第25回農薬レギュラトリーサイエンス研究会 開催案内
テーマ:農薬の理解はどうして進まないのか。
~人が作った化学物質を適切に判断できる知識・情報をどう伝えていくか~
目的: 食品安全基本法施行、食品安全委員会発足、リスク分析(リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーション)の推進と、
食と農薬を取り巻く科学的な評価のできる環境は出来上がりつつあり、毎年いろいろな場面において、農薬学会も含めて情報交流などの活動が進められています。
しかし、現実にはまだまだ農薬は感覚的には市民権を得ている状況ではないように感じられます。どこにどういった課題があり、
どう考えるのか、そういった点を踏まえていろいろな立場の方からお話を聞きます。
総合討論では、農薬に関わる者たちがどういったことを念頭に、
今後、協力してリスク分析等を進めていくべきかの議論の場としたいと思っています。
主催:日本農薬学会、農薬レギュラトリーサイエンス研究会
日時:平成29年11月21日(火)
10:00~16:45 情報交換会 17:00~19:30
場所:さいたま市民会館おおみや 小ホール
〒330-0844
埼玉県さいたま市大宮区下町3-47-8(氷川神社近く)
電話 048-641-6131
参加費: 4000円 情報交換会費:5000円
参加申し込みは、(一般財団法人)残留農薬研究所 saka[at]iet.or.jp[as]坂真智子 までメールで研究会出欠、情報交換会出欠をご連絡ください。
参加費などは当日会場でお支払いください。
プログラム
9:30 受付開始
10:00 開会・挨拶 進行:大山和俊
10:10~11:00 座長:坂真智子
1. 「農薬業界で働くということ」
アリスタライフサイエンス株式会社 アジア事業部門
製品開発部 開発グループ 開発マネージャー 萩原 彰子
11:00~11:50 座長:大山和俊
2. 「食品安全と農薬―なぜ、農薬は悪者なのか?―」
食品安全委員会フェロー,公益社団法人中央畜産会 副会長 姫田 尚
11:50~13:00 休憩、昼食
13:00~13:50 座長:山本幸洋
3.「農薬はどう教えられているか」他
京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻
生物調節化学研究室 教授 宮川 恒
13:50~14:20 座長:成田伊都美
4.「埼玉県の農業生産現場から」
埼玉県 全国農協青年組織協議会会長 飯野芳彦
14:20~15:10 座長:北村恭朗
5.「消費者からみた現実の食と農薬のイメージ」
元一般社団法人全国消費者団体連合会 事務局長 河野 康子
15:10~16:00 座長:斎藤勲
6.「科学情報はなぜ伝わらないのか? ジャーナリズムから考える理由と方策」
科学ジャーナリスト 松永 和紀
16:00~16:40
7.総合討論(進行役:中村幸二)
16:45 閉会
17:00~19:30 情報交換会
(2017.11.15 更新)(2017.9.21 更新)(2017.8.30 更新)(2017.6.12 掲載)