日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文25巻2号

Effect of Vehicle on Drug Release Profiles of Time-Controlled Release Granule Containing Metominostrobin
メトミノストロビン含有時間制御型溶出性粒剤からの薬物溶出挙動におよぼす賦形剤の影響


Shigeru TASHIMA, Shinji SHIMADA, Iwao ANDO, Kohei MATSUMOTO, Reiji TAKEDA, Tomonori SHIRAISHI
田島 繁,嶋田真二,安藤 巖,松本公平,武田禮二,白石友紀


日本農薬学会誌 25, 128-132 (2000)

モデル薬物であるメトミノストロビン,膨潤剤およびタルクを含む粒剤に疎水性高分子を被覆した時間制御型溶出性粒剤(TCRG)の賦形剤であるタルクの溶出挙動におよぼす影響を調べた.TCRGからのメトミノストロビンの溶出のラグタイムは,粒剤中の賦形剤であるタルクの量を増加するに応じて長くなった.この理由は,1) 疎水性高分子皮膜の薄い箇所がなくなったこと,2) 膨潤剤を含有する粒剤中の粉成分の浸透濡れが小さくなったことにより,TCRG中の水の取り込み速度が低下し,皮膜の崩壊時間すなわちラグタイムが長くなったと考えられた.
放出制御された育苗箱施用粒剤に関する検討(第4報)


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