日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan

第14回農薬レギュラトリーサイエンス研究会 開催案内

主催 : 日本農薬学会・農薬レギュラトリーサイエンス研究会
日時 : 平成18年12月14日(木)午前9:30(開場)より午後5:00の予定
場所 : 東京農工大学 小金井キャンパス BASE本館1番教室(〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16)
      http://www.tuat.ac.jp/access/tra5.html
        (最寄り駅 JR中央線 武蔵小金井駅あるいは東小金井駅ですが、
          東小金井駅から歩き、小金井キャンパス東門より入る方が近いです。)

テーマ : 生態影響評価のリスクアセスメントとリスクマネージメント

概要
  生態影響評価が新制度として導入されてから約1年半が経過しました。生態影響評価が実際に進行している状況下、リスクアセスメントの考え方、また、現場におけて実際に行われているリスクマネージメントの実際や今後どのようにマネージメントを進めていくかの具体的な考え方を紹介していただいた上で、生態影響評価のあるべき考え方・対応を中心に討議し再検証する機会とします。
  これらのことを目的として、規制当局の環境省からリスクアセスメント及びリスクマネージメントの基本的考え方、また、実環境における化学物質の移行メカニズムについてのご講演を受け、さらに、実際の農薬を散布した際の農薬の系外への移行量、その移行メカニズムを水稲用農薬、果樹用農薬を題材として紹介していただき検証します。一方、生態影響評価は海外でかなり進行していることを考慮し、農薬メーカーが海外において農薬登録を取得する際の生態影響評価の実例を紹介していただき、日本の生態影響評価のシステムとの比較やその妥当性、また、将来へ向けての対策などを考察する機会とすることを目的として本シンポジウムを開催します。

講演 :
 1. 生態影響評価の仕組み、評価の実際及び今後の課題について
    鈴木伸男(環境省 農薬環境管理室)

 2. 化学物質の水系への移行メカニズム
    井上隆信(豊橋技術科学大学)

 3. 水田から系外への農薬の移行
    築地邦晃(岩手県久慈農業改良普及センター)

 4. 果樹農薬の水系への移行について
    矢口直輝(長野県農業総合試験場)

 5. ピラフルフェンエチルのEUにおける環境リスク評価
    野方 勝(日本農薬株式会社)

 6. ピリダベンの米国における水生生物に対するリスク評価
    五十嵐 丕(日産化学工業株式会社)

 総合討論
    山本廣基(農薬レギュラトリーサイエンス研究会委員長)

参加費
   農薬学会員:3000円
   非農薬学会員:6000円

問合せ先・申込先

  氏名(フリガナ)、所属、所在地、連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレス)、会員・非学会員の区別(学会への入会希望を受け付けます)、その他連絡事項をe-mail 或いは Fax、葉書で下記宛てにご連絡ください。参加申し込みを受理しましたら返信をお送りします。

バイエルクロップサイエンス(株)、開発本部、星野敏明
〒100-8262 東京都千代田区丸の内 1-6-5
TEL:03-6266-7153、FAX:03-5219-9732、
e-mail:toshiaki.hoshino@bayercropscience.com

(2006/09/06 掲載)(2006/10/12 更新)

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