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Synthesis and Insecticidal Activity of O-Aryl N-Alkoxycarbonyl-N-alkylmethylphosphonamidothionates
メチルチオホスホン酸ジクロリドがジオキサン中トリエチルアミンの存在下でアルキルN-アルキルカーバメートと反応して,対応するN‐アルコキシカルボニル-N-アルキルメチルチオホスホン酸クロリドを与えることを見出した.得られたクロリドを有機リン剤の脱離基として適当なフェノールと反応させ12種のO-アリールN-アルコキシカルボニル-N-アルキルメチルチオホスホン酸アミドエステルを合成した.これらの化合物の殺虫活性を調べた結果,ヒメトビウンカ及びハスモンヨトウに対し,O-4-ニトロフェニルN-イソプロポキシカルボニル-N-イソプロピルメチルチオホスホン酸アミドエステルとO-3-メチル-4-ニトロフェニルN-イソプロポキシカルボニル-N-イソプロピルメチルチオホスホン酸アミドエステルはマラチオンと同程度の活性を示した. |