日本農薬学会第48回大会の御案内
無事、第48回大会を終了することができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
日本農薬学会第48回大会の学生優秀発表賞について
2023年3月8日から10日にかけて開催された第48回日本農薬学会大会において、
学生会員が発表者の一般演題を対象に、下記2演題を学生優秀発表賞として表彰いたしました。
受賞者には須恵雅之大会組織委員長(東京農業大)より表彰状を贈呈いたします。
岸端咲良(東京農業大)「Kujigamberol B の合成と構造活性相関」
近藤直純(北里大)「カイコ初齢幼虫を用いた高感度殺虫活性検出システムによる農薬シード化合物の探索」
Ⅰ.開催場所
開催場所東京農業大学世田谷キャンパス(〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1)
アクセス
小田急線:経堂駅下車 徒歩約15分
東急田園都市線:用賀駅下車
徒歩約20分 または 東急バス 祖師谷大蔵駅行 (用01)もしくは渋谷駅行 (渋22) 約10分
JR山手線:渋谷駅下車(西口)
小田急・東急バス 成城学園前駅西口行 (渋24) もしくは 調布駅南口行 (渋26) 約30分
会場
・総会、授賞式、受賞講演、特別講演:百周年記念講堂
・一般講演、シンポジウム、展示:1号館
・懇親会・祝賀会:残念ながら今回も開催中止といたします。
Ⅱ.会期および日程
令和5年3月8日(水)~10日(金)月・日 | 午前 | 昼 | 午後 | 会場 |
---|---|---|---|---|
3月8日(水) | 総会・授賞式 | 受賞講演・特別講演など | 百周年記念講堂 | |
3月9日(木) | 一般講演 | ランチョンセミナー | 一般講演、シンポジウム | 1号館 |
3月10日(金) |
Ⅲ特別講演
・浅野 哲(内閣府食品安全委員会 委員)
「残留農薬の安全性確保のためのリスク評価」
・加藤 拓(東京農業大学農芸化学科 准教授)
「吸着体としての土壌コロイドの化学的性質」
IV.受賞講演
業績賞(研究):滝川浩郷(東京大学大学院 農学生命科学研究科)「作物保護に資する生物活性天然物の合成化学的研究」
業績賞(技術):○佐藤英孝、原山博人、深津浩介、青木隆夫、泰永涼子(日本農薬株式会社)
「新規殺虫剤ベンズピリモキサンの開発」
V.シンポジウム
①3月8日 (百周年記念講堂)未来開拓シンポジウム (日本農薬学会 将来計画委員会)
「将来の植物保護に向けた応用微生物学」
1. 浅見行弘(北里大学 大村智記念研究所)
「生物活性物質の探索と植物保護への応用」
2. 永田裕二(東北大学大学院 生命科学研究科)
「土壌圏微生物による人工農薬分解のフロンティア」
3. ○阪井康能、由里本博也(京都大学大学院 農学研究科・応用生命科学専攻)
「葉圏C1微生物の生理・生態から明らかになる新たな炭素循環像とバイオスティミュラントとしての機能開発」
②3月9日 (1号館A会場 231教室)
「生命科学の新技術に学び、活かす」 (共催:農薬バイオサイエンス研究会)
オーガナイザー:太田広人(崇城大学 生物生命学部)、伊藤晋作(東京農業大学 生命科学部)
1. 「画像解析に基づく細胞の定量評価と認識」
檜垣 匠(熊本大学大学院先端科学研究部)
2. 「クライオ電子顕微鏡による構造解析から分かってきた回転分子モーターの反応メカニズム」
岸川淳一(大阪大学 蛋白質研究所)
3. 「RNA農薬実用化に向けた二本鎖RNAの発酵生産技術の開発」
臼田佳弘(味の素株式会社R&B企画部)
4. 「植物のコミュニケーション力を活かした揮発性バイオスティミュラントの開発」
山内靖雄(神戸大学大学院農学研究科)
5. 「構造ベース創農薬の利点と課題(仮)」
西ヶ谷有輝(株式会社アグロデザイン・スタジオ)
③3月10日(金) (1号館A会場 231教室)
「天然物化学は学びの宝庫」
オーガナイザー:矢島 新(東京農業大学 生命科学部)、斉藤竜男(東京農業大学 生命科学部)
1. 「植物に関連した天然物の合成から生物活性まで」
臼杵豊展(上智大学 理工学部)
2. 「テルペノイド二層系生合成に学ぶ架橋多環式天然物の網羅的全合成」
千成 恒(北里大学 大村智記念研究所)
3. 「天然物合成における2つのアプローチ」
早川一郎(日本大学大学院 総合基礎科学研究科・文理学部化学科)
4. 「植物防御物質であるエラジタンニンの統一的化学合成法の開発」
若森晋之介(東京農業大学・生命科学部)
VI.セミナーおよび展示会
ランチョンセミナー3月9日(木)
L1-1 Eurofins Agroscience Services (世話人企業:株式会社化学分析コンサルタント)
会場: E会場 (141教室)
演題:The importance of robust method development in complex analytical challenges
– Human Exposure as Case Study
演者:Michael Buckley and Mirko Lindner (Eurofins Agroscience Services)
L1-2 Battelle
会場: F会場 (131教室)
演題:Update on US EPA Regulatory Activities
演者:Phillip Cassidy, MBA (Head of US Regulatory Affairs)
L1-3 ラボコープ・ディベロップメント・ジャパン株式会社
会場: G会場 (132教室)
演題:Benefits, Opportunities and Challenges of (Q)SAR Modelling in Crop Protection
演者:Dr. Stefan Pudenz (Expert Consultant, Labcorp Crop Protection & Chemicals Regulatory Consultancy)
3月10日(金)
L2-1 JCPA農薬工業会
会場: E会場 (141教室)
演題:食料安定供給における作物保護の重要性~食料生産を取り巻く状況と作物保護産業の取組~
演者:廣岡 卓(JCPA農薬工業会 事務局長)
L2-2 Charles River
会場: F会場 (131教室)
演題:Application of Metabolomics as a Knowledge Driven Approach Towards Chemical Hazard Risk Assessment and Predictive Toxicology
演者:James O’Neill, MChem Ph.D. (Charles River Edinburgh)
L2-3 LANDIS International, Inc. (世話人企業:LANDIS International Japan 合同会社)
会場: G会場 (132教室)
演題:2023 Environmental Protection Agency Update and the Endangered Species Act
– 2023 米国EPAの最新情報と絶滅危惧種法について-
演者:Dennis R. Hattermann, Ph.D. (Director of Research, Regulatory and Marketing)
Tim Joseph (Senior Chemist and Project Manager)
技術士セミナー(ランチョンセミナー)
3月9日(木) H会場 (233教室)
タイトル等未定
展示会
1号館2階 一般講演・シンポジウム講演会場横ラウンジ
3月 9日(木)および10日(金) 9:00-17:00
出展:ソフィオンバイオサイエンス株式会社
Battelle Memorial Institute
株式会社LSIM安全科学研究所
株式会社ケー・エー・シー
株式会社ヤヨイ
株式会社化学分析コンサルタント
シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社
ビオブリッジ株式会社
一般財団法人生物科学安全研究所
ヴァーダー・サイエンティフィック株式会社
VII.一般講演申し込み
申込は締め切りました
VIII.一般講演について
講演はすべて、Microsoft PowerPointで作成されたファイルをプロジェクターで投影して行います。講演時にトラブルが起きないように、下記の注意点を参考にしてファイルの作成と受付を行ってください。● 原則として演者の方ご自身で操作していただきます。
● 講演会場には、スクリーンが2面あります(同一のものが投影されます)。演台は中央にありますので、必要に応じて演者左側のスクリーンを使って、レーザーポインターで指し示して下さい(レーザーポインターは大会側で用意します)。両面を示す場合は、PowerPointのレーザーポインター機能をご使用下さい。
● ファイル作成の注意点
(1)発表1題につき1つのファイルを作成し、ファイル名は「講演番号_講演者名」としてください。
例: A201_Nodai.pptx
(2)講演時間は1題15分(発表12分,質疑応答3分:演者入れ替えを含めた時間)です。また、遠距離からも十分見えるよう、文字のサイズやフォントの選択に留意してください。
(3)使用するノートパソコン(OS:Windows 10)には、Microsoft Office2016がインストールされています。最新のバージョン(Office365など)特有のアニメーション機能などを使用すると、正常に動作しない可能性があります。また、スライド中に使用するフォントは、文字化けを防ぐために機種依存文字の使用は避け、ファイルにフォントを埋め込むなどしてください。 また、スライドは縦横比16:9で作成してください。
(4)動画等を含む大容量のファイルはトラブルの原因になりますので避けてください。
(5)講演用ファイルはUSBメモリに保存し、ウィルススキャンをしてお持ちください。各講演会場において、各セクションの前に設けてあるファイル入れ替え時間に、 ファイルをPCのハードディスクにコピーし、動作確認を行って下さい。USBから直接の発表はお避け下さい。
基本的には講演直前の入れ替え時間に作業をお願いしますが、ご都合により、他の時間での移し替えを必要とされる場合は、スタッフにお声掛け下さい。また、万が一のトラブルに備え、発表用ファイルの入ったUSBメモリは、発表時にご持参ください。大会終了後は、講演会場用PCにコピーされた発表ファイルは組織委員立会いの下、確実に削除いたします。
IX.参加登録
・2022年12月1日より、大会ホームページで参加登録を受け付けます。参加登録、参加費の振込は大会当日まで受け付けますが、参加費の事前割引は2023年2月1日までとなります。また、2月1日までに参加登録・振込を完了された方には事前に参加証を送付し、世田谷キャンパス内Wi-FiネットワークへのアクセスID、パスワードを個別に付与します(予定)。参加登録費 | 備考 | ||
---|---|---|---|
大会参加費 (講演要旨集代金を含む) |
正会員 | 8,000円 | 2月2日(木)以降は10,000円 |
学生会員 | 3,000円 | 2月2日(木)以降は4,000円 | |
非会員 | 13,000円 | 2月2日(木)以降は15,000円 |
・大会当日、大会受付での参加費振込等はできません。
・一旦納入された参加登録費は返金いたしません。
X.託児室の利用について
大会期間中(2023年3月8〜10日)、託児室を開設します。事前予約制となっていますので、利用を希望される方はこちらよりお申し込み下さい。XI.世田谷キャンパスへの入構について
東京農業大学世田谷キャンパスでは、現在、コロナ感染症対策の一環として、学外の方の入構が制限されております。世田谷キャンパスへの入構の際は、参加証を正門および経堂門で学会スタッフにお見せ下さい(他の入口にはスタッフがおりませんので、この2カ所からの入構をお願い致します)。参加証がお手元にない方は、参加登録完了を示すもの(振込完了通知メールや領収書など)を印刷もしくはスマートフォン画面などに表示して、スタッフにお見せ下さい。なお、大会会場受付での参加申込・参加費振込はできませんので、予め参加登録を済ませるか、会場近くのコンビニエンスストアなどでお振込後、会場にお越し下さい。(状況により対応が変更になる場合もございますので、必ず、学会および大会HPで最新の情報をご確認下さい)
XII.広告、展示、ランチョンセミナー募集のご案内
申込は締め切りました〈申し込み・問い合わせ先〉
日本農薬学会第48回大会組織委員会委員長
東京農業大学 農芸化学科 須恵雅之
E-mail: sue[at]nodai.ac.jp
TEL: 03-5477-2323
※迷惑メール防止のため@を[at]に置き換えております。ご使用の際はお手数ですが記号へのご変換をお願いいたします。