|
Synthesis and Structure-Activity Relationships of Dinotefuran Derivatives: Modification in the Tetrahydro-3-furylmethyl Part
新規ネオニコチノイド系殺虫剤ジノテフランの特徴的な置換基(±)-tetrahydro-3-furylmethyはアセチルコリンをリード骨格とすることで見出された.同置換基の構造活性相関として,無置換体が最も高い活性を示し,4,5位に置換基を有する化合物が中程度を有し,2,3位に置換基を有する化合物は大きく失活した.しかしコンフォメーション解析の結果,それら置換基がジノテフランの仮説活性コンフォメーションに与える影響は少なかった.またコンピューター解析の結果,ジノテフラン,メトキシプロピル体および他のネオニコチノイドはよく重なり合い,またジノテフランはメトキシプロピル体より,活性コンフォメーションを採り易いことが判明した. |