日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文36巻1号

Level of protoporphyrinogen oxidase activity tightly correlates with photodynamic and defense responses in oxyfluorfen-treated transgenic rice
オキシフルオルフェン処理した形質転換イネにおいては,プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ活性の強さがオキシフルオルフェンに対する光動力学的防御反応に強く関与している


Sunyo Jung

日本農薬学会誌 36, 16-21 (2011) [抄録/PDF]

シロイヌナズナのプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(Protox)をプラスチドで発現しているAP系統およびミキソコッカス・ザンサスのProtoxを葉緑体とミトコンドリアの両方で発現しているTTS系統の形質転換イネを用いて,過酸化型除草剤のオキシフルオルフェンにより引き起こされる光動力学的ストレスと防御反応に対するプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ活性の影響を調べた.オキシフルオルフェン処理したTTS系統は,AP系統や野生型に比べ,低い光動力学的ストレスと抗酸化反応を示し,オキシフルオルフェンの作用中にTTS系統で維持されたProtox活性が,光動力学作用を有するプロトポルフィリンIXの蓄積を抑止したことを示唆した.本研究の結果は,Protox活性がイネの除草剤耐性に密接に関わっていることを示した. (文責:編集事務局)


Back