日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
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本会記事 (29巻3号)

I. 次期役員候補者の推薦受付について


II. 平成16年度第1回常任評議員会議事録


III. 平成17年度日本農薬学会受賞者選考委員会 (第1回)議事録


IV. 日本農薬学会第29回大会報告



I. 次期役員候補者の推薦受付について


 本会役員選出規定に基づき,正会員,名誉会員,終身会員,学生会員は次期(平成17年4月1日〜19年3月31日)の役員候補者を推薦することができます.推薦する場合は,役員選出規定(会誌第29巻第2号に掲載)を参照のうえ,候補者名を本年9月17日(必着)までに本会選挙管理委員会に文書で届けて下さい.届出文書様式は任意としますが,必ず推薦者本入の署名捺印を必要とします.
     送付先:〒170-8484 東京都豊島区駒込1-43-11
          日本植物防疫協会内
          日本農薬学会選挙管理委員会

   会    則(抜粋)
第15条 会長,副会長1名,評議員70名及び監事は,正会員,名誉会員,終身会員,学生会員の互選による.
第17条 役員の任期は,2年とする.ただし,会長は重任することができない.
   役員選出規定(抜粋)
4.会則第15条及び本規定に定める会員とは,役員任期満了の前年の5月31日現在の会員とする.
5.会員は10名以上の連署により,会長1名,副会長1名,監事2名以内の候補者を推薦することができる.また,会員は評議員候補者を2名以内推薦することができる.

II. 平成16年度第1回常任評議員会議事録


 日 時:平成16年5月22日(土) 12:15〜17:20
 場 所:植物防疫会館地下会議室
 出席者:常評出席者13名、オブザーバー2名(HP管理者、30回大会組織委員長)

 議 事:
 (I). 経過報告
 1. 第29回日本農薬学会大会: 大会参加者数、演題数、収支決算が報告された。剰余金の一部を学会事務局に戻入し、一部を国際会議(IUPAC)基金とした。
 2. 常任編集委員会: 掲載予定、投稿状況、論文賞受賞者推薦日程、電子ジャーナル閲覧状況が報告された。学会誌年6回発行については、常任編集委員会でさらに検討する。内閣府より依頼のあった新技術情報(仮)掲載の是非については、今後常評にて決定する。
 3. 2006IUPAC ICPC: Second Circular案とその内容についての説明があった。
 4. 環境委員会: 基礎コース(東京、大阪)と、2?3年の経験者対象の実習を含む講習会(年間2回程度)を開催予定であることと、出版した冊子の販売状況についての報告があった。
 5. 日本学術会議: 平成17年10月から施行予定の改革の概略と16年度シンポジウム「導入生物・遺伝子のリスク評価と管理(仮題)」の日程(11月5日開催予定)について説明があった。
 6. 日本農学会: 次年度農学会総会の概略と、一般向けシンポジウム開催の予定について報告があった。
 7. HPワーキング委員会: 現状の問題点などの説明があった。今後は、専門委員会を設置する方向で進める。次回の常評までにワーキングで具体案を詰める。なお、英語版の充実のために、小集会の英文による紹介・解説を小集会に依頼する。
 8. 植物保護士制度対応委員会: 技術士(農業部門:植物保護)の育成と活躍の場面創出について、今後、農薬学会、植物病理学会、応動昆学会、雑草学会、植物化学調節学会の5学会の連携により活動していくことが確認された。今後具体的な取り組みについて検討を行う予定である。
 9. 21世紀記念事業: 収支報告と出版事業「農薬の環境科学最前線」配布予定(秋までに出版の予定)について報告があった。
 10. 学会誌の印刷を3号から変更するにあたり、平成16年5月1日に(株)国際文献印刷社と契約書(6月1日発効)を取り交わした。

 (II). 議案
 1. 入退会の承認(平成16年3月16日〜5月20日):(1)入会 正会員10名、学生会員4名、団体会員5件 (2)退会 正会員7名、学生会員2名。
 2. 常任評議員会の年間スケジュールを確認した。
 3. 選挙管理委員会: 選挙管理委員候補者(中山章、杉山民二、渡邉嘉久、米山弘一各氏)を承認した。
 4. 日本農学進歩賞の推薦: 候補者1名の推薦を承認した。なお、原則として奨励賞受賞者の最多得票者を推薦することとし、次回の賞選考委員会から得票数を記録することとなった。
 5. 第30回記念大会: 本年度東京大会の日程を3月18日〜20日とし、17日に編集委員会などの各種委員会、18日に総会、記念式典、特別講演、祝賀会を行うことが決定された。また記念大会の企画テーマについて会長から説明があった。記念講演、パネル討論会については今後演者の人選を行うことになった。なお、時間的制約がある場合には、奨励賞の受賞講演は一般講演の中に組み入れる。ポスターセッションは設けない。特別講演予定者とシンポジウム講演予定者には、例年通り、学会誌への寄稿を事前に申し入れておく。

III. 平成17年度日本農薬学会受賞者選考委員会 (第1回)議事録


 平成17年度第1回委員会は,平成16年6月12日(土)女子栄養短期大学3号館5階第3会議室において,梅津副会長を委員長に11名の委員が出席して開催された.平成17年度の選考方法について審議を行い,受賞対象者,受賞者選考基準,選考方法,タイムスケジュール等を決めた.

IV. 日本農薬学会第29回大会報告

日時と場所:平成16年3月24日(火)〜26日(金)
  (23日 編集委員会、常任評議員会、評議員会等 神戸国際会議場)
  24日 総会、受賞講演(6件)、特別講演(2件)、懇親会 神戸国際会議場、ポートピアホテル偕楽の間
  25日、26日 一般講演(84件)、シンポジウム(2件)、ワークショップ(1件)、ランチョンセミナー(5件)、展示(9件) 神戸大学・大学教育研究センターK棟
  26日 サテライトセミナー(東京)
組織:大会組織委員長 大川秀郎 (神戸大)、大会組織副委員長 佐々木満 (神戸大)、委員 神戸大(三宅、杉本、今石、滝川、乾)、京大(宮川、中川、赤松)、住友(実光、大坪)日農(町谷)、石原(下原田)、大塚(林)、三共(貞包)、兵庫総研(清水)
参加者:総数 633名
事前登録;会員(250)、学生(28)、非会員(60)、計338名、当日参加;会員(88)、学生(17)、非会員(70)、計170名、名誉・終身会員(23)、維持会員(45)、その他(57:シンポジウム、6;ワークショップ、2;ランチョンセミナー、26;大会スタッフ、23)
成果:
 今大会は平成18年8月開催予定の第11回IUPAC農薬化学国際会議を視野に入れ、特別講演、一般講演、シンポジウムなどの従来プログラムに加え、ワークショップ、ランチョンセミナー、サテライトセミナー、コントラクトラボ展示、機器展示、書籍展示などを催した。 3日間に渡り、農薬科学、特に環境に関わる諸問題の解決に向けての活発な発表、議論がなされ、本学会が、食糧、環境、生命などに係わる農薬科学の振興を図り、社会貢献を果たしていく場であることをアピールして盛況裡に終了した。今回追加したワークショップ、ランチョンセミナーなどのプログラムは次回大会以降あるいは2年後のIUPAC農薬化学国際会議でも実施していくことが望まれる。
大会収支決算:

  収入の部


項 目金額(円)

1. 学会本部一般会計より850,000
2. 大会参加費3,101,000
   事前登録(2/27以前)1,762,000
   当日登録(3/1以降)1,339,000
3. 懇親会費1,892,000
4. 講演要旨集売上42,000
5. ランチョンセミナー・展示費         660,000
6. 広告料(21社)1,340,000
7. サテライトセミナー費795,231
8. 中内財団助成金500,000

 合 計9,180,231


 支出の部


項 目金額(円)

1. 印刷費564,500
   要旨集450,000
   振込み用紙33,600
   名札など80,900
2. 会場設営・設備費798,409
   会場使用料(神戸国際会議場)      628,309
   看板制作費170,100
3. 会議器材費511,552
4. ランチョンセミナー費(弁当代)400,000
5. 懇親会費2,488,506
6. 講師謝礼・旅費1,130,005
7. 通信・交通費138,704
8. 組織委員会会議費115,430
9. アルバイト雇用費476,000
10. 国際会議(IUPAC)基金1,850,000
11. 事務費707,125
   文具などの雑貨品購入代180,460
   大会スタッフ弁当代46,000
   学会事務局へ480,665

 合 計9,180,231

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