構造活性フォーラム2004

「創薬科学における ADME予測 -基礎から応用まで-」

 

日本薬学会構造活性相関部会では,毎年,構造活性相関の方法論の発展をはかるとともに,薬物と生体高分子との相互作用の分子機構,生体高分子の構造と機能,薬物の薬効・吸収・代謝・排泄・毒性,環境関連物質の構造と毒性・機能などに関する話題を取り上げ,創薬研究の新展開をはかるため構造活性フォーラムを開催しております.今年は,主として,近年話題となっております創薬科学における薬物動態特性(吸収・分布・代謝・排泄)の予測に焦点を絞り,その基礎となる分配係数の予測からトランスポーター,代謝にいたるまでの演題を中心に下記内容のフォーラムを企画しました.初心者にも分かり易いコースとして設定されておりますので,医薬・農薬に限らず,さまざまな分野において,このテーマに興味を持っておられる方々の参加をお待ちしております.

 

主 催  日本薬学会構造活性相関部会(http://bukai.pharm.or.jp/bukai_kozo/index.html

協 賛  日本化学会,日本農芸化学会,有機合成化学協会,日本分析化学会,日本農薬学会,

日本薬物動態学会,近畿化学協会,Combinatorial Chemistry 研究会

会 期  平成16年6月25日(金)

会 場  京大会館101号室

(京都市左京区吉田河原町15-9,Tel:  075-751-8311http://www.kyodaikaikan.jp/

[交通] JR-近鉄京都駅より市バス,206番(交通事情により40分〜1時間),四条京阪あるいは四条河原町より市バス201,31番(20〜40分),いずれも京大正門前下車南西へ徒歩5分;京阪電車鴨東線丸太町駅下車徒歩10分

 

1.「分配係数から細胞透過性を予測できるか?」             赤松美紀 (京大院農)

2.「低分子化合物のlog Pの測定と予測 -水素結合性基の扱い方と問題点-」 

            山上知佐子(神戸薬大)

3.「分配係数 log P の物理化学的解釈とその応用」             中馬 寛 (徳島大薬)

4.「生体異物と生体内脂質を輸送するABC蛋白質ファミリー」            植田和光 (京大院農)

5.「トランスポーターと非線形局所動態解析(in loci)における最近の進歩」

            山岡 清 (京大院薬)

6.特別講演 「創薬科学のためのKEGG」             金久 實 (京大化研)

総合討論

 

 総合討論終了後、講師を囲んで簡単なミキサーを開催致します.(無料)

参加申込締切 5月21日(金) 定員(100名)になり次第締切

参加費 一般:6,000円,学生:3,000円

参加申込方法 氏名,所属,連絡先(住所,電話・Fax番号,電子メール)を明記の上,電子メール,Fax,または郵便にて御申込下さい.できるだけ,電子メールの御利用をお願いいたします.

 参加費は銀行振込(みずほ銀行 百万遍支店 普通預金,口座名:構造活性フォーラム2004,口座番号:2381090)により事前に御振込下さい.複数名の参加費をまとめて振込まれる場合は,内訳を御連絡下さい.

申込先 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町京都大学大学院

農学研究科地域環境科学専攻 赤松美紀

Tel & Fax: 075-753-6489 E-mail: akamatsu@kais.kyoto-u.ac.jp)

実行委員長 京都大学大学院薬学研究科 藤井信孝

実行委員  京都大学大学院農学研究科 赤松美紀