日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文25巻2号

Synthesis and Herbicidal Activity of 1-Arylalkyl-3-pyrrolin-2-one Derivatives
1-アリールアルキル-3-ピロリン-2-オン誘導体の合成と除草活性


Masahiko IKEGUCHI, Masahiko SAWAKI, Hiroshi YOSHII, Kazuyuki MAEDA, Yasuo MORISHIMA
池口雅彦,澤木雅彦,吉井 博,前田和之,森島靖雄


日本農薬学会誌 25, 107-116 (2000)

既存の水田用除草剤とは全く化学構造が異なるピロリノン誘導体に着目し,構造変換や置換基変換について種々検討した結果,1-[[1-(ベンゾチアゾール 2-イル)-1-メチル]エチル]-4-メチル-3-フェニル-3-ピロリノン-2-オン(MI‐2826)が,水田における強害雑草であるタイヌビエに対して特に優れた除草活性を示すことが判った.また,アゼナ,キカシグサ,ミゾハコベなどの水田の1年生雑草に対しても効果が高いことが判明した.コナギ,ウリカワ,ミズガヤツリに対しては,やや弱い除草効果を示した.特に,この化合物は,タイヌビエに対する除草効果が高いだけでなく,効果が長期的に維持され,従来の除草剤と比較し,際立った特徴を持つことが明らかとなった.


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