第26回農薬環境科学研究会 開催案内
主 催:日本農薬学会(農薬環境科学研究会)
テーマ:土壌環境における農薬の分解と農薬分解菌
趣旨: 農耕地等に散布された農薬の多くは最終的に土壌に到達することから,土壌環境における農薬の消長を明らかにすることは,その安全性を評価するために重要です.また,土壌中には多種多様な微生物が生息し,農薬を分解することで農薬を使用する際の安全性の向上や生態系の保全に重要な役割を果たしています.今回の研究会では,農薬登録における各種の土壌関連試験についての意義を理解するとともに,土壌微生物生態系についての基本的な内容から農薬分解菌に関する最近の研究成果を通して,掲題テーマに関する最新の知見を得ることを目的とします.
日 時:平成20年10月30日(木)〜31日(金)
会 場:原鶴温泉 旅館 泰泉閣
〒838-1521 福岡県朝倉市杷木志波20
TEL 0946-62-1140 FAX 0946-63-3868
http://www.taisenkaku.co.jp
交通手段:
[ハイウェイバス](西鉄高速バス使用)・・・・・バス使用が便利です。
博多駅バスセンター、天神バスセンター、あるいは福岡空港より日田・杖立・高塚行き
高速バスに乗り、杷木バスセンターで下車、送迎バスまたはタクシーにて5分
<路線案内> <時刻表>
杷木バスセンター着 12:08、12:43、13:05の便については、送迎バスを用意しています。
これ以外の便を使用される方は、0946-62-1140へ連絡して送迎バスを予約してください。
[車] (ホテルに無料駐車場あり。200台駐車可能)
福岡方面から:大分自動車道朝倉インターより国道386号線を大分方面へ約10分,
大分方面から:大分自動車道杷木インターより国道386号線を福岡方面へ約5分
[JR] (かなり不便です)
JR久大線筑後吉井駅(送迎有り)またはうきは駅下車、送迎バスまたはタクシーで15分
筑後吉井駅時刻表 <下り> <上り>
参加費(懇親会費・宿泊費を含む):
農薬学会員 20,000円 非学会員 23,000円
参加人数:90名程度
申し込みおよび参加費の支払い方法:
(1) 参加申し込み方法:参加申込書(エクセルファイル)をダウンロード後、必要事項をご記入の上、電子メール(yosikawa@fit.ac.jp)またはファックス(092-606-0728)でお申し込みください。当方から確認の連絡をします。
申し込み締め切り:平成20年10月17日(金)必着
(2) 参加費の支払い方法:参加確認の連絡があった方は、合計金額(含む見学会)を確認の上、下記の銀行口座に振り込んでください。振り込み手数料は自己負担でお願い致します。また会計の都合上、10月24日(金)以降のキャンセル等はご遠慮ください。
振り込み締め切り:平成20年10月17日(金)
参加費振込先:
・口座名 :農薬環境科学研究会 会計 吉川博道
ノウヤクカンキョウカガクケンキュウカイ カイケイ ヨシカワ ヒロミチ
・銀行名 :福岡銀行新宮支店 口座番号:569085(普通預金)
研究会プログラム:
<10月30日(木):1日目> 農薬登録における土壌関連試験について
12:30 〜 受付開始
13:30 〜 13:40 開会挨拶
13:40 〜 14:20 国内登録における要求項目とOECD等による検討状況
北村 恭朗:(独)農林水産消費安全技術センター農薬検査部
14:20 〜 15:00 農薬の好気的土壌および好気的湛水土壌中運命試験
薩摩 孝次:(財)残留農薬研究所
15:00 〜 15:40 農薬の嫌気的土壌および水-底質系代謝試験
小高 理香:住友化学(株)生物環境科学研究所
(コーヒーブレイク)
15:55 〜 16:35 農薬の後作物移行試験について
藤澤 卓生:住友化学(株)生物環境科学研究所
16:35 〜 17:35 特別講演:「土壌中の多様な生き物とその働き」
橋本 知義:九州沖縄農業研究センター
17:35 〜 質疑応答
18:00 〜 情報交換会(懇親会)
<10月31日(金):2日目> 農薬分解菌に関する最近の研究について
8:00 〜 9:00 朝食
9:00 〜 9:40 微生物コンソーシアムによる難分解性農薬の分解と汚染現場への適用
高木 和広:農業環境技術研究所
9:40 〜 10:20 土壌の微視的環境と微生物の生態
西山 雅也:長崎大学環境科学部
(コーヒーブレイク)
10:40 〜 11:20 土壌中での農薬分解菌群集の挙動
井藤 和人:島根大学生物資源科学部
11:20 〜 12:00 環境DNAからのアプローチ
妹尾 啓史:東京大学大学院農学生命科学研究科
12:00 〜 12:30 総合討論
13:00 〜 14:40 エクスカーション (現地解散)
エクスカーション:
サッポロビール新九州工場(日田市:環境との共生・リサイクル率100%をうたう新工場)見学。
参加人数30名程度、参加費(昼食込み)2,000円程度を予定しています。 <工場のウェブサイト>
ビール工場からは15:00発日田バスセンター行き(15:17分着)のコミュニティバス(PDF)があります。
日田バスセンター発博多方面行きのバス時刻表 17:30前後には福岡空港に戻ることができます。
備 考:
≫ 10月30日(木)は昼食を済ませてから会場にお越しください。
≫ 本研究会は、自由な討論や情報交換を行うことを伝統にしています。楽な服装でご参加願います。
問い合わせ先:
第26回農薬環境科学研究会(福岡大会)開催幹事
吉川博道
福岡工業大学・工学部・生命環境科学科
〒811-0295 福岡市東区和白東3-30-1
Phone: 092-606-5879 Fax: 092-606-0728
e-mail:yosikawa@fit.ac.jp
井藤和人
島根大学・生物資源科学部
〒690-8504 島根県松江市西川津町1060
Phone: 0852-32-6521 Fax: 0852-32-6597
e-mail:itohkz@life.shimane-u.ac.jp
(2008/08/11 掲載)(2008/08/27 更新)