第45回農薬残留分析研究会 開催案内
無事、第45回農薬残留分析研究会を開催致しました。ご協力をいただきまして、ありがとうございました。
1. ポスター賞が、参加者の投票により決定いたしました。各賞は、下記のとおりです。
最優秀ポスター賞:P-6 渡邉 敬浩 様「玄米インカード試料を用いたQuEChERS法と公定法との性能比較」
優秀ポスター賞:P-11 清家 伸康 様「膜ろ過を利用した農作物中クロピラリドの精製」
委員会特別ポスター賞:P-10 土橋 ひかり 様「稲わらの残留農薬分析における試料調製と抽出条件に関する検討」
2. 来年度(令和5年度)の開催日程・場所を研究会終了後にお知らせいたします。
令和5年11月13日(月)〜14日(火)
長野アクティーホール(長野県長野市)
プログラム:
令和4年11月24日(木):初日
12:30~ 受付(現地参加者)
12:40~13:00 展示企業(Web動画配信)
13:00~13:10 開会挨拶 農薬残留分析研究会委員長 坂 真智子
13:10~15:10,15:30~16:10 招待講演 「知っておきたい農薬のマルチ分析」
13:10~13:50 招待講演-1 座長: 山本 幸洋
「FAMIC における農薬の使用状況及び残留状況調査と一斉分析法」
独立行政法人 農林水産消費安全技術センター(FAMIC) 山田 篤司
13:50~14:30 招待講演-2 座長: 飯島 和昭
「食品に残留する農薬等の試験法「通知一斉試験法について」」
国立医薬品食品衛生研究所 食品添加物指定等相談センター(FADCC) 根本 了
14:30~15:10 招待講演-3 座長: 小杉 正樹
「LC−MS/MSを用いた農薬の多成分一斉分析におけるマトリックス効果とサ ロゲート補正法の適用について」
地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 伴野 有彩
15:10~15:30 休 憩 (企業展示(Web動画配信))
15:30~16:10 招待講演-4 座長: 坂 真智子
「SFC-TOF MS を利用した残留農薬のスクリーニング検査」
株式会社 食品検査・研究機構 安藤 孝
16:10~17:00 特別講演 座長: 望月 証
「土壌中のタマネギべと病菌の定量法の開発と実用性評価」
香川県農業試験場場病虫・環境研究課 西村 文宏
17:00~18:10 ポスター発表・企業展示,企業展示(Web動画配信)
18:30~20:30 情報交換会 「ミケイラ (高松市サンポート8-40)」
<11月 25日(金):2日目>
8:30~ 開場(現地参加者)
8:45~9:30 ポスター発表・企業展示
9:30~9:40 休憩
9:40~12:05 話題提供セミナー
9:40~10:05 日本農薬学会 座長: 坂 真智子
10:05~12:05 企業による残留農薬分析のお役立ち情報 座長: 木村 幸夫
(12社,各10分)
12:05~12:10 閉 会 (次年度開催地紹介)
12:20~18:00 エクスカーション (中野うどん学校高松校、四国総合研究所)
話題提供セミナー「日本農薬学会および企業によるお役立ち情報」
C-1: 植物保護科学の未来を拓く
日本農薬学会 副会長 松田 一彦 (近畿大学)
C-2: 農薬・動物用医薬品混合標準液検索のご紹介
國澤 実希子(富士フイルム和光純薬株式会社)
C-3: 前処理とLC分析を兼ねた残留農薬分析で迅速な分析手法
「Revive インラインサンプル前処理(ILSP)」
千葉 拓也(Restek株式会社)
C-4: GC/MS代替キャリアガスについて最新の話題提供
野原 健太,中井 隆志(アジレント・テクノロジー株式会社)
C-5: 残留農薬分析用キット SPEEDIAのご紹介
小賀 吉昭(三浦工業株式会社 三浦環境科学研究所)
C-6: 安定的な長期運用を目指して
島 三記絵(株式会社 アイスティサイエンス)
C-7: 高速・高感度を実現したショートコリジョンセルの特長と時短分析と代替キャリア分析情報
谷端 英憲(日本電子株式会社)
C-8: 単結晶X線構造解析法による微量未知農薬代謝物の直接構造決定
菊池 貴(株式会社リガク 応用技術センター)
C-9: 農薬標準品のご紹介/ Webツールのご案内
古川諒祐(関東化学株式会社 試薬技術部)
C-10: Deep Learningによるピーク検出がもたらすLC/MSデータ処理の効率化
渡辺 淳(株式会社島津製作所 分析計測事業部)
C-11: 試薬ダイレクト活用のご案内
小西 博史(林純薬工業株式会社)
C-12: より簡便で迅速な残留農薬分析前処理法のご提案
高柳 学(ジーエルサイエンス株式会社)
C-13: 高感度分析に要求される超純水について
高感度分析に用いる超純水の使用方法・ノウハウ(2022・2023年版)より
黒木 祥文(ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 エルガ・ラボウォーター事業部)
ポスターセッション
P-01: 分散固相抽出を用いたカフェインを含む食品における残留農薬分析法の開発
○ 上田祐子(三浦工業株式会社)
P-02: 作物中農薬のLC/MSMS スクリーニング分析法の評価
○ 滝埜昌彦(アジレント・テクノロジー株式会社)
P-03: 水素キャリアガスを用いたトリプル四重極GC/MSによる食品中残留農薬分析とAnalyte Protectantsの量に係る検討
○ 杉立久仁代,大塚剛史,中村貞夫(アジレント・テクノロジー株式会社)
P-04: 新規グラファイトカーボンカラムCarbon S 前処理製品によるマトリックス除去効果
○ 山下 和之,杉立久仁代,澤田有司 (アジレント・テクノロジー株式会社)
P-05: STQ法による難試料中残留農薬分析の検討
○ 島三記絵1),江潤卿2) ,小西賢治1) ,川上正美1) ,松尾俊介1) ,斎藤勲1)
(1)株式会社アイスティサイエンス,2)日本電子株式会社)
P-06: 玄米インカード試料を用いたQuEChERS法と公定法との性能比較
○ 渡邉敬浩1),永山敏廣2),中村歩3),渡邊文子3),河野洋一3),伊佐川聡3),加藤拓4),荒川史博5),松田りえ子1),畝山智香子1)
(1)国立医薬品食品衛生研究所,2)明治薬科大学,3)日本食品分析センター,4)東京農業大学,5)日本ハム株式会社 中央研究所)
P-07: 果実における試料調製方法の検討:ドライアイスまたは液体窒素を用いた凍結粉砕法と常温磨砕法の比較
○ 志田(齊藤)静夏,齋藤真希,根本 了,堤 智昭
(国立医薬品食品衛生研究所)
P-08: 凍結粉砕した穀類試料中の冷凍条件における農薬の安定性評価
○ 大竹貴光1) ,鎗田孝2) ,青柳嘉枝1)
(1)産業技術総合研究所 計量標準総合センター,2)茨城大学 農学部)
P-09: 籾米の残留農薬分析における試料調製と抽出条件に関する検討
○ 長田拓也,横瀬千春,土橋ひかり,飯島和昭,大山和俊 (一般財団法人残留農薬研究所) 長岡広行 (一般社団法人日本植物防疫協会)
P-10: 稲わらの残留農薬分析における試料調製と抽出条件に関する検討
○ 土橋ひかり,横瀬千春,長田拓也,飯島和昭,大山和俊 (一般財団法人残留農薬研究所) 長岡広行 (一般社団法人日本植物防疫協会)
P-11: 膜ろ過を利用した農作物中クロピラリドの精製
○ 清家伸康1) ,川嶋文人2)
(1)農研機構 農業環境研究部門,2)愛媛大学 大学院農学研究科)
P-12: FC-MS/MSを用いた食品中残留農薬分析に関する検討
○ 河野雄介1), 酒井美穂1)), 横山香奈1), 甲斐典男1) 野上麻美子2), 山戸俊幸2), 中尾素直3) (1)一般社団法人食の安全分析センター 2)宮崎県総合農業試験場, 3)株式会社ビーフォース)
P-13: 有毛および無毛キウイフルーツ表面への農薬の付着性比較
○ 飯島和昭,島田京佳,長田拓也,若曽根佳樹(一般財団法人残留農薬研究所)
P-14: 毒性評価のためのマルハナバチ幼虫の in vitro 飼育系の確立
○ 井上真紀,加藤優斗(農工大院・農),菊田真吾(茨城大・農)
P-15: イムノクロマトグラフィー等による農産物(トマト)中の殺菌剤アゾキシストロビンの測定
○ 三宅司郎(麻布大),西野友美(麻布大),内ヶ島美岐子(堀場製作所),横川武弘(タキイ種苗),大仲賢二(麻布大),坂 真智子(麻布大・エスコ)
P-16: 農薬に纏わる四国の三つの記念碑
○ 石坂 眞澄(農業・食品産業技術総合研究機構 高度分析研究センター)
P-17: 四重極飛行時間型質量分析装置を用いたイチゴ中残留農薬の分析
○ 伊藤友紀1),2),渡邉淳1),2),飯田順子1),2)(1)株式会社島津製作所,2)大阪大学・島津分析イノベーション協働研究所)
P-18: 残留農薬迅速前処理のための多機能ミニカラムを用いたLCMS対象農薬一斉分析法の検討
○ 国枝 巧,三浦 早紀,太田 茂徳,高柳 学(ジーエルサイエンス株式会社)
P-19: 水素キャリアガスを用いたG C-MS/MS 法による残留農薬一斉分析への適用例
○ 小沼 純貴,橋本 将宏 (日本電子株式会社)
開催幹事(順不同):
山本 幸洋 (千葉県農林総合センター)
木村 幸夫(日本エコテック株式会社)
望月 証(兵庫県立農林水産技術総合センター)
木村 彩子(一般財団法人日本食品分析センター)
中西 充(香川県農業試験場
研究会への問い合わせは、“委員長 坂 真智子 saka@ecoscience.co.jp”までお願いします
(2022.3.15掲載, 2022.12.5更新)