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Selective Solubilization of Tomato Fruit Epicuticular Wax Constituents by Triton X-100 Surfactant
農薬製剤に含まれる界面活性剤Triton X-100のトマト果実由来エピクチクラワックス成分の可溶化機構について再構成モデル系を用いて検討した.Triton X-100は,エピクチクラワックス成分のうち不飽和炭化水素のhexacosene,tritriacontadieneおよびテルペン類のα,β-amyrinを臨界ミセル濃度以上で選択的に可溶化した.一方,飽和炭化水素成分は,使用したいずれの濃度でもトレース量かまたは検出されなかった.このTriton X-100による選択的可溶化現象は,エピクチクラワックス成分のlog P値では説明できなかった. |