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日本農薬学会お知らせメール 2008.12.8
日本農学進歩賞の受賞
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日本農薬学会会員の皆様
日本農薬学会員の伊原 誠氏(現(独)理化学研究所)が、財団
法人農学進歩賞を受賞されました。
・課題名:「環境保全型農業での選択的害虫制御に関する基礎研究」
・11月25日に、東京大学弥生講堂で授賞・講演会が開催されました。
(様子は次の学会ウェブサイト参照)
http://pssj2.jp/calendar/081125.html
同賞は40歳未満の若手研究者を対象とする賞で、日本農薬学会
では、前年の日本農薬学会奨励賞受賞者を農薬学会長名で推薦して
きましたが、今回、第7回目にして初めて受賞できました。
財団法人農学会は、そのルーツを、札幌農学校農学会と駒場農学
校農学会に遡り、我が国の農学に関する高等教育を支援する組織と
して、輝かしい伝統をもった法人で、大正14年設立で社会的評価を
得た完成された研究者に「日本農学賞」を顕彰している農学系学協
会の集合体である日本農学会とは別組織です。ですが、本法人は、
この日本農学会や、大学の協議体である国立大学農学系学部長会議、
日本学術会議、その支援を受けた日本農学アカデミー等の組織と
連絡を取りながら、「農事に関する学術の研究を奨励し、農業の
改良発展を図ることを目的とする」とし、若手研究者による学術
研究を奨励することにより、21世紀の世界の農業が健全に発展する
一助として、若手研究者を顕彰する賞である「日本農学進歩賞」を
設立され、毎年、日本学術会議に登録されている農学系学協会の長、
全国の国公私立大学の農学系学部長、産官学の研究所長からそれ
ぞれ推薦を受け、その候補課題の中から毎年10件程度が選ばれ顕彰
されています。
(日本農薬学会副会長 田中啓司)
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