日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文29巻4号

Isocoumarin Derivative as a Novel GABA Receptor Ligand from Neosartorya quadricincta
Neosartorya quadricinctaから単離された新規GABA受容体リガンドとしてのイソクマリン誘導体


Yoshihisa Ozoe, Tadahiko Kuriyama, Yuji Tachibana, Kenzo Harimaya, Nobutoshi Takahashi, Takashi Yaguchi, Emiko Suzuki, Kei-ichi Imamura, Kazuhiko Oyama
尾添嘉久,栗山理彦,立花裕嗣,播磨谷健蔵,高橋延年,矢口貴志,鈴木恵子,今村圭一,尾山和彦


日本農薬学会誌 29, 328-331 (2004) [抄録/PDF]

天然物の中からGABA受容体作用性殺虫剤を発見するために,非競合的GABA容体アンタゴニストである[3H]EBOBのイエバエ頭部膜画分への結合を阻害する活性を指標にして糸状菌培養液のスクリーニングを行った.その結果,Neosartorya quadricinctaの培養液からジヒドロイソクマリン誘導体(PE1223)を単離した.この化合物は,[3H]EBOB結合を2.2 μMの濃度で65%阻害した.このリガンドは,昆虫のGABA受容体に作用する新規殺虫剤を発見するためのリード化合物となると思われる.


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