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お知らせメール No.214
8月中旬以降に本開催案内をお送りしております。ヤフーのメールトラブル(8月下旬)のため、ご参加等のご連絡等が当方に届いていない場合があるようです。ご連絡をいただいた方で当方より「参加申し込みを受理しました」旨など返信を受理していらっしゃらない方がおられましたら、お手数をおかけし大変申し訳ありませんが再度ご連絡いただけますでしょうか。
第23回農薬レギュラトリ-サイエンス研究会シンポジウム
主 催: 日本農薬学会 農薬レギュラトリ-サイエンス研究会
日 時: 平成27年11月30日(月)10:30-17:00
場 所: 文部科学省研究交流センター・国際会議場
(〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-5 )
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/kouryucenter/index.htm
研究会参加費 : 5000円
情報交換会 : 5000円(オークラフロンティアホテルカメリア、17:30-19:30の予定)
テーマ:農薬の安全と安心のための急性影響評価の導入(仮題)
趣旨:
農薬の健康リスク管理は、食品などを通じて一生涯にわたって毎日摂取するとの想定から慢性暴露を基本としたリスク評価により管理されてきました。近年、特定の食品を短期に多量に食する可能性を考慮して農薬に急性的に暴露されることによる影響を科学的に評価する考えが導入され、食品ではリスク評価として急性参照用量(ARfD:acute reference dose)の設定及び急性参照用量に基づく食品中の農薬残留量の管理が既に実施されています。また、農薬の作業者や農薬散布地域の近隣住民の短期間暴露による影響のリスク評価を作業者暴露許容量(AOEL:acceptable operator exposure level)の設定及び暴露量の推定により行うことが検討されています。
農薬レギュラトリーサイエンス研究会では2014年に作業者暴露及び2012年に急性参照用量をテーマに取り上げシンポジウムを開催しました。今年度はそれらの討論を踏まえ、慢性暴露と急性暴露による影響評価が総合的に我々にどのように関与するかを考えるシンポジウムとして開催します。
講演者と講演題及び内容(講演内容、講演順は予定です。)
1. 生活協同組合東海コープ事業連合技術顧問・斎藤勲氏:
「残留農薬基準値超過時におけるADI・ARfDからみた安全性の考察」
食品中の農薬残留状況、基準値超過とADIやARfDによる食品衛生管理について
2. 名古屋市立大学大学院医学研究科・上島通浩氏:
「バイオロジカルモニタリングによる農薬の個人暴露評価」
殺虫剤の個人暴露量測定と健康リスク評価、ARfDレベルの暴露におけるバイオロジカルモニタリングによる疫学研究に基づいた実際の健康リスクと今後の課題について
3. 住友化学㈱ 生物環境科学研究所 環境科学グループ・田渕美穂氏:
「欧米における作業者暴露評価」
欧米における農薬散布時の農業従事者等への農薬の暴露による安全性評価の概要を紹介する。
4. JA全農さいたまの営農支援部 営農支援課 技術参与・鈴木栄一氏
「埼玉県における農薬指導に関する課題」
埼玉県における短期暴露評価問題を含めた農業者に対する情報提供方法と問題点について紹介するとともに農薬の使用に関する履歴記帳指導や散布者の暴露防止対策の実情について
5. 総合討論:
今回及び過去のシンポジウムの報告を整理し、急性暴露による影響のリスク評価及びリスク管理の適切なあり方を討論する。
参加申し込み、問い合わせは以下に、なるべくメールでご連絡ください。
参加申し込み先:
農薬レギュラトリ-サイエンス研究会 星野敏明(pssj_reg_science@yahoo.co.jp)
氏名、所属、情報交換会の参加の有無をご連絡ください。
ファックスでの連絡は農薬学会宛てにお願いします。FAX:03-5980-0282
申し込みをいただきましたら、確認のため参加申し込み受理しました旨、返信します。
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■ 「お知らせメール」に関するお問い合わせはこちら
nouyaku@mocha.ocn.ne.jp
■ 会員情報の確認・変更・配信の解除はこちら
https://service.dynacom.jp/acpartner/pssj/
■ 著作権は日本農薬学会に帰属します
日本農薬学会 http://pssj2.jp/
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