日本農薬学会

日本農薬学会第50回大会の御案内

みなさま、日本農薬学会50回大会にご参加頂きありがとうございました。心より御礼申し上げます。

日本農薬学会第50回大会の学生優秀発表賞について

日本農薬学会学生会員の一般講演発表について、大会組織委員会は以下の4名を学生優秀発表賞として表彰しました。おめでとうございます。

内田 裕一郎 (神戸大院・農)
「5,6-ジヒドロソラナコールの合成研究」

安田 彩人 (近大院・農)
「内分泌かく乱物質ノニルフェノールが雌雄同株植物の生殖(性比)に及ぼす影響」

堺 祥一(京大院・農)
「Androctonus australis由来殺虫性ペプチドAaIT5の合成と活性評価」

田中 智也(福井県大・生物資源)
「ヒートショック処理によるNPR1非依存的な病害抵抗性シグナルの制御機構」

I.開催場所

東京大学安田講堂・東京ドームホテル・北里大学白金キャンパス

アクセス

1. 東京大学安田講堂(総会,授賞式,記念シンポジウム)
(〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1)

東京メトロ各線:
丸の内線本郷三丁目より 徒歩約8分
南北線東大前より 徒歩約5分
千代田線根津または湯島より 徒歩約8分

2. 東京ドームホテル(懇親会・受賞祝賀会)
(〒112-8562 東京都文京区後楽1-3-61)

JR総部線水道橋 東口より徒歩約2分
都営地下鉄水道橋 A2出口より徒歩約1分
東京メトロ丸の内線または南北線 2番出口より徒歩約5分
 

3. 北里大学白金キャンパス(一般講演,シンポジウム,企業展示等)
(〒108-8641 東京都港区白金5-9-1)

白金高輪駅(東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線)
 恵比寿方面(出口3番)下車、徒歩10分
恵比寿駅(JR・東京メトロ日比谷線)
 東口下車、徒歩15分または田町駅行都バス「田87」系統で約7分、北里研究所前下車
広尾駅(東京メトロ日比谷線)
 天現寺橋方面(出口1、2番)下車、徒歩10分

会場

・総会、授賞式、受賞講演、記念公開シンポジウム(日本学術会議との共催):東京大学安田講堂
・一般講演、シンポジウム、企業展示等:北里大学白金キャンパス内各所
・懇親会・受賞祝賀会:東京ドームホテル

II.会期および日程

日本農薬学会第50回大会プログラム [PDF]

令和7年 3月11日(火)〜3月13日(木)

月・日 午前 午後 会場
3月11日(火) 総会・授賞式
50周年記念行事
  50周年記念公開シンポジウム
懇親会・受賞祝賀会
東京大学安田講堂
東京ドームホテル
3月12日(水) 一般講演 ランチ前セミナー
受賞講演・一般講演
シンポジウム
北里大学白金キャンパス
3月13日(木) 一般講演 ランチ前セミナー 一般講演
シンポジウム
北里大学白金キャンパス

総会資料はこちらからダウンロードできます。(パスワードはニュースレターや最新版和文誌と同一)

常任評議員会、評議員会、理事会、代議員総会、編集委員会は、3月10日(月)に東京大学弥生講堂 一条ホールにて開催します。

III.50周年記念公開シンポジウム

わたしたちの⾷をまもる植物保護科学の未来
(主催:⽇本学術会議植物保護分科会 共同主催:⼀般社団法⼈⽇本農薬学会)

3月11日(火)東京大学安田講堂 (13:30 – 17:05)

・畝⼭智⾹⼦(国⽴医薬品⾷品衛⽣研究所客員研究員)
 ほんとうの「⾷の安全」を考える

・松岡聡(理化学研究所計算科学研究センター センター⻑/東京科学⼤学情報理⼯学院特定教授)
 「AI for Science 研究はAI 研究にあらず」:
  理研におけるAI for Science 特に⽣成AIの科学への適⽤を⽬指すTRIP-AGIS

・篠崎和⼦(東京農業⼤学総合研究所教授/東京⼤学名誉教授)
 植物が乾燥から⾝を守るしくみの解明と育種への応⽤

・⼤村智(⽇本学術会議栄誉会員/⽇本学⼠院会員/北⾥⼤学特別栄誉教授)
 微⽣物と歩んだ半世紀 −⼈類の福祉と保健の向上にむけて−

日本農薬学会第50回大会に参加登録をされている方は直接会場にお越しください.
フライヤーはこちらからダウンロードできます.
本シンポジウムのみに参加希望の方は,こちらからお申し込みください(締め切りました).

2025.03.06 追記
登録頂いた方にはメールにて案内をお送りしました(3/6送信)。メールを受信されていない方は、農薬学会事務局宛(E-mail: nouyaku[at]pssj2.jp)にお知らせをお願いします。

IV.受賞講演

奨励賞 3月12日(水)大村記念ホール(12:25–)

藤⽥ 萌⾹(九州大学)
「植物免疫プライミングの分⼦機構と活⽤に関する研究」

伴野 有彩(地⽅独⽴⾏政法⼈⼤阪府⽴環境農林⽔産総合研究所)
「LC-MS/MSを⽤いた残留農薬⼀⻫分析における試料由来マトリックス効果及びその補正法に関する研究」

業績賞(研究) 3月12日(水)大村記念ホール(12:59–)

岡澤 敦司(⼤阪公⽴⼤学)
「発芽代謝を標的とする根寄⽣雑草の防除に関する研究」

⽮島 新 (東京農業⼤学)
「植物病原菌の制御物質に関する⽣物有機化学的研究」

業績賞(技術) 3月12日(水)大村記念ホール(13:59–)

伊藤 舞⾐,野倉 吉彦,髙橋 政樹,⻲崎 将司,坂本 えみ⼦,⻄村 慎哉(住友化学株式会社)
「殺⾍剤「オキサゾスルフィル」の開発」

髙橋 淳, 川⼝ 昌宏,平⽥ 晃⼀,⼩泉 圭司 (⽇本曹達株式会社)
「殺ダニ剤「アシノナピル」の開発」

V.シンポジウム

① 3月12日(水) 大村記念ホール
「次世代の農薬開発を担う若手研究者のシンポジウム」

                オーガナイザー:小倉由資(東京大学), 君嶋 葵(北里大学)

ストリゴラクトン生合成の選択的分子制御による根寄生雑草防除
○若林孝俊(東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻)   座長:小倉由資(東京大学)

機能性リガンド分子を用いたミトコンドリア呼吸鎖複合体-Iのキノン反応部位の特性解明
○桝谷貴洋(京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻)       座長:君嶋 葵(北里大学)

Curvularia属糸状菌が生産する抗菌性環状ペプチド化合物の生合成遺伝子クラスターの同定
○山口滋生(クミアイ化学工業 研究開発本部 生物科学研究所 生命・環境研究センター)
                                   座長:君嶋 葵(北里大学)

除草活性を有するシクロヘキサノイドstagonosporyne Gおよび関連天然物の合成研究
○岡村仁則(東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻)   座長:君嶋 葵(北里大学)

新規殺菌剤ピリダクロメチルの創製
○山本 将起、真鍋 明夫、松崎 雄一、原田 俊幸、岩橋 福松(住友化学株式会社 アグロ&ライフソリューション研究所)
                                    座長:小倉由資(東京大学)

② 3月13日(木) A会場 (2301教室)
「植物保護の革新と未来」(共催:農薬バイオサイエンス研究会)

            オーガナイザー: 太田広人(崇城大学),伊藤晋作(東京農業大学)

植物ウイルス複製酵素の動態解析が示す病害制御への新たな道筋
○小松 健(東京農工大学大学院・農学研究院)              座長:村井正俊(京都大学)

タンパク質間相互作用を標的とした植物ケミカルバイオロジー
○西山康太郎(明治大学・農学部)                    座長:西脇 寿(愛媛大学)

ネギアザミウマの異なる生殖型における合成ピレスロイド剤抵抗性に関わるアミノ酸変異の起源と遺伝子交流
○園田昌司1, 相澤美里2, 上樂明也31宇都宮大・農学, 2香川県農試,3農研機構・生物機能利用研究部門)
                                     座長:角 拓人(日本化薬)
抗いもち剤探索のケミカルバイオロジー
○長田裕之(理化学研究所・環境資源科学研究センター) 座長:西ヶ谷有輝(アグロデザイン・スタジオ)

VI.ランチ前セミナーおよび展示会

ランチ前セミナー

3月12日(水)
・クロップライフジャパン
・Labcorp Laboratories Japan / ラボコープ・ラボラトリーズ・ジャパン合同会社
・技術士セミナー (日本農薬学会)

3月13日(木)
・LANDIS International, Inc. (世話人企業:LANDIS International Japan 合同会社)
・DSA SCIENTIFIC合同会社

展示会

北里大学・白金キャンパス 1号館1F 学生ラウンジ
3月12日(水)9:00-17:00および13日(木) 9:00-16:00
出展企業・団体:
・富士シリシア化学株式会社
・株式会社ケー・エー・シー
・ビオブリッジ株式会社
・株式会社北浜製作所
・ユーロフィンアグロ分析コンサルタント株式会社
・株式会社Happy Quality
・株式会社アンプラット
・株式会社アクセライズ
・株式会社ナイルワークス
・内閣府食品安全委員会
・一般財団法人生物科学安全研究所
・朝日印刷株式会社(50周年記念出版)

VII.一般講演申し込み

一般講演の申込みは、本学会会員および下記の表の脚注に記載されている4学会の会員のうち、令和7年度会費納入者に限ります。申込受付は、すべて大会Webページにて行います。 申込者は、講演要旨フォーマット(A4、1ページ)を大会ホームページよりダウンロードして、これに上書きする要領で要旨を作成してください(カラーでの作製も可とします)。 詳細は、大会ホームページにてご確認ください。

        申込開始日:2024年12月2日(月)
        申込締切日:2025年1月17日(金)

なお1月17日までは、タイトルや要旨内容の変更が可能です。 一般講演申込は、1月17日までに参加登録と参加費の振込を行うことにより完了します。振込が確認できない場合は、一般講演登録は取り消しとなりますのでご注意下さい。

VIII.一般講演について

  • 一般講演は、すべて会場で対面形式実施します。講演時間は1題15分(講演12分、質疑応答2分、PC 接続時間1分程度)の予定です。(諸般の事情により変更になる可能性があります。)講演時にトラブルが起きないように、下記の注意点を参考にしてください。講演会場では、大会側で用意したレーザーポインターまたはPowerPointのレーザーポインター機能をご使用下さい。
  • 口頭発表の発表形式は、PCプロジェクターによるプレゼンテーションのみです。発表に用いるノートパソコンは、発表者各自でご持参ください。パソコンの不具合に備えて、プレゼンテーションデータをpdf形式で保存したUSBメモリなどを必ずご持参ください。

〈会場機材のスペック〉

  • 発表会場のPCプロジェクターに接続するモニターケーブルの接続端子は、HDMI(type-A)です。発表のためご持参いただくパソコンが、HDMI接続で外部モニタに出力可能であることを予めご確認ください。HDMI端子がないパソコンの利用者は、HDMI変換アダプタを発表者ご自身でご持参いただく必要があります。

IX.参加登録

2024年12月2日より、大会ホームページにて参加登録を受け付けます。 参加登録、参加費の振込は大会当日まで受け付けますが、2025年1月31日を過ぎると参加費の割引が受けられず、また事前の参加証の送付もされません。


      参加登録費     2月1日以降  
大会参加費
(講演要旨集電子版の代金を含む)
 正会員  10,000 円 12,000 円
 学生会員    3,000 円   4,000 円
 非会員  15,000 円 17,000 円
懇親会費  正会員  11,000 円 13,000 円
 学生会員    5,000 円   6,000 円
 非会員  13,000 円 13,000 円

注意)
  • 植物保護科学連合加盟団体である他の4学会(日本植物病理学会、日本応用動物昆虫学会、日本雑草学会、植物化学調節学会)の正会員・学生会員の方は、本学会会員と同額の参加費となります。

  • 大会当日の大会受付では参加費の支払いや振込等ができません。
  • 一旦納入された参加登録費は返金いたしません。

X.託児室の利用について

大会期間中(2024年3月15〜16日)、託児室が必要な方は、事前予約制となっていますので、
利用を希望される方は大会ホームページよりお申し込み下さい。

XI.広告、展示、ランチ前セミナー募集のご案内

募集は締め切りました。多数のお申し込みを頂き有難うございました。

お問合せ

日本農薬学会 第50回大会組織委員会 委員長
東京大学大学院農学生命科学研究科 滝川 浩郷
E-mail: atakikawa[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
※迷惑メール防止のため@を[at]に置き換えております。ご使用の際はお手数ですが記号へのご変換をお願いいたします。