日本農薬学会

第39回農薬残留分析研究会 開催案内

主催:日本農薬学会、農薬残留分析研究会

日時:平成28年10月13日(木)~14日(金)

場所:イーグレひめじ
   〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-290
   TEL : 079-289-3443
   http://www1.winknet.ne.jp/~egret-himeji/

交通:JR姫路駅から約600m

参加費(講演要旨集 1部の代金を含む):
農薬学会正会員 5,000円(当日7,000円) 非会員 8,000円(当日10,000円) 学生 2,000円
情報交換会費:
農薬学会正会員 8,000円(当日10,000円) 非会員 8,000円(当日10,000円) 学生 3,000円
エクスカーション(先着50名):3,500円

参加申し込み:
エクスカーション参加の受付は終了しました。
事前参加申込みは、9月16日(金)で締め切りました。

ポスター発表申込み:
申込みは締め切りました。

企業展示申込み:
申込みは締め切りました。

宿泊先:
宿泊斡旋は致しませんので、参加者各自にてホテル等の予約をお願いします。
直前での宿泊先の確保はかなり難しいとの情報がございますので、宿泊を予定されておりましたら早めに宿泊先の確保をお願いします。また、コンベンション開催支援を受けるにあたり、姫路市内の宿泊施設に宿泊される人数および宿泊施設名を把握する必要がございます。当日受付にてお伺いしますのでお知らせくださるようご協力の程、よろしくお願いいたします。

プログラム

<10月13日(木):1日目>
12:00~13:00 受付(イーグレひめじ3階あいめっせホール前)
13:00~13:05 開会挨拶 (農薬残留分析研究会委員長:藪崎隆)
13:05~15:45 シンポジウム「食品における残留農薬等の輸出入検査の現状」
         基調講演(40分)
         KN :「検疫所における輸入食品の残留農薬検査の現状について」
            右京 政補(厚生労働省 神戸検疫所 統括検査官)
         座長:藪崎 隆
         講演3題 S-01~03(各40分)
         S-01:「畜水産物の対EU、対米輸出にかかわる検査について」
            鈴木 宏子(一般財団法人 日本食品分析センター)
         S-02:「食品の輸入時における残留農薬検査の現状とトピックス」
            橘田 規(一般財団法人 日本冷凍食品検査協会)
         S-03:「農産物輸出における残留農薬検査の実情と今後の展望について」
            安藤 孝(一般社団法人 食の安全分析センター)
         座長:飯島 和昭

15:45~17:15 ポスターセッション、企業展示(地下1階第3、第4展示室)
         (ポスター賞投票〆切:17:15)
         P-01:JetClean セルフクリーニングイオン源を用いた、マトリックス効果抑制の検討
          ○穴沢 秀峰,杉立 久仁代,中村 貞夫(アジレント・テクノロジー株式会社)
         P-02:新規脂質除去剤EMR Lipid を用いたマトリックス除去効果の検討
          ○杉立 久仁代,山下 和之,中村 貞夫(アジレント・テクノロジー株式会社)
         P-03:新規脂質除去充填剤による高脂質試料からの農薬回収率の検討
          ○山下 和之,杉立 久仁代(アジレント・テクノロジー株式会社)
         P-04:ガスクロマトグラフによる極微量域の高極性農薬分析について
          ○伊藤 功一(秋田市保健所)
         P-05:デンプン中の農薬分析における抽出時の水浸漬操作の影響
          ○岡部 亮,柿本 洋一郎,青柳 光敏(北海道立衛生研究所)
         P-06:新規充填剤を用いたQuEChERS 法-LC-MS による穀類中農薬分析法の検討
          ○滝埜 昌彦(アジレント・テクノロジー株式会社)
         P-07:QuEChERS(CEN) 法d-SPE 精製時の硝酸銀添加がクロロタロニルおよび
         N-trihalomethylthio 系殺菌剤の回収率に及ぼす効果についてユリ科アリウム属
         およびアブラナ科作物を中心とした検討
          ○永井 雄太郎,窪田 尚正,前田 洋子,安田 啓江,村田 知美
          (JA あいち経済連 営農支援センター)
         P-08:愛媛県における県産農産物の出荷前残留農薬分析調査の取り組み
          ○間 健二(愛媛県農林水産研究所)
         P-09:食品中残留農薬分析STQ-LC 法における固相抽出条件の検討
          ○小西 賢治,島 三記絵,松尾 俊介,佐々野 僚一,斎藤 勲
          (株式会社アイスティサイエンス)
         P-10:試料採取量の少量化による分析値のばらつきについて
          ○藪崎 隆,新井 俊介,安部 麻子,村山 由香,島村 裕二
          (全国農業協同組合連合会 営農・技術センター)
         P-11:レタス中におけるメタフルミゾン及びメタフルミゾン代謝物の安定性について
          ○平野 祥子,澁谷 直美,小杉 正樹,飯塚 誠一郎,伊佐川 聡
          (一般財団法人 日本食品分析センター)
         P-12:LC-MS/MS による残留農薬一斉分析におけるODS カラムとビフェニルカラムの比較
          ○宇野 由紀1,David Baker2,朝野 夏世1,渡辺 淳1
          (1 株式会社 島津製作所,2Shimadzu, Manchester, UK)
         P-13:中国製メタミドホス製剤の炭素安定同位体比の分析法の確立と異同識別
          ○川島 洋人(秋田県立大学)
         P-14:少充填固相を用いた残留農薬分析における、抽出条件の違いによる精製効果の比較
          ○井口 えい子1,陳 杏玲1,高柳 学1,西村 泰樹1 北出 崇2,誉田 佳孝1,宮林 武司1
          (1 ジーエルサイエンス株式会社,2 エムエス機器株式会社)
         P-15:SFC/MS/MS を用いた飲料及び原料中キャプタン、カプタホール、
         ホルペットの迅速分析法開発
          ○吉岡 俊暁1,2,永富 康司1,原山 耕一1,馬場 健史2
          (1 アサヒグループホールディングス株式会社,2 九州大学生体防御医学研究所)
         P-16:Determination of Pyribencarb and its metabolite KIE-9749 in agricultural
         commodities by High Performance Liquid Chromatography
          ○Yong-Duk JIN,Hye-Young KWON,Jin-Ho RO and Byeong-Chul Moon
          (National Institute of Agricultural Sciences,Rural Development Administration
           國立農業科學院 化學物質安全科 農村振興廳 大韓民國)
         P-17:作物中のマンデストロビン残留分析法の検討
          ○高橋 美知,福島 雅雄,門岡 織江
          (住友化学株式会社 生物環境科学研究所 環境科学グループ)
         P-18:水抽出- 固相精製法を用いた農作物中ネオニコチノイド系農薬の一斉分析法の検討
          ○平井 知里,山岸 浩(福井県衛生環境研究センター)
         P-19:LC-MS/MS を用いた残留農薬分析における検量線の重みづけ効果の検討
          ○中川 有理,土橋 ひかり,曳埜 忍,近藤 圭,藤田 眞弘,飯島 和昭,大山 和俊
          (一般財団法人残留農薬研究所 化学部)
         P-20:愛知県内に流通する農産物中のネオニコチノイド系殺虫剤の実態調査
          ○渡邉 美奈恵1,2,上野 英二1,梅村 優子1,市川 義多加1,
           戸塚 昌子1,棚橋 高志1,猪飼 誉友1,上山 純2,斎藤 勲3
          (1 愛知県衛生研究所,2 名古屋大学,3 東海コープ事業連合)
         P-21:液体クロマトグラフィー高分解能質量分析法による茶中の残留農薬一斉分析
         ~ LC-OrbitrapTM-MS とLC-TOF-MS の比較~
          ○志田(齊藤)静夏1,濱坂 友子2,根本 了1,手島 玲子1,穐山 浩1
          (1 国立医薬品食品衛生研究所,2 サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社)
         P-22:FT-IR(透過法)を用いた柑橘類における残留農薬の迅速・簡易定量法の検討
          ○山本 一樹1,4,向井 亜希子2,川嶋 文人3,濵田 典明3
          (1 三浦工業株式会社, 2 愛媛大学農学部,3 愛媛大学大学院農学研究科,
           4 愛媛大学大学院連合農学研究科)
         P-23:膜ろ過精製を利用した残留農薬の簡易、迅速、一斉分析法の開発
          ○岡本 みなみ1,川嶋 文人2,濵田 典明1
          (1 三浦工業株式会社,2 愛媛大学大学院農学研究科)

17:15~17:55 特別講演
         SP:「兵庫県の病害虫防除対策への取り組み」
            前川和正(兵庫県立農林水産技術総合センター)
         座長:望月 証

18:10~20:30 情報交換会 (イーグレひめじから徒歩1分 姫路モノリス2階ダイニング)

<10月14日(金):2日目>
09:00      開場
09:10~09:40 ヨーロッパ残留農薬ワークショップ2016参加報告
         起橋 雅浩(大阪府立公衆衛生研究所)
09:40~10:40 企業セミナー QuEChERS法関連の情報提供(4社、各15分)
         C-01:QuEChERS 法関連製品の紹介
            山下 和之(アジレント・テクノロジー株式会社)
         C-02:QuEChERS 法の抽出と固相カートリッジの精製を組み合わせたSTQ 法の解説
            佐々野 僚一(株式会社アイスティサイエンス)
         C-03:QuEChERS 法のキットによる効率化と使用例および上手な使い方について
            山本和稔(日本ウォーターズ株式会社)
         C-04:EU におけるQuEChERS 法の現状について
            岩元 寛司(サイエンスソフトウェア株式会社)
         座長:永山 俊廣

10:40~11:25 ポスターセッション、企業展示(地下1階 第3、第4展示室)
11:25~11:55 一般講演 3題(各10分)
        ポスター発表における受賞講演(最優秀賞、優秀賞、委員会特別賞)
         座長:坂 真智子
12:00       閉会

12:15~17:10 エクスカーション(バス移動中、こちらで準備したお弁当にて昼食)
         国立研究開発法人理化学研究所放射光科学総合研究センター
         SPring-8,SACLA見学
         灘菊酒造 見学

17:10頃    JR姫路駅にて解散(予定)

その他:
プログラム詳細等の最新情報は、本ホームページならびにPSSJ News Letterにて、ご案内致します。

[問い合わせ先]
  株式会社化学分析コンサルタント 望月 隆広
  TEL: 03-3967-8235 FAX: 03-3967-4481
  E-mail: takahiro_mochizuki@jaccc.jp

開催幹事 (順不同)
望月隆広 (株式会社化学分析コンサルタント)
望月証(兵庫県立農林水産技術総合センター)
起橋雅浩(大阪府立公衆衛生研究所)
半田木綿子(住友化学株式会社)

(2016.9.27 更新)