日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文28巻1号

Control of Cucumber Downy Mildew by Cyazofamid
シアゾファミドによるキュウリべと病の防除


Shigeru MITANI, Ken KAMACHI, Koji SUGIMOTO, Satoshi ARAKI, Tomona YAMAGUCHI
三谷 滋,蒲池 健,杉本光二、荒木智史,山口朋奈


日本農薬学会誌 28, 64-68 (2003)

圃場におけるシアゾファミドのキュウリべと病防除効果を調べた.1993年から1997年に実施した予防的散布試験ではシアゾファミド50〜100μg/ml散布は対照のマンゼブ1250μg/mlやクロロサロニル500μg/mlと比較して数倍から20倍以上少ない処理薬量で同等以上の高い防除効果を示した.欧州や米州での処理をシミュレートするために散布水量を通常の散布水量1500〜3000 l/haを1000l/haに減じた試験を1999年に実施した場合もシアゾファミド80ga.i./ha(80μg/ml)散布は安定した高い防除効果を示した.また1993年に実施した治療的散布においては発病が十分に認められてからシアゾファミド50μg/mlを散布しても,病気の進展を強く抑制した.以上のことからシアゾファミドはキュウリべと病の防除剤として極めて有用であると思われた.


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