本会記事 (32巻4号)
平成19・20年度 第3回常任評議員会議事録
平成19年9月29日(土)12:30〜15:00
場 所:植物防疫会館 3F会議室
出席者:常評出席者14名
議 事:
I. 前回常任評議員会議事録の確認
II. 経過報告および議案
1. 編集委員会
・論文投稿数は,ほぼ昨年並みに推移していることが報告された.
・論文賞候補を決定し,学会賞選考委員会に報告した.
・J-Stageを利用した電子投稿・査読システムの試行を開始した,来年4月からの本格稼働を予定している.
2. 学会賞選考委員会
・平成19年度日本農学進歩賞として推薦した伊原誠氏は,選に漏れたことが報告された.
・平成20年度日本農薬学会賞受賞候補者選定のための委員会を10月6日に開催する.
3. 財務委員会
・平成19年度会計中間報告(9月末日まで)について,特段の問題がない旨の報告があった.
・会費納入のクレジット決済を9月から導入し,順調に稼働している旨報告があった.
・本会の会則,細則および規定に関する公益法人会計基準に準拠した運営を前提とした改定案について了承された.主な変更点として,基金規定および専門委員会規定を新設することとした.
・これら改定案については,詳細についてさらに検討し,来年度の総会における決定を目指す.
・学術小集会活動に関する予算執行等の取り扱いについて確認され,同日に開催される「小集会委員長との懇談会」において,具体的に議論することとした.
4. 環境委員会
・残留農薬分析検討委員会が主体となって,残留農薬分析セミナーを2007年9月25日に,東京都農林総合研究センターで開催した.今後11月30日(京都大学農学部),および12月21日(埼玉県農林総合研究センター・園芸研究所)で開催する予定である.
・10月22日に島根県農業技術センターで開催される「残留分析セミナーINしまね」において,島根県と共催するとともに,講師として齋藤勲氏と廣田正隆氏を派遣することとした.
・学会ホームページに掲載予定の「残留農薬分析Q&Aコーナー」について議論した.
5. ホームページ委員会
・オンライン会員情報サービスシステムにおいて,まだ登録を済ませていない会員がある旨,報告があった.
6. 国際会議関連
・平成20年6月1,5日にハワイ・ホノルルで開催される4th Pan Pacific Conference on Pesticide Scienceに関する情報提供があった.参加者にたいして海外渡航補助の募集を実施する予定である.詳細については,本号赤ページ参照のこと.
・IUPAC2006に関連した学会誌の特別号は,32巻4号と同時に発送を予定している.
・日中韓農薬科学ワークショップ(仮称)は,平成21年中国,23年韓国,25年日本,27年中国を予定している.引き続き梅津憲治氏および佐々木満氏を中心に対応することとした.
・国際交流基金海外助成金による国際会議等派遣研究者募集規定について確認した.本規定に基づき,応募があったMa. Anita M. Bautista氏(名古屋大学)に渡航補助を行うことを承認した.
7. 農薬学会第33回大会開催準備状況
・日程,参加登録と宿泊,特別講演,シンポジウム,一般講演,ランチョンセミナーなど,4号に掲載する内容について報告があった.
8. 入退会の承認(平成19年7月1日〜平成19年9月20日)
・入退会が承認された.入会は,正会員22名,学生会員1名,外国会員2名,団体会員1名.退会は,正会員12名,学生会員2名,維持会員1名.
9. その他
・第34回大会は,3月末を目途に東京大学で開催される予定である.
・日本農学会創立80周年記念事業としての80年史における,満井喬氏の寄稿文が紹介された.
・昆虫学関連学協会による合同シンポジウムについて,主催団体となることおよび分担金を支出することで了承した.
・帰国外国人留学生資料送付制度を今後も活用することを確認した.
・次回常任評議員会は,12月15日開催予定.
平成20年度日本農薬学会賞選考委員会(第2回)議事録
日 時:平成19年10月6日(土)13:00〜16:30
場 所:植物防疫会館3階会議室
出席者:田中啓司委員長,赤松美紀,安藤 哲,利部伸三,金子秀雄,佐藤 清,夏目雅裕,芳賀隆弘,濱口 洋,藤村 真,星野敏明,三富正明,與語靖洋,吉田文隆(以上選考委員出席14名,欠席者1名)
議 事:
1. 全選考委員(15名)の2/3以上の出席(14名)により選考委員会が成立したことが報告され,第1回選考委員会議事録,賞選考に関する内規および選考の手順を確認した.
2. 推薦のあった奨励賞1件,業績賞(研究)2件,業績賞(技術)2件の候補について厳正に選考を行い,奨励賞1件,業績賞(研究)1件,業績賞(技術)1件の授賞候補を決定した.
3. 論文賞については,編集委員会より推薦のあった論文を授賞候補とすることを決定した.
4. 上記授賞候補の評議員による可否投票の手続きに入る.
論文賞は以前,個人に授与されていたが,現在は論文対象になっており,第11項の「論文賞の既受賞者が」という記述が必ずしも的確ではないのではとの疑問が呈された.また,学会員以外からの論文投稿が可能であることから,論文賞の対象を学会員からの投稿論文に規定するかなど,編集委員会で確認することとした.
報 告:
1. 日本農学進歩賞の選考結果について,日本農薬学会からの推薦者は選に漏れたとの報告が委員長からあった.