日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文36巻1号

Control of Musca domestica L. adults with pyrethroid treatments applied to glass and wallpaper
ガラスや壁紙へのピレスロイド処理によるイエバエMusca domestica L.成虫の防除


Jaime E. Araya, Carolina Ballesteros, Tomislav Curkovic

日本農薬学会誌 36, 41-43 (2011) [抄録/PDF]

シペルメトリン(CP),シペルメトリン+trans-テトラメトリン(CT),プラレトリン(PR)およびダイアジノン(DI)を壁紙やガラスに噴射することによって,イエバエ成虫に対する駆除効果を60日間にわたって評価した.直接噴射による死滅率および乾燥粒子による死滅率についても測定した.全てのピレスロイドにおいて新鮮粒子による死滅率は高かった.ガラスに直接噴射の場合,CPは毒性をもっているが,その効果は一過性であった.trans-テトラメトリンを加えることによって,CPの効果を60日間持続させることができた(死滅率77%以上). 壁紙における微量な効果は殺虫剤吸着によるものと考えられた.PRとDIは壁紙において効果は無かった.これらの結果から,ガラス窓においてCTを加えることによって防虫効果を延長できることが分かった. (文責:編集事務局)


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