日本農薬学会 Pesticide Science Society of Japan
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本会記事 (36巻1号)

平成22年度 第5回常任評議員会 議事録


平成23年度日本農薬学会賞受賞者の決定


平成22年度 第3回選挙管理委員会 議事録


平成22年度三学会会長懇談会 議事録


日本植物防疫協会との打ち合わせ



平成22年度 第5回常任評議員会 議事録

 日 時 :平成22年12月4日(土) 13:00〜16:40
 場 所 :日本植物防疫協会 3F会議室
 出席者:常評14名 および第36回大会組織委員長

 議 事 :
   I.  平成22年度第4回常評議事録の確認
   II. 経過報告および議案

1. 財務関連
 ・ 平成22年度収支について 収支状況(12月3日現在)が報告された.国際交流基金の予算案どおりの取り崩しが承認された.小集会の補助追加申請があった場合についての対応方法を検討した.
 ・ 学術小集会以外の研究会等開催補助について 学術小集会以外の研究会を対象にした規定および申請書の案を検討した.次回常評で最終案をつくり,評議員会に諮る.
 ・ 超過頁代の過収受について海外も含めて処理が概ね終了したことが報告された.
2. 編集委員会
   学会誌発行,編集状況が報告された. J-stageのバージョンアップに伴う投稿システムの変更について説明された. 投稿料免除希望者への対応について説明された. 投稿の呼びかけ(和文,英文)について説明された. 投稿受理の状況および審査期間について説明された. 編集委員会の将来計画について,英文誌と和文誌の分離,印刷版の発行回数などについて説明があった. 編集委員会の構成,名誉編集委員の創設,学会誌等での公表方法等について検討中である旨が報告された.
3. 環境委員会
 ・ 環境委員会活動報告
残留農薬分析セミナーを11月12日に京都大学で開催した. 10月19〜23日に上海市で開催された日中農薬残留分析交流会2010に講師派遣を行った. 茨城県立農業大学校へ講師を派遣する. 農薬環境研究補助金の申し込みを受付けている.
4. 将来計画委員会
   答申の具体化について検討中であることが報告された. 第36回大会において,農薬誌への投稿に関するセミナーを編集委員会が開催する方向で検討することになった.
5. 技術士推進委員会
  ・ 第36回大会におけるセミナーの概要が紹介された.技術士会からの演者には旅費を支給する.
 ・ 農薬学会会員が関連他学会の技術士試験対策セミナーに参加できることを周知する.
6. 選挙管理委員会
 ・ 11月12日に第3回委員会が開催されたこと,開票結果を会長に通知したことが報告された.
 ・ 投票方法の改善について議論された.
7. 賞選考委員会
   関係 評議員の投票の結果,学会賞受賞者が決定した旨が報告された(メールにより追加報告).
8. 学術会議関連
 ・ 学術会議植物保護科学分科会シンポジウムおよび植物保護科学連合関係報告
学術会議植物保護科学分科会シンポジウムを11月8日に開催,150名程の参加者があった.また,分科会運営委員会(本学会からは松本会長,與語常評)が開催され,平成23年6月にシンポジウムを開催,植物保護科学連合を設立することが決まった.そのための準備委員会が設立され,委員長を松本農薬学会会長が務めることになった.
 ・ 学術会議会員および連携会員の候補者に関する情報提供依頼についての報告. 22期(平成23年10月,)の会員と連携会員の改選に向けて,候補者(6名)の情報提供が求められている.
9. 大会関係
  ・ 第36回大会(玉川大学)準備状況が報告された.シンポジウムの計画,参加申し込み方法等について紹介された.
 ・ 第36回総会資料作成について
 ・ 大会運営のマニュアルを今後作成する方向で検討している.
10. 三学会学会長懇談会および日植防との打ち合わせを11月25日(木)に行った.
11. 平成23年度日本植物病理学会大会における農薬学会主催シンポジウムでの演者候補をあげた.同大会に,日本農薬学会会員は植物病理学会会員と同等の参加費で参加できる.
12. 第4回環境保全型農業シンポジウムを協賛することが承認された.
13. 入退会の報告(平成22年9月1日,11月30日) 入退会が承認された.入会は,正会員25名,学生会員1名,海外会員1名.退会は,正会員32名,学生会員1名,団体会員1件.
14. その他
  ・ 来期の体制について.
 ・ 今後の会議等
次回常任評議員会は,2月5日(土)12:00〜開催予定. その後の常任評議委員会の開催予定は,3月15日(火).


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平成23年度日本農薬学会賞受賞者の決定

 平成23年度日本農薬学会賞受賞者の決定 学会賞選考委員会で選考された奨励賞,業績賞(研究)の受賞候補者者について,評議員(会長,副会長を含む)による無記名投票の結果,受賞者が下記の通り決定された.また,受賞者講演における座長が決定された.編集委員会から推薦され,学会賞選考委員会で選考された論文賞も評議員(会長,副会長を含む)による無記名投票の結果決定された.

奨励賞
永堀博久氏
「in vivo/in vitro/in silico複合評価手法を用いた農薬の哺乳動物における代謝および体内動態の解析」
 
横山淳史氏
「河川水生昆虫に対する農薬の影響に関する研究」
業績賞(研究)
浅見忠男氏
「植物ホルモン機能制御剤の創製と応用に関する研究」
 
田村廣人氏
「農薬補助剤の機能と環境科学に関する研究」
業績賞(技術)
該当無し
論文賞
Keiya Inao, Hiroyuki Mizutani, Yasuhiro Yogo and Mitsumasa Ikeda:
"Improved PADDY model including photoisomerization and metabolic pathways for predicting pesticide behavior in paddy fields: Application to the herbicide pyriminobac-methyl"


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平成22年度 第3回選挙管理委員会 議事録

 日 時 :平成22年11月12日(水) 13:00〜17:00
 場 所 :日本植物防疫協会3F会議室
 出席者:委員長:杉山民二
       委 員 :石原 悟・大山和俊・橋野洋二・與語靖洋(常評)・有江 力(常評)
       立会人:荒添貴之(明治大学)・近藤 圭(東京農工大学)・平木真幸(シンジェンタジャパン)・
            林 靖(残留農薬研究所)・永井孝志(農業環境技術研究所)・加藤亮宏(東京農工大学)

 議 事 :

1. 日本農薬学会平成23〜24年度役員選挙につき開票を行い,会長・副会長及び監事の開票結果,評議員開票結果を会長に報告した.
2. 投票用紙送付数:1,231名. 投票者数:234名(投票率19%).


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平成22年度三学会会長懇談会 議事録

 日 時 :平成22年11月12日(水) 17:00〜18:00
 場 所 :日本植物防疫協会3F会議室
 出席者:松本会長,有江,上田(日本植物病理学会),桑田(日本植物病理学会),
       藤崎(日本応用動物昆虫学会),日本(日本応用動物昆虫学会)

 議 事 :

1. 平成21年度3学会会長懇談会議事録の確認
2. 平成22年度日本農学賞報告
 ・ 農薬学会の松本会長より,同学会推薦の安部浩会員が受賞したとの報告があった.
 ・ 平成23年度の農学賞推薦は日本植物病理学会から行う.同学会上田会長より久能均会員を推薦するとの報告があった.
3. 日本学術会議,関連団体に関する情報
 ・ 公開シンポジウム「稲作と植物保護を展望する」を11月8日に開催した.
 ・ 12月1日(水)14時より,植物保護関連学会の連合設立に向けての準備委員会が開催される.日本雑草学会と植物化学調節学会を加えた5学会から各2名ずつ参加し,委員長選出と規約準備を行う.
4. 各学会運営状況,大会開催予定
 ・ 各学会の大会日程および参加する事務局職員を確認した.農薬には2名の事務局職員が参加可能であるが,応動昆と植病の大会日程が重なったため,それぞれ1名ずつ参加する.
 ・ 日程は以下の通りである.
日本農薬学会 平成23年3月15日〜18日 玉川大学
日本応用動物昆虫学会 平成23年3月27日〜29日 九州大学
日本植物病理学会 平成23年27日〜29日 東京農工大学
5. 学会事務局関係
 ・ 来年度人件費・事務費の負担方法について,従前同様とすることを了承した.
 ・ 現在の会員管理システムは修正・変更ができず,実際に事務上のトラブルが生じていることから,新しい会員管理システムの導入について3学会で足並みを揃えて検討していくことを確認した.
 ・ 平成23年5月に新事務所の移転にともない発生する引っ越し費用やデータの移転費用についても,協会側との協議の上,3学会で負担することを了承した.
6. 次年度三学会会長懇談会幹事の確認
 ・ 次年度は日本農薬学会が幹事を担当することを確認した.
7. その他(公益法人化への対応について)
 ・ 公益法人化することへの大きなメリットはなく(寄付を受けやすくなるなど税控除のメリットはある),当面は他学会の対応を見つつ,任意団体のままで活動することを確認した.
 ・ 現在,公益法人となっている学会は9団体のみである.


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日本植物防疫協会との打ち合わせ

 日 時 :平成22年11月25日(木)   16:00〜17:00
 場 所 :日本植物防疫協会3F会議室
 出席者:今埜,有江,桑田(日本植物病理学会),佐々木(日本植物病理学会),
       日本(日本応用動物昆虫学会),内久根(日本植物防疫協会),渡辺(学会事務局)

 議 事 :

1. 平成23年度人件費および事務所費の補填金について
 ・ 人件費補填金については,例年通りの支払い方法とすることで合意した.平成23年度人件費補填金額は,各学会 3,346,000円.
 ・ 事務費補填金は,複写機リース料,複写機使用料,パソコン,ウイルスソフト,電話機,会計ソフトについて支払うことで合意した.平成23年度事務所費の補填金額は,各学会183,000円.
 ・ 総計で,各学会3,529,000円.
  ・ 新事務所への移転にともなう引っ越し費用については別途見積を取っていただくこととした.平成23年度予算に必要経費を盛り込むよう各学会で対応することとした.
2. 新法人化法への対応(各学会の意向)について意見交換
 ・ 協会側から公益法人に向けて申請準備を始めているとの説明があった.H23年に定款を作成し,秋口には申請し,H24年からの公益法人化を予定している.
 ・ 3学会は,現状では法人化のメリットがないため,法人化に対する他学会などの対応や進捗状況を見つつ,当面は任意団体のままで活動を続ける意向であることを確認した.
3. 公益法人に準拠した会計システムについて,各学会の進捗状況が報告された.
4. Webを活用した会員管理方法について,現状と問題点を整理した.
5. その他
 ・ 会費納入のクレジット決済について,現状と問題点を整理した.
 ・ 協会と3学会の会計監査については,秋濱公認会計士の後任として岡田公認会計士に引き継いでいただくことが説明された.
 ・ 事務局で利用しているサーバは修正・変更ができない状況にあり,現在事務作業で生じているトラブルに対応できない.
 ・ ダイナコムのサーバで管理されている一部のデータについて,一括でダウンロードできず個別にダウンロードしている.
 ・ ダイナコムや東洋通信工業から会員管理システムを新たに構築してもらう場合には相当額の費用が必要となる.
 ・ 新会員管理システムの導入については,申し送り事項とし引き続き3学会で検討を続ける.
6. 新事務所への移転について
 ・ 2011年5月に移転を完了する.
 ・ 移転時期が定まった頃に臨時の打ち合わせを開くことも検討する.
 ・ サーバ内データの移転やネットワーク構築にかかる費用についても引っ越し費用と合わせて協会から見積をとっていただくことにする.



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