日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan

第33回農薬環境科学研究会 開催案内

主 催 : 日本農薬学会、農薬環境科学研究会

日 時 : 平成27年10月15日(木)〜16日(金)

場 所 : 名鉄犬山ホテル 
       〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券107-1
       TEL : 0568-61-2211
       http://www.m-inuyama-h.co.jp/

交 通: 名鉄「犬山遊園」駅から徒歩8分
      (名鉄名古屋駅から犬山遊園駅まで28分)

参加費(事前申込み) : 農薬学会員 5,000 円、非会員 8,000 円、学生 2,000 円
                  情報交換会 8,000 円
                  分析技術セミナー 2,000 円


参加申込み
参加申込書(Word) に必要事項を記入し、メールもしくはFAXにて合同研究会受付担当(E-mail: iijima@iet.or.jp、FAX: 0297-27-4516)宛にお申込みください。受付後、確認メールが返信されます。

※参加申込みの期限は、8月31日(月)です(振込み期限は9月末)。
 事前申込みの期日を過ぎると当日受付扱いになります。
  (当日受付:会員 7,000 円、非会員 10,000 円)

ポスター発表申込み※終了しました。
ポスター発表申込書(Word) に必要事項を記入し、永井雄太郎宛(E-mail: y-nagai@ja-aichi.or.jp)にメールにてお申込みください。受付確認後に、ポスター発表要領を返信致します。
なお、ポスター発表の中から、委員会の選定した課題について一般講演(口頭発表)をお願いします。優れたポスター発表は表彰をします(最優秀賞、優秀賞、委員会特別賞)。

※ポスター発表の申込みの期限は、8月15日(土)です。


企業展示申込み※終了しました。
企業展示申込書(Word) に必要事項を記入し、メールもしくはFAXにて合同研究会受付担当(E-mail: iijima@iet.or.jp、FAX: 0297-27-4516)宛にお申込みください。受付後、確認メールが返信されます。

※企業展示の申込みの期限は、7月31日(土)です。


宿泊先 : 名鉄犬山ホテル。参加申込書にてお申し込みください(宿泊費:8,000円)。宿泊斡旋は相部屋のみで、個室の宿泊斡旋は致しませんので、個室宿泊希望の場合は、各自にて会場または周辺ホテルを御予約ください。

プログラム : 広い視点で考えよう 農薬を取り巻く諸問題
 平成27年度は、農薬残留問題について、農薬使用、環境動態、農薬残留の実態調査、分析法の検討と結果の評価など、広い視点から捉えるため、第38回農薬残留分析研究会と第33回農薬環境科学研究会を合同開催して、議論を深めます。

   <10月15日(木):1日目>
   12:00 〜 13:00  受付
   13:00 〜 13:05  開会(農薬環境科学研究会委員長:田村 廣人)
   13:05 〜 15:20  シンポジウム「広い視点で考えよう 農薬を取り巻く諸問題」
               S-01:土壌残留性試験に関する話題(土壌残留ガイドライン等の改訂情報など)
                  中村 直紀(公益財団法人日本植物調節剤研究協会) 座長:與語 靖洋
               S-02:後作物残留に関する話題(環境省における調査事例など)
                  清家 伸康(国立研究開発法人農業環境技術研究所) 座長:山本 幸洋
               S-03:急性参照用量(ARfD)に関する話題
                  吉田 緑(内閣府食品安全委員会) 座長:坂 真智子
               総合討論
   15:20 〜 16:50  ポスターセッション、企業展示
   16:50 〜 17:30  特別講演 座長:中村 幸二
               S-04:愛知県における病害虫の発生状況と防除の取り組み
                  加藤晋朗(愛知県農業総合試験場病害虫研究室長)
   18:30 〜 20:30  情報交換会(進行:斎藤 勲、大竹 敏也)

 <10月16日(金):2日目>
    8:00 〜 9:15  ポスターセッション、企業展示
    9:15 〜 10:45  一般講演 6題(P-01〜P-06、各15分)
             座長:稲生 圭哉、小杉 正樹、永井 雄太郎

 ポスター発表 

P-01:ジチオカルバメート系農薬の迅速分析法の開発
垣谷彩乃、吉岡俊暁、永富康司、原山耕一(アサヒグループホールディングス)
P-02:エフコープ生活協同組合における食品中残留農薬検査の現状、および適正検査数の考察
橋本智之1)、尾嵜晶子1)、鈴木智弘1)、斎藤勳2) (1 エフコープ生活協同組合商品検査センター、2 日本生活協同組合連会商品検査センター)
P-03:QuEChERS法を用いた蜂蜜および玄米中ネオニコチノイド系農薬の一斉分析法の検討
平井知里、山岸浩(福井県衛生環境研究センター)
P-04:模擬水田の浸透水と実水田の土壌水および暗渠排水中の農薬濃度の比較
若曽根佳樹1)、近藤圭1)、飯島和昭1)、大山和俊1)、奥野潤一2)、中村直紀2)、村岡哲郎2) (1 残留農薬研究所、2 日本植物調節剤研究協会)
P-05:Al、Feイオンと腐植の複合体形成が農薬の土壌吸着に与える影響:acetamipridを例として
宇井直斗1)、鈴木勝大1)、茅田沙央理1)、齊藤光彦1)、弓削直也1)、有城卓志1)、渡邉彰2)、礒井俊行1)、村野宏達1)(1 名城大農、2 名古屋大院生命農学)
P-06:カワヂシャを用いた化学物質の影響評価法
加藤貴央、石原悟(農林水産消費安全技術センター 農薬検査部)
P-07:オリーブ(葉)におけるジノテフラン分析とその残留濃度予測
宇梶徳史1)、濱本愛1)、飛野敏明1)、原登志彦2)、村川弘1)(1 熊本県保健環境科学研究所、2 北海道大学低温科学研究所)
P-08:グリホサート、グルホシネート及び代謝物分析に関するメタルフリーカラムの有効性評価
中野裕太、坂牧寛、内田丈晴(化学物質評価研究機構)
P-09:カフェイン除去を目的とした食品中残留農薬分析法の検討
上田祐子1)、岡田英樹2)、本田克久1)(1 愛媛大学農学部、2 森永生科学研究所)
P-10:アダマンチル基を修飾した充填剤を用いた農薬の分析
瀬尾昌子、荒井裕子、神田武利、柳澤功(資生堂)
P-11:農薬残留分析法開発におけるTLCの利用
大坪祥人、手銭良太郎、嶋中一夫(日本エコテック)
P-12:ミツバチ一頭を試料とした残留農薬分析法の検討
大石桂輔、石原悟(農林水産消費安全技術センター 農薬検査部)
P-13:LC-MS/MS によるミツバチ中の残留農薬一斉分析法の妥当性確認(第二報)
石原悟、大石桂輔(農林水産消費安全技術センター 農薬検査部)
P-14:残留農薬分析前処理における固相ミニカラムの流速影響に関する検討
井口えい子1)、陳杏玲1)、高柳学1)、西村泰樹1)、北出崇2)、誉田佳孝1)、宮林武司1)(1 ジーエルサイエンス、2 エムエス機器)
P-15:Simultaneous Determination Improvement of Flonicamid and its Metabolites in Sweet Pepper by QuEChERS and LC-MS/MS
Yong-Duk JIN, Taek-Kyum KIM, Jin-Ho RO, and Nam-Jun CHO (National Academy of Agricultural Science, RDA, Wanju, Rep. of Korea)
P-16:茶等の残留農薬分析におけるマトリックス除去の検討 茶カテキン及びカフェインの除去
堀伸二郎、田中嘉晴、森本隆司(三栄源エフ・エフ・アイ)
P-17:GC/MS オートサンプラによるサンドイッチ注入を利用した食品中残留農薬の標準添加法の検討
穴沢秀峰、笠松隆志、杉立久仁代(アジレント・テクノロジー)
P-18:ガスバリアー性能の異なる被覆フィルムを適用したダゾメット剤処理圃場周辺環境中でのMITCモニタリング
市原勝1)、野村誠1)、小原裕三2)(1 高知県農技セ、2 農業環境技術研究所)
P-19:オンラインSFE-SFC-MSシステムを用いた残留農薬の一斉分析
市川千種1)、寺田英敏1)、内方崇人1)、服部考成1)、山口忠行1)、舟田康裕1)、市来弥生2)、酒井美穂3)、安藤孝3)、福ア英一郎4)、和泉自泰5)、馬場健史5)(1 島津製作所、2 宮崎県産業振興機構、3 宮崎県総合農業試験場、4 大阪大学、5 九州大学)
P-20:ドライアイス凍結粉砕法を用いたGC-MS/MSによる農産物中残留農薬の一斉分析
梅村優子1)、上野英二1,2)、市川義多加1)、戸塚昌子1)、渡邉美奈恵1)、棚橋高志1)、猪飼誉友1)、斎藤勲3)(1 愛知県衛生研究所、2 愛知県一宮保健所、3 科学技術交流財団)
P-21:LC-MS/MSによる食品中のネオニコチノイド系農薬の多成分分析
渡邉美奈恵1,3)、上野英二1,2)、市川義多加1)、戸塚昌子1)、梅村優子1)、棚橋高志1)、猪飼誉友1)、上山純3)、斎藤勲4)(1 愛知県衛生研究所、2 愛知県一宮保健所、3 名古屋大学、4 科学技術交流財団)
P-22:ウリ科野菜生産のための土壌残留ドリン系農薬迅速検出用ELISAシステムの開発
澤田石一之1,2)、二瓶真澄1)、鳥淵泉1)、片岡千和1,3)(1 カーバンクル・バイオサイエンテック、2 愛媛大学農学部、3 兵庫県立大学大学院工学研究科)
P-23:非イオン系界面活性剤オクチルフェノールポリプロポキシレート新規分解メカニズムの解明およびS10-GERMS法による分解菌の同定・識別
塩澤香菜2)、加藤ひとみ1)、井戸陽介1)、細田晃文1,2)、田村廣人1,2)(1 名城大農、2 名城大院)
P-24:表面プラズモン共鳴を利用した免疫センサーによる農薬残留分析法開発の試み
平川由紀1)、山崎朋美1)、原田亜矢子2)、岩佐精二2)、成田宏史3)、三宅司郎1)(1 京都高度研、2 豊橋技科大、3 京都女子大)
P-25:QuEChERS法を用いたUPLC/MS/MSによる農薬一斉分析
佐藤信武、江崎達哉(日本ウォーターズ)
P-26:大気圧イオン化GC(APGC)/MS/MS の農薬分析への応用
佐藤信武、江崎達哉(日本ウォーターズ)

   10:45 〜 10:50  閉会(農薬残留分析研究会委員長 藪崎隆)
   11:00 〜 14:00  分析講習会*
               S-05 基調講演:「知の拠点あいち」における農薬残留分析関連の話題
                  上野 英二(愛知県衛生研究所) 座長:永山 敏廣
               『みんなで考えよう! 分析ラボを取り巻く諸問題』
                  展示企業セミナー + 総合討論 進行:飯島 和昭
   14:00   閉会

   * 分析講習会は、一般参加者の皆様も聴講してください。分析講習会参加申込み者には、お弁当がでます。
   

【問い合わせ先】
農薬環境科学研究会代表
  名城大学農学部生物環境科学科 村野 宏達
   TEL: 052-838-2437 (内)6261
   E-mail: murano@meijo-u.ac.jp

農薬残留分析研究会代表
  一般財団法人残留農薬研究所 飯島 和昭
   TEL: 0297-27-4516(ダイヤルイン) FAX:0297-27-4517
   E-mail: iijima@iet.or.jp


【開催幹事】 (順不同)
   上野 英二(愛知県一宮保健所、兼愛知県衛生研究所)
   大竹 敏也(愛知県農業総合試験場)
   小杉 正樹(一般財団法人日本食品分析センター)
   斎藤 勳(公財・科学技術交流財団)
   冨永 秀人(BASFジャパン)
   永井 雄太郎(愛知県経済農業協同組合連合会)


(2015/ 2/ 2 掲載)(2015/10/13更新)

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