|
Potential fungicidal activity of 3-(substituted oxy)-5-methylisoxazoles 殺菌剤ヒメキサゾールの構造変換によって,3-アシルオキシ,3-アルコキシ,3-アルキルカルバモイロキシ,および2-アシルアミノイソキサゾール誘導体をそれぞれ合成し抗菌活性と病害防除効果を調べた.結果,3-アシルオキシ誘導体は他の誘導体よりも高い活性を示した.また複数の3-アシルオキシ誘導体はPyrenophora graminea,Alternaria alternata,Cercospora beticola,Rhynchosporium secalis,Septoria tritici,Microdochium nivale,Rhizoctonia solani,Puccinia recondita,Blumeria graminis などに幅広く抗菌活性と病害防除効果を有していた.このうち,3位に1-ナフトイルオキシ基とo-トルオイルオキシ基を有する5-メチルイソキサゾール誘導体がRhizoctonia solaniに対して,3位に2,2-ジクロロ-1,3,3-トリメチルシクロプロピルカルボニルオキシ基を有するイソキサゾール誘導体がM. nivaleに対して,それぞれ25 mg/Lで高い抗菌活性を示したことは注目される. |