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Effects of different classes of attractants, cochliophilin A and N-(E)-feruloyl-4-O-methyldopamine, on the response of Aphanomyces cochlioides zoospores in their chemoattraction and activation of motility linked with intracellular cAMP Cochliophilin A (5-hydroxy-6,7-methylenedioxyavone, 1)とN-(E)-feruloyl-4-O-methyldopamine(2)は宿主植物根から単離されたAphanomyces cochlioides遊走子誘引物質である.クロスコンペティション試験において,セライト粒子に付着させた化合物1 (4 fmol) は,担体粒子から放出される1の濃度勾配を打ち消すのに充分な量の化合物2を含む水溶液(1×10-6モル濃度) 中で,A. cochlioides遊走子を強く誘引した.同様に,担体に付着させた化合物2 (40 fmol) は化合物1を 1×10-6モル濃度で含む水溶液中でもA. cochlioides遊走子を明らかに誘引した.加えて,担体に付着させた化合物2は 1×10-6モル濃度のNADP+水溶液中では,A. cochlioides遊走子を全く誘引しないのに対し,化合物1は同じ水溶液中でその遊走子を強く誘引した.これらの結果は,化合物1と2が誘引に関わる受容体を共有していないことをほのめかしていた.誘引物質1に対する化学物質認識システムはA.cochlioides遊走子の宿主認識に組み込まれ,化合物2の認識システムは細胞分化にリンクしていることがそれぞれ示唆された. |