日(土)12:30〜開催予定.


 
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