日本農薬学会

第41回農薬環境科学、第47回農薬残留分析 合同研究会開催案内

テーマ:農業生産現場を中心とした農薬環境科学
    ~作物、後作物、土壌、水中など各種分析対象試料中での農薬残留について考える~

主催:日本農薬学会、農薬残留分析研究会、農薬環境科学研究会

日時:2024年11月11日(月)~12日(火)

場所徳島グランヴィリオホテル(徳島市) 〒770-0941 徳島県徳島市万代町3丁目5−1

交通:JR徳島駅から徒歩約20分


参加費等(事前登録料金):

研究会参加費:会員 5,000円(当日7,000円)、非会員 8,000円(当日10,000円)、
       学生 2,000円(当日3,000円)
情報交換会:7,000円
会場宿泊予約:受付を終了しました。シングル9,000円、ツイン15,000円(税込み、予定数に達し次第終了)
エクスカーション(先着45名):>受付を終了しました。4,000円

参加申込み

受付を終了しました。参加申込書に必要事項を入力のうえ、当該申込書に記載されている受付担当アドレス宛にメールにてお申込みください。受付完了メールが1週間以内に返信されます。事前参加申込み期限は9月末日で、参加費の振り込み期限は10月20日です。
※当日参加については、要旨集の提供が困難な場合がございます。予め、事務局宛(iijima[at]iet.or.jp)([at]を@に変換ください)に確認の上、ご来場ください。

発表申込み

発表申込書に演題、発表者、所属、連絡先等の必要情報を入力のうえ、当該申込書に記載されている発表担当アドレス宛にメールにてお申込みください。受付完了メールが1週間以内に返信されます。発表申込み期限は8月30日です。

受付を終了しました。要旨集の原稿提出期限は9月20日(厳守)です。

企業展示申込み

展示申込書に必要事項を入力のうえ、当該申込書に記載されている展示担当アドレス宛にメールにてお申込みください。受付完了メールが1週間以内に返信されます。企業展示の申し込み期限は8月末日です。但し、会場スペースの関係で企業展示につきましては15社に達した時点で、受付を終了いたします。

受付を終了しました。


プログラム:(敬称略、詳細プログラムは変更の可能性がございます。)

11月11日(月):初日

13:00~13:10 開会挨拶

13:10~13:50 招待講演-1
        「農薬の再評価に係る食品健康影響評価について」
        〜試験データを私たちはどう判断するのか〜
        浅野 哲(内閣府 食品安全委員会)

13:50~14:30 招待講演-2
        「疎水性有機化合物の植物への取り込みメカニズム」
        乾 秀之(神戸大学 バイオシグナル総合研究センター)

14:30~15:45 ポスターセッション、企業展示

15:50~16:30 招待講演-3
        「生活環境動植物に係る長期的な農薬ばく露の影響に関する評価について」
        松浦秀幸(環境省水・大気環境局環境管理課農薬環境管理室

16:30~17:10 招待講演-4
        「土壌への農薬の吸着についてあらためて考える」
        村野 宏達(名城大学 農学部生物環境科学科)

17:10~17:50 特別講演 「ガスバリアー性フィルムを利用したサツマイモ立枯病に対するクロルピクリン処理
        方法の開発」
        米本 謙悟(徳島県立農林水産総合技術支援センター)

18:00~20:00 情報交換会(ポスター賞の表彰式)


11月12日(火):2日目

09:00~09:40 セミナー企画 「英語で発表しよう!学会発表&論文投稿」
        近藤 圭(残留農薬研究所 化学部)
        山本 修平(日本農薬 研究本部 総合研究所)
        齊藤 雄(住友化学 生物環境科学研究所)

09:40~10:40 ポスターセッション、企業展示

10:40~11:10 招待講演-5
        「農薬の後作物残留の傾向 -環境省農薬残留対策総合調査の解析結果より-」
        清家 伸康(農研機構 農業環境研究部門)

11:10~11:50 招待講演-6
        「農薬の後作物残留における新たな評価法の検討」
        元木 裕(農林水産消費安全技術センター 農薬検査部)

11:50     閉会挨拶

12:15~17:00 エクスカーション:OATアグリオ研究所、藍染め施設見学等
        徳島阿波おどり空港(17:15頃)、
        徳島とくとく高速バス・ターミナル(17:30頃)、
        徳島駅(18:00頃)にて順次解散予定



ポスターセッション

P-01: 梅加工飲料を対象とした残留オキシテトラサイクリン試験法の検討 -食品中エタノールが回収率に与える影響-
○ 平田 祥太郎1、星英之21大阪健康安全基盤研究所、2大阪公立大学)

P-02: 技能試験の玄米試料に含まれる有機リン系農薬に対する信頼性が高い定量値の付与
○大竹貴光1、中村圭介1、平林尚之2、渡辺卓穂21産業技術総合研究所、2食品薬品安全センター)

P-03: LC-MS/MS による飼料中のジクワット・パラコート同時分析法の共同試験
加藤耕一、桑原正良、○ 船木 紀夫(農林水産消費安全技術センター)

P-04: LC-MS/MSによる飼料中のチオファネート分析法の共同試験
若宮洋市、山下奈々、横田典明、○長久保眞平、酒井妙衣、奥富幸(農林水産消費安全技術センター)

P-05: 茶インカード試料を用いたQuEChERS法と公定法との性能比較
○渡邉敬浩1、永山敏廣2、中村歩2、渡邊文子3、河野洋一3、加藤拓4、荒川史博5、松田りえ子1、佐藤安志61国立医薬品食品衛生研究所、2元・明治薬科大学、3日本食品分析センター、4東京農業大学、5日本ハム、6農研機構 果樹茶業研究部門)

P-06: バイオチャーの土壌混和が水田施用除草剤の効果と動態に及ぼす影響
○大塚菜央1、村上裕佳2、須戸幹11滋賀県立大学院、2滋賀県立大学)

P-07: 残留農薬分析における試料均質性の指標の検討 ~圃場で農薬散布して栽培したホウレンソウを用いた調査~
○曳埜忍1、島田京佳1、矢島智成1、飯島和昭1、田口貴章2、志田 (齊藤) 静夏21残留農薬研究所,2国立医薬品食品衛生研究所)

P-08: 酸性農薬のメチルエステル化による一斉分析および前処理自動化の検討
○杉立久仁代1、野原健太1、山本慎也1、金丸直樹21アジレント・テクノロジー、2日本穀物検定協会)

P-09: QuEChERS法のスケールダウンに関する検討:EUの公的検査機関における試料調製法を踏まえて
○山﨑由貴1,2、Ivan Aloisi1、Hans Mol11 Wageningen Food Safety Research、2国立医薬品食品衛生研究所)

P-10: 窒素キャリアガスを用いたGC-MS/MS法による残留農薬一斉分析への適用例
○小沼純貴(日本電子)

P-11: Oasis MAXを用いたパプリカ中MCPAの分析法の開発
○越智日向子、阿部友紀、栗山広子、上田康嗣(カネカサンスパイス)

P-12: ウリ科植物が持つ有機汚染物質輸送因子とPFASの地上部蓄積の関連
○千歳菜摘1,殷熙洙2,乾秀之1,31神戸大学院、2農研機構・高度分析センター、3神戸大学)

P-13: ジチオカルバメート系農薬の迅速分析法による妥当性評価と標準溶液の保存性確認
○横山香奈1、河野雄介2、野上麻美子1、酒井美穂11食の安全分析センター、2宮崎県衛生環境研究所)

P-14: 遠心処理を用いた残留農薬用多機能カラムによる簡易前処理法の検討
○国枝巧、坂井拓斗、陳杏玲、高柳学、太田茂徳(ジーエルサイエンス)

P-15: 農薬使用者の安全と不浸透性手袋の効果
○荒井雄太、松村栄一、北條広、天野昭子(日本植物防疫協会)

P-16:有機化学物質吸着に関わる黒ボク土中の発熱原生炭素の定量
○小川綾子1、磯井俊行2、村野宏達21名城大学院、2名城大学)

P-17:LC-MS/MSを用いた生薬中のクロロタロニルおよび代謝物Ⅰの同時分析法検討
○野村洸司、中村新伍、守田昂樹、杉本弘子、豊嶋貴弘(ツムラ)

P-18:ペルフルオロオクタンスルホン酸の代謝・分解に関わる細菌由来酵素の探索
○東駿介1、田中稚紗1、大西章博2、松谷峰之介2、栫拓也3、松村千里3、中野武4,5、乾秀之1,51神戸大学院、2東京農業大学、3兵庫県環境研究センター、4大阪大学、5神戸大学)

P-19:GC一斉分析農薬のLC-MS/MS分析の検討及び膜ろ過(SPEEDIA)法による残留農薬分析
○巻田優花1、岡本みなみ21三浦工業、2愛媛大学院)

P-20:STQ法による加工食品残留農薬分析の検討(3)
○島三記絵1、川上正美1、江潤卿2、小西賢治1、松尾俊介1、斎藤勲11アイスティサイエンス、2日本電子)

P-21:農薬の土壌中分解速度予測を目的としたデータベースの構築と機械学習モデルの実装
○取出遥介1、福島勇二1、近藤圭1、池田和由2,3、米澤朋起3、小川真弘4、竹田至4、岩佐万実5、星川優美子5、飯野翔平6、松本建6、泰永涼子7、久間達彦7、大竹潤7,上島仁8,大田雅照2、本間光貴21残留農薬研究所、2理化学研究所、3慶應大学、4クミアイ化学工業、5日産化学、6日本曹達、7日本農薬、8システム計画研究所)

P-22:LC –MS/MSを用いた残留農薬の多成分一斉分析における凍結および未凍結試料のマトリックス効果
○伴野有彩、矢吹芳教(大阪府立環境農林水産総合研究所)

P-23:フェノキシ系除草剤との(-)CAHB形成が腐植物質の表面電荷および官能基存在形態に与える影響
○山田勝己1、礒井俊行2、村野宏達21名城大学大学院、2名城大学)

P-24:食用昆虫に含まれる農薬の一斉分析法の開発及び実態調査
○志田(齊藤)静夏、齋藤真希、小林奈穂、堤智昭(国立医薬品食品衛生研究所)

P-25:低分子有機酸がフミン酸の表面電荷と分子量に与える影響 ―弱酸基を有する農薬の土壌吸着機構の解明に向けて―
○永田万由1、Zhengyang Wang2、村野宏達3、Joseph J. Pignatello21名城大学院、2Conn. Agri. Exp. Stn.、3名城大学)

P-26:玄米中残留農薬分析におけるオンライン精製と分散固相抽出の評価
○市来弥生、小林まなみ(島津製作所)

P-27:超臨界流体クロマトグラフにおけるDDT類の特異的なイオン化挙動に関する考察
○二方久、安藤孝(食品検査・研究機構)

P-28:DIA法とDDA法を組み合わせたLC/QTOFによる作物中農薬のサスペクトスクリーニング
○滝埜昌彦(アジレント・テクノロジー)



[問い合わせ先] 徳島合同研究会開催幹事(順不同)

第41回農薬環境科学研究会:
矢吹 芳教(大阪府立環境農林水産総合研究所)
山本 修平(日本農薬 研究本部 総合研究所)
近藤 圭(残留農薬研究所 化学部)

第47回農薬残留分析研究会:
清家 伸康(農研機構 農業環境研究部門)
田中 昭人(徳島県立農林水産総合技術支援センター)
望月 証(兵庫県立農林水産技術総合センター)
齊藤 雄(住友化学 生物環境科学研究所)




(2023.11.20掲載)(2024.10.15更新)