日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌掲載論文37巻1号

Synthesis and phytotoxic activity of novel acylthiourea and 2H-1,2,4-thiadiazolo[2,3-α]pyrimidine derivatives
新規なアシルチオウレアおよび2H-1,2,4-チアジアゾロ[2,3-α]ピリミジン類の合成と植物毒性


Maorong Wang, Linying Sun, Fuxian Wan, Lin Jiang

日本農薬学会誌 37, 15-19 (2012) [抄録/PDF]

新規なN-アシル-N'-(4,6-置換ピリミジニル)チオウレア類と2H-1,2,4-チアジアゾロ[2,3-α]ピリミジン類を,収率 50〜85%で合成した.それらの構造は,IR, 1H NMRおよび元素分析により確認した.イヌビエ,メヒシバ,セイヨウアブラナ,コアカザに対する除草活性(植物毒性)をシャーレ試験により評価した.その結果,数種の化合物が良好な除草活性(植物毒性)を有しており,100mg/Lの濃度で対照薬剤のフェノキサプロップ-P-エチルより高い76.0〜85.6%の根部伸長抑制率を示した. (文責:編集事務局)


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