日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
HOME学会誌本会記事35巻1号

本会記事 (35巻1号)

平成21年度 第4回常任評議員会 議事録


平成22年度 日本農薬学会賞受賞者の決定


平成21年度 第3回将来計画委員会 議事録


平成21年度 第4回将来計画委員会 議事録



平成21年度 第4回常任評議員会 議事録

 日 時 :平成21年12月5日(土) 12:10〜15:30
 場 所 :日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:常評出席者13名、欠席者1名 および、第35回大会組織委員長

 議 事 :
   I.  平成21年度第3回常評議事録の確認
   II. 経過報告および議案
  以下の報告事項および議案が承認された。

1. 財務関係
 ・ 収支計算書(09年11月末現在)について順調に推移している旨報告があった。そのため、予定していた国際交流基金取崩をせず、逆に150万円積増すこととした。
 ・ 植物保護シンポジウム(後述)分担金の支出が承認された。
 ・ 国際交流基金による国際会議等派遣研究者応募規定について、内規のみ一部変更することとした。
 ・ IUPAC2010参加者に対する渡航補助(IUPAC2006の特別基金による)を3月末ごろ締め切りで、1名当たり20万円最大15名募集することとした。国際会議等派遣研究者応募規定に準じる。
 ・ 公益法人化について情報収集を行った。現在学会は任意団体であること、会費を集めて会員に対する事業を行っていることをふまえ、当面様子を見て、日植防の動向を見た上で判断することとした。
2. 編集関係
 ・ 編集委員長と中韓農薬学会関係者との打合せに基づき、Xuhong Qian氏(East China University of Science and Technology)およびHoh-Gyu Hahn氏(Korean Institute of Science and Technology)を准編集委員とすることを承認した。
 ・ 第170回常任編集委員会報告(議事録参照)。学会誌編集・発行状況が報告された。34巻はこれまでに比べて若干ページ数が少なく、今後さらに投稿を推進するための努力を行う。
 ・ 農薬誌(創刊号―22巻)がJST電子アーカイブ事業の対象として選択された。著作権委譲に関する告知を農薬誌34(4)に差込み等で行った。電子化作業が進行中である。
 ・ 今後発刊される農薬誌は和文も電子化、J-Stageに搭載(国際文献印刷で別途経費はかからない)する。ただし、公開日は今後検討する
3. 賞選考関係
 ・ 第2回選考委員会報告。農学賞推薦者および表題について会長に答申したことが報告された。
 ・ 評議員の投票の結果、学会賞受賞者が決定した旨が報告された。
 ・ 功労賞候補者に3氏が決定した。
4. 顧問に1氏を推挙することが承認された。
5. 安評センターからの補助額が減額されたことから、各賞の副賞を業績賞(研究)15万円、学業績賞(技術)10万円、奨励賞10万円、論文賞5万円、功労賞10万円とし、合計額が安評センター補助額を超えた場合は学会から補てんすることとした。副賞の表書きは安評センターおよび農薬学会の連名にする。
6. 環境委員会
 ・ 第2回残留農薬分析セミナー2009を1月22日(金)に愛知県名古屋市で開催する。
 ・ 第2回農薬の安全性に関する市民セミナーをつくば市で開催予定である。
 ・ 農薬環境研究補助金の申請を受け付けている。
 ・ 「残留農薬分析Q&Aコーナー」が9月30日に増補、追加された。
7. ホームページ委員会
 ・活動状況が報告された。
8. 将来計画委員会(議事参照)
 ・ 第3回委員会を11月7日(土)に開催した。第4回委員会は12月5日(土)開催予定である。
9. 学術小集会等の開催日程に関する情報(概略でも)をできるだけ早く集め、HP等に掲載、調整の便宜を図る努力をする。これについて小集会委員長などに周知する。
10. 三学会会長懇談会および日植防との打ち合わせを12月3日(木)に行った。
11. 大会関係
 ・ 第35回大会(北海道大学)準備状況が組織委員長から報告された。海外からの参加も受け付ける。シンポジウムの一部を市民フォーラム(無料)として公開する。
12. 学術会議関係
 ・ 植物保護連合の設立を目指し、12月2日(水)のシンポジウムに先立ち打ち合わせを行い、分科会を設置する方向で努力することとした。植物保護シンポジウムを平成22年度以降も開催する。
 ・ 昆虫科学連合の設立シンポジウムを平成22年7月に行う。これを目指し、農薬学会からも2名の準備委員会委員を推薦する。
 ・ 「学協会の取り組みに関するアンケート調査」について、技術士に関する情報を提供している等の回答を行った。
13. 日本農学会関係
 ・ 農学会80周年シンポジウムが開催された。
 ・ 「平成22年度日本農学会シンポジウムへのテーマ連携と企画委員会の立ち上げについて[依頼]」に対し、今回は回答を見送った。
 ・ 次期会長・副会長候補者を今回は推薦しない。
14. 国際会議関連
 ・ 第1回日中韓農薬科学ワークショップ(10月28日〜30日)報告。日本31名、韓国26名、中国81名が参加。第2回を2011年に京都で開催予定。
 ・ IUPAC2010の準備状況が報告された。
 ・ 環太平洋農薬科学会議(2012)は2012年7月8日(日)〜12日(木)につくば国際会議場(つくば市)で開催予定である。
15. 食品安全委員会との連携のため、與語常評を学会の窓口担当者とする。
16. 農薬製剤・施用法研究会から、参加費のクレジット決済を見送ることにした旨の報告、および、委員会資料の管理のため、学会のHPからアクセスできるサーバーの設置は可能か、検討依頼があった。
17. 粉体工学会 製剤と粒子設計部会
 第26回製剤と粒子設計シンポジウムへの協賛依頼について、協賛することを追認した。
18. 入退会の報告(平成21年9月1日〜11月30日)
 入退会が承認された。入会は正会員11名、海外会員1名、団体会員1件。退会は終身会員1名、正会員23名、団体会員1件。
19. その他
 ・ 農学会から依頼のあった、事業仕分に対する意見について、学会名を出し、要望事項「高等教育、学術研究の振興に対するより手厚い予算の確保を要望する」こととした。
 ・ 今後の会議など
次回常任評議員会は2月13日(土)12:30〜開催予定。
その後の常任評議員会の開催予定は4月24日 (土)。

Pagetop

平成22年度 日本農薬学会賞受賞者の決定

学会賞選考委員会で選考された奨励賞、業績賞(研究、技術)の受賞候補者者について、評議員(会長、副会長を含む)による無記名投票の結果、受賞者が下記の通り決定された。また、受賞者講演における座長が決定された。編集委員会から推薦され、学会賞選考委員会で選考された論文賞も評議員(会長、副会長を含む)による無記名投票の結果決定された。また、学会賞選考委員会で決定された功労賞受賞者が報告され承認された。

○奨励賞
 古田賢次郎氏 「新規抗幼若ホルモン活性物質の合成探索と作用特性に関する研究」
 宮下正弘氏 「植物および昆虫生理活性を有するペプチド類の生物有機化学的研究」
○業績賞(研究)
 藤村 真氏 「ストレス応答シグナル伝達経路に作用する殺菌剤に関する研究」
 米山 弘一氏 「根寄生植物の宿主認識に関する研究」
○業績賞(技術)
 境 潤悦氏、三浦一郎氏、柴田 卓氏、米倉範久氏、日吉英孝氏、高垣真喜一氏、永山孝三氏
  「殺菌剤ベンチアバリカルブイソプロピルの開発」
 遠西正範氏、西松哲義氏、元場一彦氏、廣岡 卓氏、瀬尾 明氏 「殺虫剤フルベンジアミドの開発」
 天野昭子氏、成田伊都美氏 「農業生産現場における簡易農薬残留分析システムの応用と普及」
○論文賞
 Takanobu YOSHIDA, Masato KAWABE, Yuichiro MIYATA, Tohru TERAOKA and Tsutomu ARIE:
   “Biocontrol activity in a nonpathogenic REMI mutant of Fusarium oxysporum f. sp. conglutinans and characterization of its disrupted gene”
○功労賞
 満井 喬氏、山口 勇氏、上野民夫氏

Pagetop

平成21年度 第3回将来計画委員会 議事録

 日  時:平成21年11月7日(土) 15:00〜17:30
 場  所:日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:委員9名、欠席者1名

 議  事:

1. 各委員から検討課題に関する説明がなされ、現状および問題を把握した(第2回から継続)。
 ・ 海外との関係における日本農薬学会の現状
 ・ 広報に関する現状と検討課題
2. 第1回日中韓農薬科学ワークショップでの交流を踏まえ、J Pestic Sci誌に関する検討課題を把握した。
3. 学生の大会における発表制度について意見交換した。
4. 短期的に対応可能な課題を複数抽出することとした。

Pagetop

平成21年度 第4回将来計画委員会 議事録

 日  時:平成21年12月5日(土) 15:30〜17:00
 場  所:日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:委員10名

 議  事:

1. 短期的に対応可能な課題の抽出を行った。
 ・ 若年層研究者に正会員となっていただくための働きかけ、補助方法等を検討する。
 ・ 学生の大会への参加や農薬誌投稿を促す。
 ・ 都道府県等試験場等の若手研究員の交流場を大会で増やすとともに、論文投稿等に際してサポート策を検討する。
 ・ 日本農薬学会誌の非会員からの投稿の推進、審査期間の短縮を検討する。
 ・ 小集会の案内範囲の拡大、ジョイント開催を検討する。
 ・ 対象分野を拡大することで海外研究者にとっての魅力を増大する事を検討する。
 ・ 広報活動の組織化、学会誌以外の電子ジャーナルの刊行を検討する。
2. その他
 ・ 今後の予定
 2月13日(土) 10:00〜  第5回委員会
 4月  答申提出
 5月  総会で説明


 
Pagetop
Back