日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文29巻2号

Synthesis of 13C-Labeled Ubiquinone-Acetogenin Hybrid Inhibitors of Mitochondrial Complex I
ミトコンドリア複合体Iに作用する13C標識ユビキノン-アセトゲニン・ハイブリッド阻害剤の合成


Naoya Ichimaru, Masato Abe, Atsushi Kenmochi, Takeshi Hamada, Takaaki Nishioka, Hideto Miyoshi
一丸直哉,安部真人,剣持厚志,濱田 剛,西岡孝明,三芳秀人


日本農薬学会誌 29, 127-129 (2004) [抄録/PDF]

アセトゲニンのγ-ラクトン環をユビキノン環で置換したユビキノン-アセトゲニン・ハイブリッド化合物(Q-アセトゲニン)が,ウシ心筋ミトコンドリア複合体Iに対して強力な阻害活性を示すことを前報で報告した.Q-アセトゲニンと複合体Iとの結合状態における動態を,酸化還元誘導フーリエ変換赤外分光法(FTIR)で精査することを可能にするために,ユビキノン環の1位あるいは4位カルボニル炭素を選択的に13C標識したQ-アセトゲニンの合成を行った.最終生成物の1Hおよび13C NMRスペクトルは,目的位置へ98%以上の純度で13Cが導入されたことを示した


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