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Spinosad bait treatments as alternative to malathion to control the Mediterranean fruit fly Ceratitis capitata (Diptera: Tephritidae) in the Mediterranean Basin
スペインにおけるチチュウカイミバエの防除は,主としてタンパクベイトと混合した有機りん系殺虫剤,特にマラチオン施用によって行われている.より環境に優しい殺虫剤の開発を目的に,有機りん系殺虫剤の代替としてのスピノサド剤の効果を評価した.室内実験として,ミカンの葉に薬剤を塗布し0〜6日間経過した後にミバエ成虫を放ったところ,スピノサドを0.05〜0.15%含有するSpintor 480 SC®にベイトを添加した製剤は6日以内に昆虫を高い割合で死亡させた.この効果はスピノサド単独剤である10% Spintor Cebo®と同等であった.野外実験では,5% Spintor Cebo®, 0.1% Spintor 480 SC®タンパクベイト剤およびマラチオンを含む 0.5% Malafin 50®タンパクベイト剤はいずれもミバエの成虫数を減少させ,ミカン果実の被害を同程度に抑制した. (文責:編集事務局) |