第30回農薬環境科学研究会 開催案内
主 催 : 日本農薬学会(農薬環境科学研究会)
日 時 : 平成24年10月18日(木)〜19日(金)
場 所 : マロウドイン熊谷 (JR高崎線・秩父鉄道 熊谷駅北口より徒歩約10分)
〒360-0032 埼玉県熊谷市銀座 1-64
TEL : 048-525-7611 (代) FAX : 048-525-9842
http://www.marroad.jp/kumagaya
テーマ : 農薬の土壌中における挙動と作物残留
趣 旨 :
農耕地で使用される農薬の大部分は土壌に到達し、土壌中を拡散・移動しながら分解・消失することが知られています。しかし、基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止するポジティブリスト制度の施行(平成18年度〜)にともない、農薬のドリフトや、魚介類および後作物への残留が問題となり、その対策が求められています。平成22年の第28回農薬環境科学研究会では、「土壌残留農薬の挙動と農作物及び周辺環境への影響」をテーマに、農薬の土壌残留に係わる問題に焦点を当て、話題提供および議論を行いました。
今回の研究会では、第28回での議論を受けて、後作物への農薬残留問題を念頭に置きつつ、各方面からの話題提供を元に皆様と議論することで、農薬の土壌中における挙動と作物残留との関連について理解を深めたいと思います。また、前回に引き続き、学生を含む若手研究者の発表の場を予定しております。
プログラム(案) :
<10月18日(木):1日目>
13:15 〜 13:25 開会挨拶
13:25 〜 14:25 基調講演 「植物と土壌の接点 -根圏- をめぐる研究」
信濃卓郎 (農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センター)
14:25 〜 15:10 作付体系と農薬の後作物への影響
與語靖洋 (農業環境技術研究所)
15:10 〜 15:25 (休 憩)
15:25 〜 16:10 環境中における農薬の分解とその要因について
大山和俊 (残留農薬研究所)
16:10 〜 16:55 土壌条件が農薬の挙動に及ぼす影響
江波戸宗大 (農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター)
16:55 〜 18:00 ポスター発表
18:30 〜 20:30 情報交換会(懇親会)
<10月19日(金):2日目>
9:00 〜 9:45 緑茶によるがん予防 - 埼玉県から発信する最近の話題 -
菅沼雅美 (埼玉県立がんセンター)
9:45 〜 10:30 土壌に残留した農薬の作物吸収
清家伸康 (農業環境技術研究所)
10:30 〜 10:40 (休 憩)
10:40 〜 11:25 有機化学物質の代謝と毒性 - 医薬品開発における反応性代謝物質評価を中心に -
高草英生 (第一三共株式会社)
11:25 〜 11:55 総合討論
12:00 閉会
午後 見学会(狭山茶の関係施設などを見学予定、16時頃解散予定)
※ 時間、演題は一部変更になる場合があります。
参加費(全日程参加) :
農薬学会員 21,000 円
非学会員 25,000 円
学 生 10,000 円
エクスカーション参加費 3,000 円 (別途加算、昼食代1,000円を含む)
参加申込方法 :
参加申込書(Word) に必要事項を記入し、平成24年9月30日(日)までに、メールまたはFAXにて下記あてへお申し込みください。また、参加費は参加申込書に記載された銀行口座に 10月5日(金) までにお振込み下さい。
参加申込先:日本農薬学会事務局
E-mail: nouyaku@mocha.ocn.ne.jp FAX: 03-5980-0282
ポスター発表申込み方法 :
ポスター発表申込書(Word) に必要事項を記入し、発表要旨(Word) とともに 平成24年9月14日(金)までに、メールにて下記あてへお申し込みください。
発表申込先: 與語靖洋(独立行政法人農業環境技術研究所)
E-mail: yogo@affrc.go.jp
【開催幹事】
埼玉県農林総合研究センター、(独)農業環境研究所
【問合わせ先】
〒305-8604 茨城県つくば市観音台 3-1-3
独立行政法人 農業環境技術研究所 研究コーディネータ 與語靖洋
TEL: 029-838-8244 FAX: 029-838-8199
E-mail: yogo@affrc.go.jp
(2012/04/18 掲載)(2012/07/18更新)