日本農薬学会

第40回農薬残留分析研究会 開催案内

主催:日本農薬学会、農薬残留分析研究会

日時:平成29年8月31日(木)~9月1日(金)

場所:大妻女子大学(千代田キャンパス)講堂
   〒102-8357 東京都千代田区三番町12番地
   http://www.otsuma.ac.jp/

交通:JR, 地下鉄「市ヶ谷」駅から徒歩10分
地下鉄「半蔵門」駅から徒歩5分、「九段下」駅から徒歩12分

参加費等(事前登録料金):
研究会参加費:
会員 5,000円(当日7,000円),非会員 8,000円(当日10,000円),学生 2,000円(当日3,000円)
情報交換会: 8,000円


参加申込み:
事前参加申込みは締め切りました。

発表申込み:
申込みは締め切りました。

企業展示申込み:
申込みは締め切りました。

農薬残留分析研究会40周年記念アンケート:
農薬残留分析研究会は,本年度で第40回を迎えることとなりました。 そこで,今回は皆さまへのアンケートに基づき,過去40年の研究会を振り返る企画を行います。

アンケート回収は完了しました。調査にご協力頂いた皆様に感謝します。


プログラム:
8月31日(木):初日
13:00~13:25 開会挨拶:農薬残留分析研究会40年の歩み
農薬残留分析研究会委員長 藪崎隆

シンポジウム「農薬残留分析の40年、改めて分析値の持つ意味を考える」
 農薬残留分析研究会の発足は、日本農薬学会(昭和50年設立)と同時に発足した農薬残留分析談話会にまで遡り、 本年で第40回の節目を迎えることとなりました。今回の記念大会では、関係各方面の最前線で活躍してこられた経験豊かな先生方にご講演を頂き、 農薬残留分析の40年を振り返り、改めて分析値の持つ意味を考える機会としたいと思います。

13:25~14:10 基調講演(45分) 座長:坂 真智子
「農薬の開発研究現場の視点から、農薬残留分析について考える」
日本農薬株式会社 執行役員 元場 一彦

14:10~14:50 シンポジウム講演-1(40分) 座長:山本 幸洋
「農薬残留分析の40年 農薬使用現場の農薬残留分析」
日本植物防疫協会 技術顧問 中村 幸二


14:50~16:25 ポスターセッション、企業展示(ポスター賞投票〆切:16:25)

P-01:市販農薬の意図的混入を想定した農薬製剤成分の分析法開発
須賀 啓子,髙橋 亜友巳,永富 康司,鈴木 康司,原山 耕一
(アサヒグループホールディングス)

P-02:ブドウ試料の均一化および秤取操作が残留分析結果に与える影響
曳埜 忍,矢島 智成,逆井 美智子,小林 大介,藤田 眞弘,飯島 和昭,大山 和俊
(残留農薬研究所)

P-03:凍結ブドウ試料の解凍および秤取操作が残留分析結果に与える影響
矢島 智成,曳埜 忍,逆井 美智子,藤田 眞弘,飯島 和昭,大山 和俊
(残留農薬研究所)

P-04:穀類・豆類中の酸性農薬一斉分析法の検討
志田(齊藤)静夏,根本 了,穐山 浩(国立医薬品食品衛生研究所)

P-05:イオンモビリティーを搭載したLC-QTOFによる食品中残留農薬分析
滝埜 昌彦(アジレント・テクノロジー)

P-06:サロゲート法とポリマー系ミニカラム精製-LC-MS/MSでのネオニコチノイド系農薬の一斉分析
伴野 有彩,矢吹 芳教(大阪府立環境農林水産総合研究所)

P-07:作物試料中のメタフルミゾン及びメタフルミゾン代謝物の安定性について
野田 聡子,小杉 正樹,飯塚 誠一郎,伊佐川 聡(日本食品分析センター)

P-08:高分解能LC-MSの残留農薬分析への活用
新井 俊介,松尾 潤一,安部 麻子,村山 由香,島村 裕二,藪崎 隆
(全国農業協同組合連合会)

P-09:膜ろ過精製を利用した残留農薬の簡易,迅速な一斉分析法の開発
~GC,LC対象農薬の同時前処理について~
岡本 みなみ1,川嶋 文人2,濵田 典明1(1三浦工業,2愛媛大学)

P-10:SFE-SFC-MS/MSを用いた残留農薬の外部技能試験結果
市来 弥生,小倉 優子,二方 久,安藤 孝(食の安全分析センター)

P-11:農作物中の残留農薬分析における固相自動化装置を用いた夜間運転についての基礎検討   西村 泰樹1,井口 えい子1,高柳 学1,北出 崇2,宮林 武司1
(1ジーエルサイエンス,2エムエス機器)

P-12:残留農薬分析用MRM Screeningによる農作物の定量値評価
杉立 久仁代1,清水 賢2,3,佐藤 竜彦2,紺野 良子2,藤井 康孝4,谷 翔平4,中村 貞夫1,斎藤 勲5(1アジレント・テクノロジー,2コープ東北サンネット事業連合,
3日本生活協同組合連合会,4大阪いずみ市民生活協同組合,5東海コープ事業連合)

P-13:作物体における薬剤付着量の調査方法に関する検討
天野 昭子,渡辺 秀樹(岐阜県農業技術センター)

P-14:自動固相抽出装置及びLC-MS/MSによる農産物中のシロマジン分析方法の検討
松井 朋温1,山本 真子1,細野 麗子1,小西 賢治2,浦藤 喜規1
(1江崎グリコ株式会社,2アイスティサイエンス)

P-15:FT-IR(透過法)を用いたジチオカルバメート系農薬の迅速・簡易定量法の検討
山本 一樹1,2,向井 亜希子2,川嶋 文人2,濵田 典明2(1三浦工業,2愛媛大学)

P-16:食品の安全性,特に残留農薬,食品添加物に対する意識調査について
堀江 正一,鈴木 優理子,安齊 佳恵,川崎 真衣,平松 奈緒,松本 奈々,間瀬 愛美(大妻女子大学)

P-17:GC-MS/MSおよびLC-MS/MSによる畜水産食品中の農薬等の系統分析
上野英二,渡辺美奈恵,梅村優子,小池恭子,伊藤良央,大嶌雄二
(愛知県衛生研究所)

P-18:トリプル四重極GC/MS (GC/MS/MS)を用いた残留農薬の高速分析の検討
穴沢秀峰,杉立久仁代,中村貞夫(アジレント・テクノロジー)


16:25~17:05 シンポジウム講演-2(40分) 座長:高野 伊知郎
「分析現場の視点から,農薬残留分析技術の進展について考える」
明治薬科大学薬学部 教授 永山 敏廣

17:05~17:50 特別講演(45分) 座長:上野 英二
「食品衛生・教育現場の視点から、残留農薬を通しての食の安全を考える」
大妻女子大学家政学部 教授 堀江 正一

18:00~20:00 情報交換会


9月1日(金):2日目
09:00    開場
09:15~10:45 一般口頭発表(各15分) 座長:池田 淳一,石坂 眞澄

10:45~12:00 ポスター展示,企業展示

12:00~13:55 企業セミナー等 座長:飯島 和昭

ラボにおける安全性向上の留意点
 岩元 寛司(サイエンスソフトウェア)
残留農薬分析における試薬の移り変わり
 富澤 隆章(和光純薬工業)
機器分析の歴史 - クロマト分離と質量分析 -
 増田 潤一(島津製作所)

「農薬残留分析研究会40周年記念アンケート」集計報告
 坂 真智子(残留農薬研究所)

14:00 閉会


[問い合わせ先]
  一般財団法人残留農薬研究所 飯島 和昭
  TEL:0297-27-4516(ダイヤルイン) FAX:0297-27-4517
  E-mail: iijima@iet.or.jp

開催幹事(順不同):
飯島 和昭(残留農薬研究所 化学部)
池田 淳一(農林水産消費安全技術センター 農薬検査部)
石坂 眞澄(農業・食品産業技術総合研究機構 高度解析センター)
竹内 悠里(東京都家畜保健衛生所 肥飼料検査センター)
堀江 正一(大妻女子大学 家政学部)
山本 幸洋(千葉県農林総合研究センター)

(2017.8.10 更新)(2017.8.6 更新)(2017.6.27 更新)(2017.5.12 更新)(2017.12.13 掲載)