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Juvenile hormone activity of optically active ethyl 4-(2-benzylalkyloxy)benzoates inducing precocious metamorphosis
早熟変態誘導活性を有するエチル4-(2-ベンジルアルキルオキシ)ベンゾエート類をアラタ除去したカイコ4齢幼虫に局所施用した場合,幼若ホルモン(JH)活性を示すことを見いだした.低薬量で早熟変態を誘導するヘキシル誘導体(KF-13)とヘプチル誘導体が比較的高いJH活性を示した.両化合物ともS体の活性がR体より強かった.4-(2-ベンジルアルキルオキシ)ベンゾエート類ではJH活性と抗JH活性の間に相関がみられた.KF-13の4-エトキシカルボニル基を4-エチルや3,4-メチレンジオキシ基に変換すると,JHおよび抗JH活性とも消失した. |