日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文33巻1号

Insecticidal properties of bistrifluron against sycamore lace bug, Corythucha ciliata (Hemiptera: Tingidae)
プラタナスグンバイに対するビストリフルロンの殺虫活性


Changmann Yoon, Jeong-Oh Yang, Shin-Ho Kang and Gil-Hah Kim

日本農薬学会誌 33, 44-50 (2008) [抄録/PDF]

ベンゾイルフェニルウレア類の一つであるビストリフルロンはキチン合成阻害剤として韓国で開発された.この研究では,プラタナスグンバイに対するビストリフルロンの殺虫活性,成虫の寿命,繁殖率,卵の成熟に対する影響を調べた.ビストリフルロンは卵に対する直接的な作用は示さないが,孵化した幼虫に対しては24時間以内に100 %の致死率を与えた.また,幼虫令に関係なく同じような効果をもっていた(LC50 = 0.01∼0.06 ppm).最終令の幼虫をビストリフルロンで処理すると,羽化率,成虫の寿命,生殖能は濃度(100 ppmまで)とともに減少した.最終令の幼虫への薬剤処理では,高い濃度で成虫の産卵前の期間を遅らせ,成虫の寿命と孵化率を減少させた.また,成虫の中の卵の発育も阻害した.


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