日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan

お知らせメール バックナンバー

お知らせメール(会員情報サービス)について

[ お知らせメール No.42 ]   2009年11月19日 配信

     前へ | 次へ

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 日本農薬学会お知らせメール   2009.11.19
  植物保護シンポジウム「気候変動と農業科学-植物保護を考える」
    のお知らせ(再案内)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


日本農薬学会会員の皆様

植物保護シンポジウム「気候変動と農業科学-植物保護を考える」のお知らせ(再案内)

開催まで2週間となりましたので、再度ご案内させていただきます。

 平成17年度の学術会議改革により研究連絡委員会制度が廃止されると共に、農学部門の会員数が大きく減少しました。これにより植物保護関連学会の拠り所であった植物防疫研究連絡委員会もなくなり、毎年開催されていた「植物保護・環境シンポジウム」も途絶えたままになっておりました。一方、昨年起こった食糧価格の急騰に象徴されるように、食糧危機は先進国でも起こりうる問題であることが懸念され、その確保の重要性が再認識されているところです。
 このような中で、植物防疫に関連する学会が連携して活動してゆく必要性が指摘され、学術会議連携会員である上野民夫先生、上路雅子先生および各学会長が中心となって協議を進めてまいりました。その結果、「植物保護科学連合」(仮称)を作って連携した活動を行ってゆくこととし、その手始めとして標記シンポジウムを企画したところです。
 つきましては、プロラムは下記の通りとなっておりますので、ご関心の各位の多数の参加をいただきたく、ご案内申し上げます。なお、プログラムは学会ホームページにもありますのでご参照下さい。

植物保護シンポジウム
 「気候変動と農業科学―植物保護を考える―」
趣 旨:
  人口増加と人類活動の拡大が気候変動とともに生態系に不可逆的な変貌を強いている今日、食糧を恒常的に確保することが次第に困難になりつつある。このような状況において、食糧の量的かつ質的な安定供給を達成することが農学の最大の使命で、それに向けて新しい植物保護科学を展開させることが期待されている。そこで、本シンポジウムでは、気候変動に伴って発生した課題を整理し、植物保護科学の果たすべき役割について議論を深めたい。

日 時:2009年12月2日(水)13時より17時(12時開場)
会 場:東京大学弥生講堂(地下鉄 南北線「東大前」駅下車徒歩1分)
    http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/
主な対象:研究者、一般、学生・院生
参 加 費:無料

        プログラム

13:00 開会挨拶 上野民夫(大日本除虫菊株式会社)
13:05  基調講演:「世界の農業生産」 丸紅経済研究所長 柴田明夫
        話 題 提 供(13:45〜16:15)
13:45 地球温暖化と水田雑草の動態の変化    森田弘彦(秋田県立大学)
14:15 地球温暖化の昆虫に対するインパクト    藤崎憲治 (京都大学)
14:45 地球温暖化に伴うカンキツ・グリーニング病対策 岩波 徹(果樹研究所)
15:15 気候変動が農薬の挙動と効果に及ぼす影響 與語靖洋(農業環境技術研究所)
15:45 気候変動に伴う植物化学調節技術の展望   吉田茂男(理化学研究所)

        休   憩(16:15〜16:30)

16:30 総合討論
17:00 閉会挨拶 上路雅子(日本植物防疫協会)

主 催:植物保護シンポジウム実行委員会
日本応用動物昆虫学会・日本植物病理学会・日本農薬学会
植物化学調節学会・日本雑草学会

シンポジウム終了後、懇親会(会費3,000円)を開催します。会費は当日徴収します。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
■ 「お知らせメール」に関するお問い合わせはこちら
nouyaku@mocha.ocn.ne.jp
■ 会員情報の確認・変更・配信の解除はこちら
http://pssj2.jp/inside/member.html
■ 著作権は日本農薬学会に帰属します

 日本農薬学会 http://pssj2.jp/

    

   前へ  | 一覧[41-60]  | 次へ

Pagetop
Back