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2-アラルキルアミノ-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,3,5-トリアジン誘導体の光合成電子伝達系(PET)阻害活性
2-アラルキルアミノ-1,3,5-トリアジン化合物のPET阻害活性を測定し,構造と活性との相関関係について検討した.その結果,トリアジン環の4,6位にメチル基とトリフルオロメチル基を有する2-ベンジルアミノ-1,3,5-トリアジンが高いPET阻害活性を示した.また,ベンジル位に不斉炭素を有するα-メチルベンジルアミノ-1,3,5-トリアジン誘導体において,(-)-エナンチオマーは(+)-エナンチオマーよりl00倍高い活性を示した.更にベンゼン環上の置換基を検討したところ,3または4位にハロゲン原子またはトリフルオロメチル基を導入した化含物はより高い活性を示した.それらの化合物はアトラジンやシマジンやより高い活性を示した. |