日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
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本会記事 (34巻3号)

平成21年度 第1回常任評議員会 議事録


平成21年度 第2回常任評議員会 議事録


平成22年度 第1回学会賞受賞者選考委員会 議事録


平成21年度 第1回将来計画委員会 議事録


日本農薬学会第34回大会報告



平成21年度 第1回常任評議員会 議事録

 日 時 :平成21年5月9日(土) 13:00〜16:00
 場 所 :日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:常評出席者 12名   欠席者 2名

 議 事(経過報告および議案) :
   I.  前年度第6回常評議事録確認の報告
   II. 経過報告および議案
  以下の報告事項および議案が承認された。

1. 第34回大会報告
 ・ 大会が成功裡に終了したこと、参加者数および発表状況が報告された。
2. 編集委員会
 ・ 平成21年度第1回常任編集委員会議事内容が報告された。
   (1) 34巻2号(5月20日発行予定)の編集進行状況
   (2) 34巻3号の編集状況
   (3) 電子投稿システム利用法講習
   (4) 掲載決定後に、英文校閲、著者校正を一括して(株)国際文献印刷に委託する(費用は変わらず)。Editorial以降の変更が原則認められない旨の文書を添付することで検討中。電子ジャーナル化をしない原稿に対するDOI付与について審議中。
   (5) 平成22年度論文賞の推薦、選考スケジュール
   (6) 日本農薬学会誌の中長期的課題
   (7) Pesticide Biochemistry and Physiology誌との二重投稿の経緯および、著者からの取り下げで対応することにした旨が報告された。また、今後どのように二重投稿を防ぐかについてさらに検討することとした。
3. 財務委員会
 ・ 平成21年度会計中間報告(1月〜4月)について、順調に推移している旨報告があった。
4. 環境委員会
 ・ 平成21年度は、残留農薬分析セミナー(2回)、農薬の安全性に関するセミナー(3〜5回)を予定している。
5. ホームページ委員会
 ・ 委員を刷新した旨が報告された。「学会ホームページを利用してどう情報発信するかを検討している。会員サービス(例:総会資料のネット公開)について検討する。「小集会紹介」ページを、小集会担当常評および小集会委員長と協力しながら更新する。農薬の毒性データなどが掲載された「技術情報」ページの改訂などについて今後検討する。
6. 学会賞選考委員会
 ・ 平成22年度学会賞の選考スケジュールが報告された。
 ・ 第8回農学進歩賞候補者について、本年度奨励賞受賞者を対象に学会賞選考委員会が選定する。
 ・ 7月をめどに日本農学会賞候補者の推薦を依頼する。
7. 将来計画委員会
 ・ 将来計画委員会への検討委嘱事項が説明された。
8. 国際会議関連
 ・ 平成21年10月28日〜30日に華東理工大学(中国上海)で開催される第1回日中韓ワークショップを日本農薬学会が応援(共催)することを再度確認した。これに伴い、1件5万円程度、計70万円程度の海外渡航補助を行うことが承認された。海外渡航補助対象者はワークショップ実行委員会で選考し、常評で承認する。
 ・ 平成22年7月4〜8日にメルボルン(オーストラリア)で開催予定のIUPAC2010の進捗状況が報告された。また、IUPAC2010関連の各種経費は、寄付基金(指定正味財産)から補助予定であることが確認された。
 ・ 第5回環太平洋農薬科学会議を平成24年7月上旬に日本で開催予定であることを確認した。平成21年度中に開催場所と日程を決定、日本側の組織委員会を構成予定である。
9. 第35回大会での推挙、推薦、功労賞等の授与について
 ・ 平成21年度は功労賞を選考する年度にあたる。日本農薬学会細則および表彰規定に基づき、功労賞候補者は常任評議員会の議を経て会長から学会賞受賞者選考委員会に推薦され、学会賞受賞者選考委員会で選考されることを確認した。名誉会員、顧問、終身会員候補者についても今後検討することを確認した。
10. 学術会議内での植物防疫関連学会の連携について
 ・ 学術会議内での、日本植物防疫協会、日本農薬学会、応用動物昆虫学会、日本植物病理学会、植物化学調節学会、日本雑草学会の連携を検討する。
 ・ 平成22年10月に開催を予定している第1回植物保護シンポジウムのテーマを募集中である。
11. 入退会の承認(平成21年3月13〜4月30日)
 ・ 入退会が承認された。入会は、正会員14名、外国会員1名、団体会員1件。退会は、正会員9名、学生会員1名。
12. 農薬誌赤ページ関係
 ・ 農薬誌34巻2号掲載予定の赤ページの編集が順調に進んでいる。第37回構造活性相関シンポジウムの共催および、その他、外部研究会開催案内の赤ページへの掲載について承認された。
13. その他
 ・ 第35回大会は、平成22年5月28日(金)〜30日(土)に、橋床泰之組織委員長のもと、札幌市文化会館大ホール(総会)、北大学術交流会館(一般講演など)、札幌グランドホテル(懇親会)を会場に開催する予定。
 ・ 第36回大会は、佐藤幸治氏を組織委員長に玉川大学で開催予定。
 ・ 次回(第2回)常任評議員会は、7月11日(土)に開催予定。


平成21年度 第2回常任評議員会 議事録

 日 時 :平成21年7月11日(土)12:30〜16:25
 場 所 :日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:常評出席者 13名   欠席者 1名

 議 事(経過報告および議案) :
   I.  平成21年度第1回常評議事録の確認
   II. 経過報告および議案
  以下の報告事項および議案が承認された。

1. 第34回大会報告
 ・ 第34回大会の収支決算が報告された。 (資料はこちら
2. 財務委員会
 ・ 平成21年度会計中間報告(1月〜7月10日)について、順調に推移している旨報告があった。
 ・ 海外渡航経費補助に関する選考方法などについて見直しを行う。
 ・ 海外渡航経費補助申請1件の推薦があり、これを承認した。
 ・ 寄付1件があった。収支の収入欄に「寄付」の項目を起こして記載する。
3. 編集委員会
 ・ 学会誌編集状況報告が報告された。
 ・ 二重投稿防止と著作権委譲に関連する投稿規程の改定に関して作業中である。
 ・ 2008年度インパクトファクターが0.769と上昇した。さらに向上を目指す。
 ・ JST電子アーカイブ事業への申請を行った。
4. 学会賞選考委員会
 ・ 第1回賞選考委員会(6月13日)を開催した。
5. 環境委員会
 ・ 残留農薬分析セミナーを東京と名古屋で講義形式で開催する予定である。
 ・ 農薬の安全性に関する市民セミナーは、永山氏(東京健安研)、小松氏(食品分析セ)、與語氏(農環研)を担当委員として企画を進める。第1回を立川市で開催する。
 ・ 学会ホームページ上の「残留農薬分析Q&Aコーナー」は年2回の予定で追加アップロードを行う。
 ・ 平成22年度農薬環境研究補助金の募集を行う。
 ・ 内閣府食品安全委員会とのコラボレーションについて協議中である。
6. ホームページ委員会
 ・ 現在学会ホームページの点検・更新中である。
 ・ 農薬学会の内規などを集約し、適切に管理する方法について検討中である。
 ・ ホームページ管理協力者の人件費について検討する。
7. 将来計画委員会
 ・ 第1回将来計画委員会(7月11日)を開催した。
8. 学術小集会ホームページについて
 ・ 学術小集会ホームページの改定作業中である。すでに各小集会委員長に改定を依頼、改定案を作成した。改定案を常評にメール配信し、意見を求める。
9. 国際会議関連
 ・ 平成21年10月28日〜30日に華東理工大学(中国上海)で開催される第1回日中韓ワークショップのSession Lecture等のスピーカー候補者を選定中である。要旨締切は9月15日の予定である。承認済みの海外渡航経費補助(一般の申請と別枠とする)の募集要項を確認した。
 ・ 平成22年7月4〜8日にメルボルン(オーストラリア)で開催予定のIUPAC2010の準備が予想より遅れている。日本人スピーカーを積極的に推薦すること、農薬誌赤ページに開催通知を掲載することが確認された。
 ・ 平成24年7月上旬に、日本で開催予定である第5回環太平洋農薬科学会議について複数の都市の費用見積結果が提示された。今後開催都市を決定していく。日中韓ワークショップとの合同開催、公的補助申請等を検討する。
10. 会費の納入について
 ・ 繰り返しの納入請求にもかかわらず2年間会費が納められず自動的に退会となるケースを減少する必要があることが確認された。
11. 望月賞について
 ・ 食品農医薬品安全性評価センターの望月喜多治記念賞の副賞に係る方針変更通知について説明があり、今後も提示された予算の範囲内で望月賞として授与することを確認した。副賞としての賞金についてはいくつかの案が出され、賞選考委員会が検討し結論を出すこととした。
12. JABEE農学系分野審査講習会の協賛依頼および周知について
 ・ 講習会への協賛を承認した。協賛金などは発生しない。
13. 植物保護シンポジウム(仮称)準備委員会
 ・ 学術会議内での植物防疫関連学会の連携をめざし、第2回(6月15日)、第3回(7月6日)準備委員会が開催された。
 ・ 第1回植物保護シンポジウムシンポジウムを12月2日に東大弥生講堂で開催する。テーマは「気象変動と農業科学―植物保護を考える」。農薬学会は負担金を含め協力することを承認した。
14. 学術会議内での昆虫連合準備委員会
 ・ 昆虫科学連合設立の動きが進んでいる。農薬学会は負担金を含め協力することを承認した。
15. 新公益法人化シンポ
 ・ 学術会議等主催のシンポジウム「学協会の新公益法人制度への対応の現状と課題」の報告があった。
 ・ 現在任意団体である団体は平成25年以降も任意団体として継続可能。
 ・ 今後、関連学会(特に応動昆、植物病理)との関係も踏まえて農薬学会の方向性を判断する。
16. 入退会の承認(平成21年5月 1日〜6月30日)
 ・ 入退会が承認された。入会は、正会員2名、外国会員1名、退会は、終身会員2名、正会員2名、外国会員1名、団体会員1件。
17. その他
 ・ 平成22年5月28日〜30日に北海道大学で開催される第35回大会の準備が順調に進んでいる。農薬誌34-4および35-1に開催案内を掲載、35-2にプログラムを掲載予定。35-2の発刊(平成22年5月20日予定)が大会直前となるので、プログラムは事前に学会ホームページに掲載、周知する。
 ・ 第36回大会は、平成23年3月23日〜25日あるいは3月16日〜18日を会期候補とし、玉川大学(町田市)で開催予定。
 ・ 農薬残留分析研究会が「2009日中農薬残留分析交流会」を後援する。
 ・ 次回(第3回)常任評議員会は、9月12日(土)に開催予定。引き続き、小集会委員長懇談会を開催する。


平成22年度 第1回学会賞受賞者選考委員会 議事録

 日 時 :平成21年6月13日(土) 13:00〜15:30
 場 所 :日本植物防疫会館 3F会議室
 出席者:宮川 恒委員長、安藤 哲、佐藤幸治、星野敏明、與語靖洋、吉田文隆、太田一成、佐野愼亮、佐野宏己(欠席者6名)

 議 事 :

1. 委員名簿を確認し、與語委員を幹事とすることが了承された。
2. 日本農薬学会表彰規定の内容を確認するとともに、前年度の議事録をもとにこれまでの議論内容を確認した。
3. 平成22年度受賞候補者推薦要領案について検討し、承認された。奨励賞および業績賞候補者に提出を求める資料として略歴を加えることとなった。
4. 日本農薬学会賞受賞候補者の選考手順に関する内規について検討し、推薦あるいは候補者資料提出依頼文書で用いられる用語との整合をはかるとともに、候補者の決定手順をより明確にするために文言を一部変更することとした。
5. 平成22年度学会賞選考スケジュール案を了承した。
6. 日本農薬学会候補者推薦依頼文の内容と推薦書の様式を確認した。
7. 平成22年度日本農学賞候補者推薦要領について検討し、推薦者として学術小集会委員長を加えることとした。また選考方法に関する内規を定めた。選考結果は会長に報告し、会長が日本農学会に応募する。
8. 学会から推薦する平成21年度日本農学進歩賞の受賞候補者を選出し、会長に報告することとなった。
9. 第2回委員会は10月3日(土)に開催予定。


平成21年度 第1回将来計画委員会 議事録

 日  時:平成21年7月11日(土) 11:00〜12:00
 場  所:日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:委員9名、欠席者1名

 議  事:

1. 委員の紹介
2. 検討事項の確認と達成目標
 ・ 5月9日付で学会長から委嘱された事項を確認した。若年者の「学会離れ」等の問題をふまえて、長期的視野に立った「日本農薬学会の将来」を見据えた多面的な検討が求められている。そのため、学会員の学会への期待、財政基盤と会員の確保、国際会議等への積極的な参加や「食の安全」など社会要請との係わり、学会誌の充実、産・学・官の連携、海外との協力関係、学会名などについて論議し、学会に提言する。
 ・ 平成21年度末(平成22年4月に予定されている常評)までに中間提言を求められているため、上記の検討事項のなかから緊急課題を抽出し,集中的に議論する。
 ・ 農薬学会をホームとする研究者を増やすことを目標とし、新たなミッションを設定する。
3. その他
 ・ 次回委員会は9月12日(土)に開催予定。


日本農薬学会第34回大会報告

 日本農薬学会第34回大会は、 東京大学安田講堂と 東京大学農学部において、平成21年3月17日(火)〜3月19日(木)の3日間にわたって開催されました。456名の登録者に加え、名誉会員、終身会員、維持会員など多数の参加がありました。1日目には5題の受賞講演と2題の特別講演が、2〜3日目には107題の一般講演が行われ、また2つのシンポジウムと2つのランチョンセミナーも開催されました。今回の一般講演発表時にはコーヒーブレイクも設けられ、盛会裡に終了いたしました。
 大会の会計は以下の通りとなりました。ご協力を頂いた参加者各位、ならびにご支援頂いた各企業に対し厚く御礼申し上げます。
日本農薬学会第34回大会組織委員長 浅見忠男



 
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