第43回農薬残留分析研究会 開催案内
残留分析研究会では,新型コロナウイルス感染の状況を踏まえ,開催形式検討中の第43回農薬残留分析研究会シンポジウムの会場での開催を,オンタイムWeb開催とすることに決定いたしました。 要旨集は例年と同様に作成して,研究会の1週間前を目指して参加者のお手元に届くようにいたします。当日は,ビデオ会議システムWebex meetingを用いて,開催いたします. プログラムにつきましては,下記にお示ししますが,オンライン開催の詳細については順次お知らせいたします. 何卒ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます. 皆様の積極的なご参加をお待ちしています.
ポスター賞について
第43回農薬残留分析研究会のポスター賞が決定しました.
当初,最優秀賞と委員会特別賞の授与を予定していましたが,投票結果が拮抗しましたので,例年どおり,最優秀賞,優秀賞および委員会特別賞の授与に変更いたしました.
結果は,下記のとおりです.
最優秀賞:P-4 伴野有彩(地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所)
「マトリックス効果は分析対象化合物のlogPowや作物種からどのような影響を受けるのか−葉ごぼう及びいちじくを用いた検討−」
優秀賞:P-3 手銭良太郎(一般財団法人残留農薬研究所)
「4種果実での皮むき工程による残留農薬暴露量の低減効果」
委員会特別賞:P-2 天野昭子(岐阜県農業技術センター)
「農薬散布器具の洗浄と器具内の農薬残留について」
2020年11月19日
農薬残留分析研究会
委員長 坂 真智子
主催:日本農薬学会、農薬残留分析研究会
日時:令和2年11月5日(木)~11月6日(金)
研究会参加費:会員 5,000円、非会員 8,000円、学生 2,000円
情報交換会:今年度は実施いたしません。
エクスカーション:今年度は実施いたしません。
参加申込み:
参加申し込み期限は9月23日 (水) です。 *申し込みは終了しました
発表申し込み:
発表申し込み期限は9月11日 (金) です。 *申し込みは終了しました
企業展示申し込み:
展示申込み期限は9月11日 (金) です。 *申し込みは終了しました
プログラム:
11月5日(木):初日
12:50 参加開始
13:00~13:10 開会挨拶:農薬残留分析研究会委員長 坂 真智子
シンポジウム「農薬残留分析に係る最近の話題」
13:10~13:50 「使用者暴露調査の分析実務について」
株式会社エスコ・古川雅也
13:50~14:00 休憩
14:00~14:40 「測定における不確かさ入門」
国立研究開発法人産業技術総合研究所・田中秀幸
14:40~15:00 休憩
15:00~15:40 「食品分析実施試験所における品質保証への国際的な要求」
国立医薬品食品衛生研究所・渡邉敬浩
15:40~16:00 休憩
16:00~16:50 特別講演
「音響振動法を用いた「おいしさ」の指標化への試み
~カキのサクサク感の定量化と保持技術の開発~」
岐阜県農業技術センター・鈴木哲也
11月6日(金):2日目
8:50 参加開始
9:00~10:50 ポスターセッション(質疑応答)
P-01: 国内農薬残留検査データと海外MRLの比較
○渡邉敬浩,松田りえ子,畝山智香子
(国立医薬品食品衛生研究所)
P-02: 農薬散布器具の洗浄と器具内の農薬残留について
○天野昭子1), 加藤玄俊 2), 渡辺秀樹 1)
(1) 岐阜県農業技術 センター , 2) 一般社団法人 ぎふクリーン農業研究センター)
P-03: 4種果実での皮むき工程による残留農薬暴露量の低減効果
○手銭良太郎,矢島智成,長田拓也,若曽根佳樹,飯島和昭,坂 真智子,大山和俊
(一般財団法人残留農薬研究所)
P-04: マトリックス効果は分析対象化合物の logPow や作物種からどのような影響を受けるのか
―葉ごぼう及びいちじくを用いた検討―
○伴野有彩,矢吹芳教
(大阪府立環境農林水産総合研究所 環境研究部環境調査グループ)
P-05: 香辛料作物を対象とした残留農薬の一斉分析法に関する検討
〇西山佳央里,吉井沙織,影山温子
(高知県衛生環境研究所)
P-06: イムノクロマト技術を用いたトマト中に残留する殺菌剤アゾキシストロビンの検出
○松永安由(麻布大),西野友美(麻布大),杉田和俊(麻布大),三添英朗(堀場製作所),
横川武弘(タキイ種苗),足立香代(iBody ),岩佐精二(豊橋技科大),
坂 真智子(残留農薬薬研究所),三宅司郎(麻布大)
P-07: IC-MSを用いた高極性農薬スクリーニング分析法の検討
〇高橋洋武,佐野勇気,橘田 規,照井善光
(一般財団法人日本食品検査)
P-08: 小型4層固相を用いた残留農薬分析におけるLC-MS/MS対象農薬への適応
○国枝 巧,三浦 早紀,小野 壮登 ,高柳 学
(ジーエルサイエンス株式会社)
P-09: STQ法を応用したネオニコチノイド分析法の検討
〇小西賢治,川上正美,島 三記絵,松尾俊介,佐々野僚一,斎藤 勲
(株式会社アイスティサイエンス)
P-10: 加工食品中残留農薬のSTQ法による分析適合性の検討
○島 三記絵、小西賢治、川上正美、松尾俊介、佐々野僚一、斎藤 勲
(株式会社アイスティサイエンス)
P-11: 第13回ヨーロッパ農薬残留ワークショップ(EPRW2020)報告
〇坂 真智子
(一般財団法人残留農薬研究所)
10:50~11:00 休憩
11:00~12:20 精度管理に関するセミナー
「FAPAS技能試験について」 株式会社セントラル科学貿易
「技能試験(残留農薬検査)について」 一般財団法人食品薬品安全センター・渡辺卓穂
「農薬残留分析における精度管理~アンケートを踏まえて~」 43回実行委員会
12:20~12:30 閉会(次回開催地の発表)
企業展示ポスター
C-01: 株式会社 アイスティサイエンス
C-02: アジレント・テクノロジー株式会社
C-03: ヴェオリア・ジェネッツ株式会社
C-04: ジーエルサイエンス株式会社
C-05: 林純薬工業株式会社
C-06: ビオブリッジ株式会社
C-07: 富士フィルム和光純薬株式会社
C-08: 三浦工業株式会社
[お問い合わせ先]
第43回実行委員会:幹事長 石坂眞澄(農業・食品産業技術総合研究機構)
TEL:029-838-7351 FAX:0297-27-4517
E-mailは masumi_ishizaka[at]affrc.go.jp[as]こちらです
開催幹事(順不同):
石坂眞澄(農業・食品産業技術総合研究機構)
伊藤和男(農林水産消費安全技術センター)
大竹貴光(産業技術総合研究所)
加藤玄俊(ぎふクリーン農業研究センター)
半田木綿子(住友化学)
(2020.7.21掲載)