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お知らせメール No.264
日本農薬学会お知らせメール No. 264 生物的防除部会 平成29年度第1回講演会のお知らせ 2017.5.31
東京農業大学総合研究所 生物的防除部会 平成29年度第1回講演会のお知らせ
下記のとおり生物的防除部会 平成29年度第1回講演会を開催いたします。会員の皆様には是非ご参加くださいますようにお願い申し上げます。
日本農薬学会HP・会員専用・その他の連絡にも掲載しています。
http://pssj2.jp/inside/other.html
記
日 時 : 平成29年6月15日(木) 午後3時00分~5時00分
場 所 : 東京農業大学 1号館 2階 211教室
世田谷キャンパス http://www.nodai.ac.jp/campus/map/setagaya/
講演会 :
演題1 「気門封鎖剤のハダニおよびカブリダニに対する影響」
元 野菜茶研・東海物産(株) 浜村徹三 氏
< 講演要旨 >
ハダニの防除はカブリダニを用いたIPMが極めて有効である。殺ダニ剤でカブリダニに影響の無い剤は始めはうまくいくが、すぐに抵抗性が出て使えなくなる。(例えばダニサラバ、スターマイトなど)。薬剤抵抗性が付かないと言われる気門封鎖剤はハダニへの効果、カブリダニへの影響は必ずしも明らかではない。8種類の薬剤を用いて、ナミハダニ、ミヤコカブリダニ、チリカブリダニに対する影響を明らかにした。この種の試験は方法によってかなり振れがあると考えられるが、1事例として情報提供したい。
演題2 「ミナミキイロアザミウマの過去・現在~生物防除を中心に~」
元 農研機構・野菜花き 河合章 氏
< 講演要旨 >
ミナミキイロアザミウマが重要害虫化したのは、日本が初めてであり、その後、世界各地に拡大した。当初は、有力天敵がいないとされたが、その後、ヒメハナカメムシ類が有力とされ、利用のための研究が進められ、さらに多くの天敵が利用されるようになった。本種の発生の経緯、天敵利用研究の進展等について述べる。最後に、本種が「生物兵器」として利用された問題についても述べる。
非会員の法人からの参加費用は一人5,000円となります。個人の方は2,000円です。
なお、講演会終了後、講演者らを囲んでの懇親会(参加費3,000円)を予定しています。ぜひご参加ください。
¶講演会への参加申し込み・お問い合わせは
生物的防除部会会長 和田哲夫 wada_tetsuo@yahoo.co.jp までお願い致します。
日本農薬学会
http://pssj2.jp/
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