日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文25巻2号

Design and Drug Release Properties of Time-Controlled Release Granule Containing Metominostrobin
メトミノストロビン含有時間制御型溶出性粒剤の設計と薬物溶出性


Shigeru TASHIMA, Shinji SHIMADA, Yoshihiro NAKAJIMA, Iwao ANDO, Kohei MATSUMOTO, Reiji TAKEDA, Tomonori SHIRAISHI
田島 繁,嶋田真二,中嶋喜裕,安藤 巖,松本公平,武田禮二,白石友紀


日本農薬学会誌 25, 123-127 (2000)

一定のラグタイムの後,有効成分が溶出し始める時間制御型溶出性粒剤(TCRG)を開発した.この論文において,TCRGは,モデル薬物であるメトミノストロビンおよび水によって膨潤する膨潤剤(アクリル酸デンプン)を配合した原粒剤に二層の疎水性高分子(エチルセルロース,塩化ビニリデン)を被覆して調製した.TCRGのラグタイムおよび溶出開始後の溶出速度は,塩化ビニリデンの被覆量とアクリル酸デンプンの配合量によって,任意に制御することが可能であった.TCRGからのメトミノストロビンの溶出機構は,粒剤中に浸透した水が膨潤剤を膨潤させ,その膨潤力によって膜が破裂し,メトミノストロビンが溶出し始めると考えられた.
* 放出制御された育苗箱施用粒剤に関する研究(第3報)


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