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Suppression of Tetrodotoxin-Resistant Voltage-Gated Sodium Channels by Enantiomers of the Oxadiazine Insecticide Indoxacarb in Rat Dorsal Root Ganglion Neurons
ラットの背根神経節(DRG)ニューロンに存在するテトロドトキシン抵抗性電位依存性ナトリウムチャネルに対するインドキサカルブの2種光学異性体の作用を,電気生理学的手法であるホールセルパッチクランプ法によって比較した.両光学異性体はラットDRGニューロンにおけるテトロドトキシン抵抗性電位依存性ナトリウム電流を経時的かつ濃度依存的に抑制した.各異性体溶液処理25分後の50%電流抑制濃度は,S体で4.3 μM,R体で15.2μMと算出され,S体の抑制作用がR体より約3.5倍高かった. |