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Synthesis and Acaricidal Activity of 1-Arylmethyl-2-arylimidazolidines
新規の1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンを2種の方法,即ち,2-アリールイミダゾリジンの1-位の窒素原子へのハロゲン化アリールメチルの塩基存在のもとでの求電子置換反応あるいはN-アリールメチルエチレンジアミンとベンズイミデートとのイミダゾリジン環化反応によって合成した.生成物の構造はNMR,MS や IR スペクトルなどで確認した.MS スペクトルでは2-置換イミダゾリジン構造に特徴的な解裂パタンが見られた.殺ダニ活性はアリールメチルに関してはパラ位のクロロ,t-ブチル,フェニル置換体,2-アリールに関してはオルト位のジフルオロ体に見られ,その中で,1-(p-クロロベンジル)-2-フェニルイミダゾリジンと1-ベンジル-2-(2,6-ジフルオロフェニル)イミダゾリジンに50ppmで強い活性が見られた.1位の(クロル置換)ピリジルメチルや2位のピリジン誘導体は弱い活性しか示さなかった. |