∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
日本農薬学会お知らせメール No. 55 2010.5.21
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
構造活性フォーラム2010
「QSARパラダイムの分化と深化」
定量的構造活性相関(QSAR)は医薬・農薬のデザインおよび作用機構,特に分子レ
ベルにおける作用機構の解明にとって重要な役割をになっている.QSARは今から
約半世紀前にHansch, Fujitaによって提唱されたもので,ドラッグディスカバ
リーにも貢献して来た.その後,コンピューターの進歩につれて,3D, 4D, 5D-
QSARといった手法も開発されてきているが,Hansch-Fujita法はclassic QSARと
して,今でも広く用いられている.しかし,一方で,QSARのもつ物理化学的な意
味を無視し,単なる統計処理だけに終わっている例も多々見受けられる.本
フォーラムでは,創薬成功例の紹介とともにQSARの半世紀を振り返り,QSAR で
用いられるパラメーターの正しい理解を喚起する.また,QSARの統計的有意性と
メカニズムの妥当性についても考える.さらには,酵素や受容体といったタンパ
ク質とリガンド分子との間の相互作用の解析について解説する
主 催: 日本薬学会構造活性相関部会
協 賛: 日本薬学会医薬化学部会,日本薬学会生物系薬学部会,日本化学会,日
本農芸化学会,有機合成化学協会,日本分析化学会,日本農薬学会,近畿化学協会
日 時: 平成22年6月18日 (金) 10:00 — 17:00
会 場: コープイン京都
講 演:
1. Hansch−Fujita法の半世紀ー生物理化学的意義と創薬企業化成功例
藤田稔夫(京都大学名誉教授)
2. QSAR---統計的有意性とメカニズムの妥当性 清水良(田辺三菱製薬)
3. 等級活性データーの取り扱いと3D−QSAR 大軽貴典(田辺三菱製薬)
4. Hansch-Fujita法の分子論的解釈と分子科学計算を用いたenzymatic QSAR 中
馬寛(徳島大学)
5. 分子シミュレーションと構造活性相関 仲西功(近畿大学)
申込み締切り: 定員 (70名) になり次第締切り
参加費: 一般4,000円,学生無料
参加申込み方法: 構造活性相関部会ホームページからお願いします.
銀行振込: 口座開設予定
問合せ先: 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学大学院農学研究科内
応用生命科学専攻内 構造活性フォーラム実行委員会 中川好秋
Tel: 075-753-6117 Fax: 075-753-6123
E-mail: naka@kais.kyoto-u.ac.jp
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
■ 「お知らせメール」に関するお問い合わせはこちら
nouyaku@mocha.ocn.ne.jp
■ 会員情報の確認・変更・配信の解除はこちら
http://pssj2.jp/inside/member.html
■ 著作権は日本農薬学会に帰属します
日本農薬学会 http://pssj2.jp/
|