農薬バイオフロンティアシンポジウム
テーマ : 「 脱石油社会の基幹産業を担う必須の農業資材・農薬とは 」
主 催 : 日本農薬学会
共 催 : 応用動物昆虫学会、日本植物病理学会
協 賛 : 日本雑草学会
日 時 : 平成22年8月27日(金) 10:00〜17:10
会 場 : 九州大学箱崎キャンパス・国際ホール (福岡市東区箱崎6-10-1)
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html (地図中の50番の建物)
趣 旨 :
今や農業は、食糧のみならずバイオ燃料等のエネルギーおよび生分解性プラスチック等の化成品の原料生産として脱石油社会の基幹産業となりつつある.従って,農薬は食用および非食用作物(原料作物)を増産するための戦略とその実践のための必須の農業資材として,その重要性を増しつつある.一方,農薬は生物防除というその本質的な使命から,生物多様性や環境への影響の問題と切り離す事は出来ない.
人類の持続可能な発展と共生の未来へ向け,食糧と脱石油社会の実現のための作物の安定供給と環境や生物多様性維持・保全を両立させるために,農薬が解決しなければならない課題,特に今後取り組むべき農薬研究についてシンポジウムを開催します.
プログラム :
10:00 開会あいさつ 田村廣人(名城大学)
座長:田村廣人(名城大学)
10:10 「薬物代謝と農薬の効能:特に硫酸化について」 水光正仁(宮崎大学)
10:55 「脱皮の分子メカニズムとその阻害剤の構造活性相関」 中川好秋(京都大学)
座長:山田直隆(九州大学)
11:40 「有機リン殺虫剤プロチオホスが分子中に隠しもつ秘密からの提言」 宮本 徹(東京農業大学)
12:25 休 憩
座長:尾添嘉久(島根大学)
13:30 「“農薬が危ない!”と誰が言っているの? -如何にして人々の農薬に対する認識を変えるか-」
梅津憲治(大塚化学株式会社)
14:15 「農薬の研究・開発に関する一考察」 田代茂喜(元住化武田農薬株式会社)
15:00 休 憩
座長:宮川 恒(京都大学)
15:15 「植物の代謝系理解の再構築」 吉川博道(元福岡工業大)
16:10 「昆虫の変態・休眠制御物質の創製」 桑野栄一(元九州大学)
17:05 閉会あいさつ 塩月孝博(農業生物資源研究所)
参加費 : 無料 但し講演要旨集代として2,000円徴収します.事前参加申込みは不要です.
シンポジウム終了後、懇親会を九州大学ファカルティークラブ(箱崎キャンパス)にて開催します(17:30〜).なお,会費(5,000円)は当日徴収します.
問い合わせ先:
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1
九州大学大学院農学研究院 農業薬剤化学研究室 山田直隆
TEL : 092-642-2857,FAX : 092-642-2858
e-mail : n-yamada@agr.kyushu-u.ac.jp (@(全角)は@(半角)に置き変えてください)
世話人 : 田村廣人(名城大学),塩月孝博(農業生物資源研究所),山田直隆(九州大学)