主 催:日本農薬学会 (農薬環境科学研究会)
● 日 時:平成18年10月19日(木)〜20日(金)
● 場 所:デュープレックス セミナーホテル
〒302-0119 茨城県守谷市御所ヶ丘4-3-1(関東鉄道常総線・新守谷駅から徒歩12分)
TEL:0297-21-1200 FAX:0297-47-8012
Website:http://www.retec-duplex.co.jp/shinmoriya/main.html
生態系は、生産者、消費者、分解者等の様々な段階の複数の生物が、互いに複雑に関連すること、つまり生物が多様であることによって成立している。昨今生物多様性の重要性に対する認識が高まる中、ラムサール条約、カルタヘナ法、外来生物被害防止法等、その保全に係わる法律や規制が国内外で施行されている。一方、農薬の使用が生物多様性に与える影響については、行政に限らず、研究からNPO等の活動に至るまで様々な場面で取り上げられている。我が国の農薬取締法では、平成17年4月1日に河川湖沼における水生態影響評価の観点を取り入れた農薬登録保留基準の改定が施行されたところである。しかし農業生態系における水生生物へのリスクの視点からの議論や検討はまだ十分とはいえない。
そこでこの研究会では、農業生態系の生物多様性と農薬との関連性について、様々な方面からの話題提供を元に議論することにより、情報を共有するとともに理解を深めることを目的とする。
● プログラム(予定):
<10月19日(木),1日目>
12:30〜 受付開始
13:40〜14:30 特別講演『生物多様性とは何か?』
日鷹一雅(愛媛大学)
14:30〜17:00 講演会(1)農薬の生態系影響に対する取り組み
『メソコズムを利用した除草剤の藻類等への影響評価』
村岡哲郎(日本植物調節剤研究協会)
『水田のメソコズムを利用した殺虫剤の影響評価』
五箇公一(国立環境研究所)
『新たな農業環境施策について』
望月光顕(農林水産省・生産局・農産振興課・環境保全型農業対策室)
【情報交換会(懇親会)18:00〜20:00】
20:00〜22:00 グループディスカッション(参加自由)
<10月20日(金),2日目>
7:00〜 8:00 朝食
8:30〜 9:20 グループディスカッション報告
9:20〜11:20 講演会(2)農薬の生態系影響に関する研究の新しい流れ
『多種の生物を考慮した生態リスク評価手法』
内藤 航(産業総合技術研究所)
『環境影響と効用の比較評価に基づいた化学物質の管理原則』
巌佐 庸(九州大学)
11:20〜12:00 総合討論
12:00〜13:00 昼食
13:00〜 見学会
研究会終了後、下記見学会を予定しております。なお人数が集まらない場合は中止にいたしますので、ご了承ください。
場 所:(財)残留農薬研究所(http://www.iet.or.jp/)
見学内容:研究所の紹介および施設見学
参加費 :1,000円
予 定:出発(13時)→残留農薬研究所(13:30〜15:30)→守谷駅着(16時)
● 申し込みおよび参加費の支払い方法
以下の手順でお申し込みください。
(1) 参加申し込み方法:参加申込書(ワードファイル)をダウンロード後、必要事項をご記入の上、
電子メールまたはファックスで下記までお申し込みください。当方から確認の連絡をします。
≫ 申し込み締め切り:平成18年9月29日(金)必着
(2) 参加費の支払い方法:参加確認の連絡があった方は、合計金額(含む見学会)を確認の上、下記の銀行口座に
振り込んでください。また会計の都合上10月13日(金)以降のキャンセル等はご遠慮ください。
≫ 振り込み締め切り:平成18年10月6日(金)
≫ 参加費振込先:
・ 口座名 :農薬環境科学研究会 会計 與語靖洋
(ノウヤクカンキョウカガクケンキュウカイ カイケイ ヨゴ ヤスヒロ)
・ 銀行名 :茨城銀行・研究学園都市支店
口座番号:1475241(普通預金)
● 備考
≫ 10月19日(木)は昼食を済ませてから会場にお越しください。
≫ 本研究会は、自由な討論や情報交換を行うことを伝統にしています。
≫ 楽な服装でご参加願います。
≫ 車でお越しの方は、事前にご連絡ください。
またホテルの駐車場は狭く、近隣にも駐車場がないため、できるだけ乗り合いで来てくださいますようお願いいたします。
● お申し込みおよび問い合わせ先
〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
独立行政法人 農業環境技術研究所
有機化学物質研究領域長 與語靖洋
TEL: 029-838-8301 FAX: 029-838-8199
E-mail: pssj_env2006@niaes.affrc.go.jp
(2006/08/01掲載)
日本農薬学会
http://pssj2.jp/index.html
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