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Plasma, erythrocyte membrane bound enzymes and tissue histopathology in male Wistar rats exposed to common insecticides ウィスター系ラットの雄に,低用量(LD50の1/4)のジクロルボス(DDVP),ラムダ-シハロトリン(LMB),シペルメトリン(CPM),イミダクロプリド(IMP)をそれぞれ3週間投与し,赤血球抗酸化酵素活性,細胞毒性のバイオマーカーおよび内臓器官の病理組織学的変化について調査した.DDVPとLMBを投与したラットにおいては,グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ活性,グルタチオン-S-トランスフェラーゼ活性,アセチルコリン量および体重に有意な減少が見られた.しかしながら,グルタチオン量が有意に減少したのは,DDVPとIMPを投与されたラットのみであった.一方,DDVP投与ラットの血漿,DDVP,CPM,およびIMP投与ラットの赤血球において,脂質過酸化反応がコントロールと比較して有意に亢進した.また,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼとアラニンアミノトランスフェラーゼ活性の有意な上昇は,DDVPを投与した場合において見られたが,血漿中の尿素とクレアチニン量の変化に有意差はなかった.これらの結果は,病理組織学的変化と一致していた.(文責:編集事務局) |