日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan

Pretreatment with Stenotrophomonas maltophilia CGMCC 1.1788 increased the aphicidal activity of imidacloprid
Stenotrophomonas maltophilia CGMCC 1.1788の前処理によるイミダクロプリド殺アリマキ活性の増強


Zhonghua Liu, Yumin Cao, Yijun Dai, Jueping Ni, Hua Wei, Sheng Yuan


Journal of Pesticide Science 38, 139-143 (2013) [抄録/PDF]

コハク酸エステル存在下に, イミダクロプリドをStenotrophomonas maltophilia CGMCC 1.1788溶液で8日間前処理し,直接土壌に散布した場合,その殺マメアブラムシ活性は2倍以上になった.分析により,イミダクロプリドの一部が,活性の高い代謝体へと変換されていることがわかった.本論文は,バクテリアによる代謝反応を応用した,経済的に殺虫効果を増強する新しい方法を提示している.この方法で,イミダクロプリドの投与量,および環境内の残留を減らすことができると考えられる.(文責:編集事務局)


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